野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

冬の野鳥⑤

2017-01-05 18:00:53 | 散歩

 暮れと正月の6日間の休みは毎日好天気に恵まれ、

風もなく近くに出かけては日向ぼっこを楽しむ。そんな穏やかな、

まるで祝福されたかのような日々を過ごすことができた。

今日からは仕事始め、弛み呆けた体に少しは活を入れなくては……。

 

 さて今回も昨年から撮りためた野鳥をご覧頂こう。

今年は当たり年なのかもう数か所でお目にかかれたベニマシコ。

この日はなかなか藪から出てくれなかった。

 

 暫らく待ってやっと出てくれた♂

 

 引き続いて♀も

 

 別の日の別の場所、水飲み場にやってきたシロハラ。

 

まずは辺りを警戒して

 

おもむろに水を飲む

 

ちょっと安心したのか、小石に飛び乗りポーズ

 いつ見ても金色のアイリングが可愛い

 

 これも違う公園。歩いていると「ヒッヒッ、カッカ」という鳴き声とともに

ジョウビタキの♀が目の前に突然飛び出した。

 

 こちらは白いアイリング、これもやはり可愛い

 

 暫らく見とれていたら「あまり見ないで」とばかりに睨まれた。

 

 天気の良い日向ぼっこ日和の元日。3mばかりの高さの枝先にシメを見つけた。

 

 口にくわえているのは何かの木の実

 

 警戒心が高い鳥なので普段は低い枝には止まらないのだが

この日は気分が良かったのか、それとも元日のサービスなのか近くに止まってくれた。

 

 「ツィーッ」と一声鳴いて近くの仲間に呼びかけた。

 

 お終いはアトリ。散歩中、近くの河原で見かけた。アトリも今年はよく見かける。

全体地味な鳥なのだが、喉から胸にかけての橙色や腰の部分の白色と

黄色い嘴、黒い尾、黒橙白に塗り分けられた翼と見ていると飽きない鳥だ。

 

見上げると木の枝にも数羽来ている。

 

 欲張ってもう少しと近づいたら、当然のように逃げられた。今年こそは鳥追い人に

ならないように思っていたのに……。

 

 この辺で。