ものづくり仕事において一番難しいのは売る事
今回は15年ものづくり仕事に携わった私の経験談を紹介します。
ものづくりの目的は売上を作り、継続していく事です。
ビジネスをする上でよくマーケティングが必要だ。
という言葉を聞くと思います。
今回はマーケティングについて書きます。
ものづくり仕事におけるマーケティングとは
マーケティングとは平たく言えば
「売れる仕組み」 である。
- 顧客が欲しいものを作る
- 世の中に貴重なものを作り出す
- 大量に作って安く売る
色々なマーケティングがあります。
SWAT分析 有名ですね。
まず自社の強み、弱み、機会、脅威などを洗い出して自社が一番良い方法を導かせる事。
市場は生き物で何を求めているか日々変わります。情報アンテナを張りそれを基に行動に移す。
ものづくり仕事における強みの見つけ方
自分しか持っていない技術、会社が持っている貴重な設備、人材などいろいろありますが、一番わかりやすい強みは「人から頼まれる仕事」です。
- あの人はデザインが上手い
- あの人は納期が早い
- あの人はなんでも知っている
- あの会社はコストが安い
- あの会社でしか作れないものがある
私の場合は「メガネ関連の商材を作りたいから、とりあえず相談しました」といった相談が多いです。
あなたも何か人から頼まれる仕事があると思います。それがあなたの強みです。
ものづくり仕事は強みを伸ばす
最近のマーケティングにおいては弱みより強みをより尖らせようという傾向です。
強み=差別化 なのでより他社を引き離せる可能性があるからです。
短距離の選手は短距離の練習しますよね?
プロ野球選手は子供の頃から野球の練習をしていますよね?
企業にも同じことが言えます。
強みがわかった、強みを伸ばしている、その後は?
それは知ってもらうことです。
どんなに素晴らしい強みがあったとしても、知ってもらわないと、市場には、強いては欲しい人には届きません。
昔は口コミしかない時代もありましたが、今ではSNSで全国に瞬時に発信できるツールがあります。是非活用しましょう。
最初はやり方も分からないと思いますが見よう見まねでいいので始めることが大事です。
ものづくり仕事は行政に相談することも大事
今は行政と連携することは必須です。
ものづくりをする上で必要な試作、設備投資、広告宣伝などコストがかかりますよね。
行政の補助金でまかなえるケースが多いからです。資金調達以外にもデザイナーの紹介、ビジネスマッチングなど企業も支援する企画がかなり増えています。
1人で悩まずに行政にも相談してみましょう。
最後に。。
ものづくり仕事のマーケティングに効果的なのは成功している企業を真似ること。
成功している=市場にマッチしていてマーケティングができている。
日本のものづくりが元気になって、次世代に継承できることを心から願っています。
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