3月から、東京と呉を行ったり来たりしながら病気で入院しているお義母さんの介護をしてきた。
残念な事に、5月4日に亡くなってしまった。
この間に、嫁姑戦争が勃発したのだけど、最終的には仲直りして病院では嫁姑掛け合い漫才みたいな会話が出来て、病院にいる間は楽しかった。
ただ、お義母さんから「私はあとどれくらい生きられるのか?正直に教えて」と言われた時は辛かった。
嘘はつけない、しかしどれだけ生きられるのかは誰にも分からないので、そんなときは「それはお義母さん次第だよ、お義母さんが生きたいと思えば長く生きられるし、もうだめだと諦めたらそこまでだから、だからバイオフィードバックで頑張ろうよ」と答えていた。
そうするとお義母さんは「そうだね、1つよく食べ、2つよく寝て…3つめはなんだったけね?」という。
「3つめはよく笑うことでしょ」と私が答える。
「そうだ、そうだ、よく笑う事だ」と言ってから「これなんの宗教ね?」と訊かれる。
「宗教じゃないよ、バイオフィードバック療法だよ」と答える。
「これで本当に治った人が沢山いるんだって」とも。
そうすると、「1つよく食べ、2つよく寝て、3つよく笑うこと」とぶつぶつ言いはじめた。
そうそう、その調子と、心の中で思っていた。
凄くよくなっていた次期もあって、治らなくても病気と上手に付き合いながらでも、退院して自宅療養に切り替わると思っていた。
未だお義母さんが亡くなった事に実感が湧かない。
この間迄は実家の整理をしていて、お義母さんの若い頃の写真とかが出てくると、あら、若い頃は綺麗だったじゃん!とか、高校生時代から仲良くしてくれている近所のオバチャン達も若くて綺麗(゜ロ゜;ノ)ノ
とか、見いってしまって片付かない。
とりあえずは物が沢山乗っていたテーブルの上、テーブルの回りに置いてあった、書類の入った紙袋とかを片付けた。
この家は、毎日人がやって来る。
それは、お義母さんが生きているときからで、亡くなってもなお来る人が途絶えない。
改めて、お義母さんの凄さが伝わって来るわ(^o^;)
亡くなる前に「友達は大事にしなさい」と、私に言った一言。
私もお義母さんの様に、お婆ちゃんになってもずっと仲良しでいられるように、一人一人の友達や家族を大事にしようと思う。
ここまではしんみり…
葬儀での出来事
お坊さんの「南無阿弥陀仏 が なむあみだぶ=なまんだぶ=あまんだ~」と聴こえて、どうしても赤毛のアマンダと言う女性を連想してしまって、笑いをこらえるのが辛かった(ToT)
これからも法事の度に…
6月からは仕事に復帰する為、いつまでも呆けてはいられないので徐々に生活のリズムを整え中。