国際結婚ならではの悩みのひとつに、それぞれの言葉をどう教えていくかだと思います。うちはベトナムで、ベトナムの家庭の中で育てているので、日本語を話す時間がなくなりがちです。おじいさんやおばあさんがいろいろしてくれるのは有難いのですが、ベトナムは孫にべったりなので、ちょっと嫌です。
特に妻のお父さんとお母さんが孫をかわいがる姿を見ると、自分の両親にそうさせてあげられない自分が辛くなるときがあります。
ベトナム人って、日本人以上に優しいときがありますが、そんな優しさにちょっと苛立ってしまうこともあります。もう、話しかけないでってときも、無理やり話しかけられたり。
子供の日本語教育については、親として情けないけど、ちょっと諦めかけています。でも、子供にはしっかりと教育はしていきたいのですが。一人では何もできませんね。もっと妻にも協力して欲しいのですが、それは自国にいるのですから、わざわざ日本語を話すこともないのだろうと思います。
日本も同じだろうし、どこの国でも同じだと思うけど。いい加減にしろって思うことがたくさんある。もっとはっきり言えばいいのかな?悲しむの分かるからあえて言わないのに、本当にべったりしてるから、日本語で話す機会もないよ。
異文化の中で、いろいろ辛いことがありますが、子供が風邪を引いたときの対処法の違いもあるんです。それでぶつかる事もあります。中国と似ているのかもしれませんが、風邪の時は、お風呂にさえも入れないんです。それが、自分にとっては嫌なんですが。妻よりも妻の両親から注意されますので嫌ですね。