ボートでの遊覧を楽しんだ後は、
朝食を食べに行きました。
日本人女子におすすめのお店へ
連れて行ってもらいました。
Monalisa (モナリザ)
オムレツとミルクティーを注文。
おしゃべりに夢中で写真は撮り忘れました。
ここは雰囲気もいいし、美味しいです。
お店のおじさんも優しいです。
そしてなんたって安い。
毎食ここでもいいくらい。
オムレツ 30Rs.(約50円)
ミルクティー 20Rs.(約35円)
ね、安いでしょ。
朝食の後はゲストハウスに戻って仮眠。
昨夜は遅かったし今朝は早かったし
あまり寝ていないので。
ゲストハウスにランドリーサービスを出しました。
1枚20Rs.(約35円)×4枚。
ランドリーサービスは洗うのは洗濯機ですが、
乾燥機はないので室内干しです。
階と階の間が格子状になっていて
そこに干してありました。
休憩の後、日本人女子と
昼食を食べに出かけました。
また日本人女子おすすめのお店。
Spicy Bites (スパイシーバイツ)
ここは日本食があるんですよ。
からあげ定食を注文。
お味噌汁とおしんこ付ですよ~。
ご飯はインド米ですがパサパサしていなくて、
しっとり炊かれていました。
美味しかったです。
からあげ定食 150Rs.(約260円)
昼食を食べた後は、
マニカルニカー・ガートへ行きました。
マニカルニカー・ガートは火葬場です。
バラナシのガンガー沿いには2つの火葬場がありますが、
大きい方です。
歩いているとインド人のおじさんが、
「ノーカメラ」と教えてくれます。
「OK、わかってるから」と私たち。
火葬場は写真撮影が禁止されています。
撮らなくてもカメラをぶらさげているだけでも
モメる原因になるのでバッグの中に入れておきました。
かなり近くまで行って見学しました。
火葬台はいくつかあります。
葬儀社(?)が薪を組んで準備します。
そこへ白い布に包まれた遺体が親戚たちによって運ばれてきます。
薪の上に遺体を寝かせ火を着けます。
火はすぐに燃え広がって布も焼けてしまうので、
遺体(もちろん顔まで)があらわになります。
遺体が焼けていく様子を間近で始めて見ました。
日本も火葬なので同じなのですが、
さすがに見えませんからね。
ネパールでもインドと同じような
火葬場を見学したことがありますが、
→「ネパール カトマンズ編 3」
あの時は少し離れていたので、
何となく人の形がわかる程度でした。
今回は顔も指も燃えていくのがはっきり見えました。
ヒンドゥー教は輪廻転生の死生観です。
魂は生き返り、永遠に繰り返されると信じられています。
なのでお墓はありません。
遺灰をガンガーに流すことは
ヒンドゥー教徒にとって最大の喜びだそうです。
バラナシで火葬してガンガーに
灰を流してもらいたくて、
ここで何ヶ月も死を待つ老人もいるそうです。
ヒンドゥー教徒でも火葬されない人たちもいます。
子供、妊婦、事故死の人、ヘビにかまれた人(?)などは、
黄色い布に包まれて重りをつけて
ガンガーにそのまま沈めるそうです。
重りの紐が切れると遺体が浮き上がってきて
時々ぷかぷか流れているとか。
私は見ませんでしたが。
そんな河で沐浴したり、洗濯したり、
子供は無邪気に泳いで遊んだり。
「死は不浄ではない」と考えられているんですね。
生と死が常に隣り合わせだなと。
日本ではお葬式帰りに塩をかけて清めたりしますよね。
いろいろ考えさせられる、
でも決してイヤな感じはない不思議な場所でした。