ジョニーと呼ばれる投手が帰ってきた。

入団時に自分を「ジョニーと呼んでくれ」と言った。
同じ年にドラフト1位で入団した大村三郎が登録名を「サブロー」としたことで、大村への対抗意識から前述のようなアピールをしちゃった。
日本時代のイチローがその実力を認めた投手。
しかし、弁当の呪いさえなければ・・・
弁当が発売されると、モチーフとなった選手に何らかの不幸が降りかかる」という話がまことしやかに語られるようになった。
代表的なものでは「イラブ弁当」「「小坂スチール弁当」「石井浩郎弁当」「ジョニー黒木弁当」「ベニーちゃんのロコモコランチボックス」「イ・スンヨプ（李承）ホームラン弁当」現在、福浦和也が弁当の依頼を断っているのをみると、
この話はある程度は察知されているのかもしれない。

弁当の話はこれぐらいにして、もしジョニー黒木が投げるなら

仕事も学校も休んで球場へ行こう。
一日くらい休んだってどうにかなるさ。
どうしても行けない人は、せめて試合経過を逐一チェックしよう。
やっと、やっとジョニーが帰って来たんだ。
球場へ行く人はカメラを持っていこう。
スタメン発表直後のスコアボードはそれだけで絵になるはずだ。
売り子さんからは普段より1杯余計に買ってあげよう。
グラウンドに背を向けていても、スタッフだってこの日を待ち焦がれていたんだ。
精一杯の大声で声援を送ってやろう。
人一倍ファンの後押しを欲しがるのがジョニーなんだ。
相手を打ち取ったら、本気で誉めてやろう。
もし連打食らい始めたら、本気で叱り飛ばしてやろう。
かつてローテの軸だった時だって、そうしてきてたじゃないか。
マウンドを降りたら、せめてねぎらいの言葉をかけてやろう。
一軍で投げられたんだ。無事に投げ終えたんだ。エースが復活したんだ。
そして、もし勝利投手になれたら…

その時は、ジョニーと一緒に泣こうや。
宮崎訛りのヒーローインタビューを聞きながら、
ファン続けてきたことを誇りに思いながら、
球場係員に帰れと言われるまで、スタンドで泣こうや。