PM3時、予選が始まりました。
ここからは写真がほとんどありません。
予選は大事ですから写真を撮っているヒマはありませんでした。
予選はQ1、Q2、Q3の3つのセッションから構成されています。
Q1は18分間で行われます。
全20台が各自のタイミングで走行しタイムを計測します。
上位15台がQ2に進めて、16位以下はここでノックアウトとなりこの順位がそのまま決勝のスタート順となります。
ガスリーは17位でQ1敗退。
角田は12位でQ2に進めました。
会場は大盛り上がりです。
フェルスタッペンはトップ通過と余裕。
ペレスは5位通過。
今シーズン限りで引退するベッテルは15位とギリギリ通過。
7分間のインターバルを挟んでQ2が始まります。
Q2は15分間で上位15台が走行します。
Q1の順位はリセットされます。
上位10台がQ3に進めます。
角田は13位と惜しくも突破ならず。
会場は大きなため息。
ペレスがトップ通過、フェルスタッペンは3位通過。
ベッテルが10位でまたもギリギリ通過。
ベッテルがんばっています。
8分間のインターバルを挟んでいよいよ12分間のQ3。
Q3のタイム順が決勝のスタート順となります。
トップとなったのはフェルスタッペン。
2番手のルクレールとはわずか0.01秒差。
超接戦を制してポールポジションを獲得しました。
3番手のサインツもフェルスタッペンと0.057秒差。
4番手のペレスは0.405秒差とちょっと離されました。
ん~ペレスもうちょっとがんばらないと。
ベッテルは9番手タイム。
最後の鈴鹿での1回1回のアタックに渾身の力を振り絞っていました。
アストンマーティンのマシンで全力を出しきりました。
Q3最後のアタックを終えるとベッテルの無線から「アリガトウゴザイマス、スズカ」と日本語が聞こえました。
予選後ベッテルは「その言葉は自然と出た。」と語りました。
会場はホンダ勢の応援が一番多かったけど、次に多かったのはベッテルの応援でした。
私たちもベッテルに声援と拍手を送りました。
「アリガトウゴザイマス、スズカ」
ベッテルのこの言葉を聞いて思わず涙しました。
明日の決勝も応援します。
予選が終わるとトップ3にインタビューが行われます。
そのインタビュー場所は私たちの席の目の前でした。
手を振って声援に応えるフェルスタッペン。
フェルスタッペンとルクレール。
インタビューを受けるフェルスタッペン。
明日はいよいよ決勝です。
ポールが獲れたことで優勝に大きく近づきました。
期待が高まります。