當麻曼荼羅完成1250年記念
特別展 當麻寺-極楽浄土へのあこがれ- に行く
6月2日までの会期で 急かされるような気持ちで行ってきた。
当麻寺には2回行ってるのかな、中之坊の絵天上が心に強く残っている。
一晩で當麻曼荼羅を織り上げた中将姫は藤原不比等の曾孫にあたる。
天平宝字(763)、極楽往生を願って一晩で織り上げたというけれど
折口信夫「死者の書」では
その曼荼羅の材料である蓮の茎…を集める老婆(阿弥陀仏の化身)が登場する。
読んでいるときはちょっと難しかったけれど
当麻寺に行っていろんな伝説の話を聞けば
いくつかの疑問が解けてきたことを思い出す。
そして 肝心の當麻曼荼羅だが本物は会期の後半から文亀本 ? というのに変わっていた。
でも最近のコンピューターにより隅々まで拡大画面になるなど ばっちりの解説です。
この中将姫は29歳で西方浄土に迎えられたそうですが
そのときに迎えにこられたという阿弥陀三尊と二十五菩薩像が私には強く心に残った。
小ぶりだけれどいろんな楽器を持った二十五菩薩像が印象的だった。
雨の奈良公園。
例年より早い梅雨入りに ちょっと戸惑ってます。