週末の楽しみは映画ぐらいです。
ブログに書いていなくてもほぼ毎週末2~3本観ています。
今回ご紹介する映画は、2007年にアメリカで制作された映画で原題は「The Bucket List」。
邦題は「最高の人生の見つけ方」です。
英語で「Kick the bucket」には「死ぬ」という意味があります。
首を吊る時に最後に台にしたバケツを足で蹴るからだとか。
それで「The Bucket List」は「死ぬまでにやりたいことのリスト」という意味で使われるようです。
映画では、たまたま病院で同室となった2人の男性がそれぞれ余命6ヵ月と宣告されます。
1人は自動車整備士として働き幸せな家族がいるカーター(モーガン・フリーマン)。
もう1人は大富豪だけど見舞客は秘書のみという孤独なエドワード(ジャック・ニコルソン)。
仕事も環境も全く異なる2人が、死ぬまでにやりたいことを書き出して実現するために人生最後の旅をする。
その旅で見つけたものは・・・という話です。
2人のバケットリストはこんな感じ。
「スカイダイビングをする」
「ピラミッドを見る」
「ライオン狩りをする」
「万里の長城をバイクで走る」
「タージマハルを見る」
「マスタングを運転する」
「刺青を入れる」
「世界一の美女にキスをする」
「見ず知らずの人に親切にする」
「荘厳な景色を見る」
「泣くほど笑う」
「エベレストに登る」
他にもあったかな?
映画の中ではエドワードの莫大な資金を使って次々と実現させていきます。
ところで、この映画は2019年に日本でリメイクされました。
日本版では主人公は女性になっています。
家庭に人生を捧げてきた専業主婦のサチエ(吉永小百合)。
仕事に人生を捧げてきた大富豪のマコ(天海祐希)。
こちらも余命宣告を受けた2人が偶然同室となり「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行する旅に出る、と設定は同じです。
少し違うのは、アメリカ版は自分たちがやりたいことをリストにしましたが、日本版は病院で出会った12才の少女が落としたやりたいことリストを実行していくところ。
リストの中身も少し違います。
「スカイダイビング」や「ピラミッドを見る」などは同じですが、
「ももクロのライブに行く」
「日本一大きなパフェを食べる」
「ウェディングドレスを着る」など、12才の少女らしい夢もありました。
日本版も、旅をしていく中で・・・
私は洋画派で邦画はほとんど観ないのですが、この映画はアメリカ版がまずまず良かったので、観終わった後にすぐに日本版を観ました。
どちらも良かったのですが、個人的には日本版の方が主人公が女性という点で共感できる部分もあり、より良かったかなという感想です。
片方の主人公が大富豪という設定で、プライベートジェットで世界中を飛び回るあたり、絶対無理でしょという部分もありますが、まぁそこは映画ですからね。
旅をする中でそれぞれが人生と向き合うところが良かったです。
死ぬまでにやりたいこと。
そういえば何年か前にちょっとはやりましたね。
この映画の影響だったのでしょうか。
当時は考えませんでしたが、映画を観て私もちょっと「死ぬまでにやりたいことリスト」を作ってみようかなと思いました。