冬鳥を求め今日も公園にやってきた。ここは街中にある公園としては
ルリビタキを見ることができる希少な公園だ。
ルリビタキは小型ツグミ類に分類される冬鳥。
冬枯れの進んだ林床で特有の鳴き声が聞こえる。これが手がかりだ。
同じ仲間に属するジョウビタキのヒッヒッという鳴き声に比べ、ギュッギュッという声で鳴く。
声を頼りに藪の中を探すと見つけた。
ルリビタキは冬低山の斜面や渓谷沿いの藪にいることが多い。が、寒さが厳しくなり、
積雪があったりすると街中の公園で見かけることも多くなるようだ。
オスは体の上面が青色となり、白い眉班と脇のオリーブ色がとりわけ美しい。
我々素人カメラマンにとって嬉しいことに、この鳥は人が近づいてもすぐには
遠くに飛び去ることはなく、暫らくは付近にとどまってくれる。
時折見せる羽ばたきの仕草が可愛い
これはちょっと離れたところいた別の個体。
右眉の上に傷があるようだ。
この日は、狭いこの公園で3羽のルリビタキ(♂2羽♀2羽)を見ることができた。
尾羽の縞模様も美しい
冬枯れした野茨の茎に止まっている。
こんな魅惑的な野鳥に出会うと思わず小躍りしてしまうのは私だけだろうか。
この辺で。