僕の人生の今は何章目ぐらいなんだろう?

昨日に戻りたいと思うよりも、
今日を楽しみ、
明日が待ち遠しいと思える、
そんな人生を送りたい。

今年の10大ニュース 番外編

2006-12-28 15:03:45 | ヒトの気持ち
番外編 M.シューマッハ引退表明
ついに決意しちゃいましたね。
フェラーリの地元モンツァで前人未到のF1GP90勝を挙げた矢先の引退表明。
A.セナ亡き後、ひとりでF1を引っ張っていった彼の功績は計り知れないものがあるけど、何より不調続きの名門フェラーリをトップの座へ導いたのが凄い。
A.プロスト、G.ベルガー、J.アレジなどのドラバーを招いても
’83年以来16年もの間勝てなかったチームを彼は4年間掛かったとはいえ、
その後6年連続してチャンピオンチームにし、今日までその強さを維持してきたのだから、心から「ご苦労様!」と言いたい。

僕がF1GPに興味を持ち始めたのはA.プロストの全盛期。
マクラーレンにポルシェのエンジンを搭載していた頃の事です。
苦悩続きのフェラーリを応援するも全く勝てず、
その後ホンダのターボエンジンにやられてしまい、
A.セナという天才ドライバーが頂点を極めていた頃、
メルセデスの秘蔵っ子として現れたのが彼だった。
その彼がベネトンで活躍をしていた頃、フェラーリはなりふり構わず凄い決断をすることになったのです。
ホンダから後藤治を引き入れエンジン開発のリーダーに置き、
M.シューマッハというドライバーを呼んできたのを見たときは、
さすがの私も唖然としてしまったけど、
そのシューマッハが頑張っても勝てない時期を見続けていたら、
更に一層フェラーリを応援したくなったのを覚えています。
冷血そうに見えた彼の顔が、人間味溢れるように見え始めたのはこの頃だったのかもしれません。
去年アロンソに破れ、今年その巻き返しを狙っていた頃と似たような雰囲気がありました。
「気力の衰え」これが引退の理由。年収100億を超える超一流のアスリート。
他のスポーツに比べ、常に危険と背中合わせに戦っている事の大変さは、我々の想像を超えるものがあるに違いない。まだまだ勝ち続けることが出来るのでしょうけど、この決断はもう十分役目を果たしたと誰もが認める事なのでしょうね。
この時期に引退したとしても、彼の記録を破るドライバーは当分現れない事でしょう。

マイケルお疲れ様
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今年の10大ニュース第2位

2006-12-28 14:54:27 | ヒトの気持ち
第2位 私は今日まで生きてみました・・・

そして今私は思っています。
明日からもこうして生きていくだろうと。。。

今年31年ぶりに行なわれた、
拓郎のつま恋コンサートに参加し、
涙してしまったのは僕だけなのでしょうか?
30年も前の彼が、今の心境を語って作った詩では決してないはずの歌が、
どうしてこんなに胸を打つのか。
人生、繰り返しの連続だってことを、
物語っているのでしょうか。

この一年、辛い事から逃げ出してしまいたくなっていた。
何かにしがみつきたい衝動に駆られ、必死に生きていた。
自分の胸の想いを誰にも語る事が出来ず、
眠れない日々が続いていた。
昨年末に最悪の結果が出てしまった日、
都橋のマスターに胸中打ち明けた
僕の胸の内を察しているかのような言葉がその人の口から出たとき、
言い知れない感情が溢れてきた。
強がって生きている自分がここには居て、
それを誰かに助けてもらう事が恥ずかしい事だという感覚が
いつの間にか身に付いてしまっている。
その自分に素直に正直に生きてきた事に対して自分なりの自負があった。
間違った事はしてはいないけど、矛盾する事がまかり通ってしまうこの世の中に、
負けそうになっていた時にもらった初めての言葉と、
自分の気持ちがこの言葉とオーバーラップする。

私には私の生き方がある。
それは、おそらく自分というものを知ることから始まるものでしょう。
けれどそれにしたって、どこでどう変わってしまうか
そうです、わからないまま生きて行く、明日からのそんな私です。

僕は今のところ生きています。成功しています。
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