福島潟には何度か訪れているが、雪のない季節に訪ねるのは
今回が初めてだ。訪ねたのは3月下旬、雪は見えないものの
吹く風は結構冷たかった。
福島潟のシンボルマークとなっているビュー福島潟。逆さ巻貝のような独特な建物だ。
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菜の花が咲きだしていた。今頃はもう満開になっているだろう。
見えている建物は潟来亭(かたらいてい)。
そのわきを通り抜けると、広々とした空の下に福島潟が見えてくる。
真ん中に見えるのはヨウモツ小屋。ヨウは魚、モツは待つの意。つまり
漁のための魚待ち小屋といったところ。
菜の花畑の上空を頻りにヒバリが囀っている。
なかなかカメラでは捉えきれないほど空の高みで鳴いている。
背後の山は五頭連峰だろうか
私が訪ねた少し前にヨシ原の野焼きが行われたようだ。まだ焦げ臭いにおいが残っていた。
真ん中の小屋はカモウチ小屋。
上空をノスリのような、ミサゴのような鳥が飛んで行った。
冬季にはたくさんのヒシクイや白鳥たちがいたはずだが、すべて北の国に渡って行ってしまった。
奥の方にはコガモやマガモたちがまだ残っている。
目の前をカンムリカイツブリが泳ぎ去って行った。
背景の山々は飯豊山塊
たくさんの水鳥たちで賑わっていたのが、まるでなかったかのように
湖面は静まり返っていた。
この辺で。