野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

早春の福島潟

2017-04-05 17:53:15 | 旅行

 福島潟には何度か訪れているが、雪のない季節に訪ねるのは

今回が初めてだ。訪ねたのは3月下旬、雪は見えないものの

吹く風は結構冷たかった。

福島潟のシンボルマークとなっているビュー福島潟。逆さ巻貝のような独特な建物だ。

 

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 菜の花が咲きだしていた。今頃はもう満開になっているだろう。

見えている建物は潟来亭(かたらいてい)。

 

そのわきを通り抜けると、広々とした空の下に福島潟が見えてくる。

 

真ん中に見えるのはヨウモツ小屋。ヨウは魚、モツは待つの意。つまり

漁のための魚待ち小屋といったところ。 

 

 菜の花畑の上空を頻りにヒバリが囀っている。

 

  なかなかカメラでは捉えきれないほど空の高みで鳴いている。

 

 

背後の山は五頭連峰だろうか

 

 私が訪ねた少し前にヨシ原の野焼きが行われたようだ。まだ焦げ臭いにおいが残っていた。

真ん中の小屋はカモウチ小屋。

 

 上空をノスリのような、ミサゴのような鳥が飛んで行った。

 

 

冬季にはたくさんのヒシクイや白鳥たちがいたはずだが、すべて北の国に渡って行ってしまった。

 

 奥の方にはコガモやマガモたちがまだ残っている。

 

 

 

 

 

 

 目の前をカンムリカイツブリが泳ぎ去って行った。

 

背景の山々は飯豊山塊

 

 

 

たくさんの水鳥たちで賑わっていたのが、まるでなかったかのように

湖面は静まり返っていた。

 

 この辺で。