暮れと正月の6日間の休みは毎日好天気に恵まれ、
風もなく近くに出かけては日向ぼっこを楽しむ。そんな穏やかな、
まるで祝福されたかのような日々を過ごすことができた。
今日からは仕事始め、弛み呆けた体に少しは活を入れなくては……。
さて今回も昨年から撮りためた野鳥をご覧頂こう。
今年は当たり年なのかもう数か所でお目にかかれたベニマシコ。
この日はなかなか藪から出てくれなかった。
暫らく待ってやっと出てくれた♂
引き続いて♀も
別の日の別の場所、水飲み場にやってきたシロハラ。
まずは辺りを警戒して
おもむろに水を飲む
ちょっと安心したのか、小石に飛び乗りポーズ
いつ見ても金色のアイリングが可愛い
これも違う公園。歩いていると「ヒッヒッ、カッカ」という鳴き声とともに
ジョウビタキの♀が目の前に突然飛び出した。
こちらは白いアイリング、これもやはり可愛い
暫らく見とれていたら「あまり見ないで」とばかりに睨まれた。
天気の良い日向ぼっこ日和の元日。3mばかりの高さの枝先にシメを見つけた。
口にくわえているのは何かの木の実
警戒心が高い鳥なので普段は低い枝には止まらないのだが
この日は気分が良かったのか、それとも元日のサービスなのか近くに止まってくれた。
「ツィーッ」と一声鳴いて近くの仲間に呼びかけた。
お終いはアトリ。散歩中、近くの河原で見かけた。アトリも今年はよく見かける。
全体地味な鳥なのだが、喉から胸にかけての橙色や腰の部分の白色と
黄色い嘴、黒い尾、黒橙白に塗り分けられた翼と見ていると飽きない鳥だ。
見上げると木の枝にも数羽来ている。
欲張ってもう少しと近づいたら、当然のように逃げられた。今年こそは鳥追い人に
ならないように思っていたのに……。
この辺で。