自分が思い描く未来に、君はいる。
君が思い描く未来に、僕はいるのだろうか?
僕が僕でありたいから、君に力を貸し続けている。
事態は変わる。
途方もない戸惑いを覚えた。
欠如した何か空虚のようなものが
簡単に埋まるとは思えなかった。
元からあるものではない。
あるべきものでもない。
天衣無縫な笑顔を振りまいていた君が
僕の前で笑わなくなった。
後に残されたのは たった一人の僕だ。
振り返る。
二人の足跡はくっついたり離れたりしながら、
それでも同じ方向に向かってのびてきていたはずだ。
でも、一組の足跡はそこでしばし途絶える。
歩くことを許されないからだ。
残された人は “見送る人” ではない。
だから、これからどこへ行けばいいのかもわからずに
薄暮の空をじっと見あげているしかない。
君が思い描く未来に、僕はいるのだろうか?
僕が僕でありたいから、君に力を貸し続けている。
事態は変わる。
途方もない戸惑いを覚えた。
欠如した何か空虚のようなものが
簡単に埋まるとは思えなかった。
元からあるものではない。
あるべきものでもない。
天衣無縫な笑顔を振りまいていた君が
僕の前で笑わなくなった。
後に残されたのは たった一人の僕だ。
振り返る。
二人の足跡はくっついたり離れたりしながら、
それでも同じ方向に向かってのびてきていたはずだ。
でも、一組の足跡はそこでしばし途絶える。
歩くことを許されないからだ。
残された人は “見送る人” ではない。
だから、これからどこへ行けばいいのかもわからずに
薄暮の空をじっと見あげているしかない。