詩
2013年05月07日 | 花
花
川崎 洋
花の名だけは 知っていて
花そのものは 知らない
そんな花があります
愛という字は
よく知っているのですが
そして
愛そのものも
知っているつもりだけれど
降るような花の下を行くと
いったい
何を知っているのか
と 急に思います
私の大好きな詩です。
静かに移ろう季節の中にいると ちっぽけな自分にタメ息をつく日々も多い。
そんな時は ほんとうに野の花に慰められる。。。
1ヶ月前の画像ですが。
今は綿毛になって自由に広い空の下で舞っていることでしょう。