ベッドがなくなる、さようなら。

ついにいよいよベッドが無くなる。
今日この部屋から運び出される。
今日の江ノ島は肌寒く、外はこんなに晴れているのに。
センチな俺の気持ちを助長するような天気だ。

1年半前。ココに引っ越してきた。
しかも決別し記念すべき日に。

あれから約1年半の月日が流れ、
俺が置かれている状況が一変した。

そして、今日ベッドが無くなる。

あのベッドよ、素敵な思い出をありがとう！

　　君といて　とても楽しかったよ
　　幸せな気分になれたよ
　　歌うことの素晴らしさを
　　教えてくれた気がするよ

　　さようなら　でもまた会おうね
　　軽く手を振って行くからね
　　さようならの唄だけは　置いて行くよ
　　僕らの新しい出会いの為に

さようなら、この部屋。そして、ベッド…。