久しぶりに晴れ上がったので柳瀬川沿いを歩いた。
車を止めたのは金山調整池の駐車場。
目の前の小道は金山調整池にいたる 散策路
水の中の小魚を狙うカワセミ
今は冬鳥もいないのでのんびりしているカルガモ
今日はどこへ行ったのか、望遠レンズを覗くオジサン軍団は見当たらない
土手の上の農産物直売所
それにしても空が広い。「抜けるような空が痛い」とうたったのは岡林信康だったか。
うたわれたように本当に「申し訳ないが、気分がいい」
今まで雨の日が続いたその分だけ、開放感が体を突き抜ける。
バッタが次々と飛び跳ね、すぐ近くをトンボが掠めていく
ここはまだ東京と埼玉の県境。その割には自然がたっぷりと残され、
そして何より空が広い。
川の土手には初秋に咲くツルボとヒガンバナ。
ヒガンバナは桜並木に沿って植栽されたものだが、年月がたち随分と立派な群生になってきた。
浅川マキの歌に ♪悲しい恋なら何の花、真っ赤な港の彼岸花♪というのもあった。
彼岸花は異名も多く、有名な曼珠沙華のほかに死人花、地獄花、幽霊花、捨て子花、狐花など数えきれない。
ナミアゲハが集まってきた
いずれにせよ此岸から見るヒガンバナは何とも妖し気な花ではある。
季節の移ろいを知ってか知らずか、柳瀬川は穏やかに流れている。
この辺で。