執念

今年のF1はおもしろい。

ワールドチャンピオンが４人もいて、しかもその中には今年電撃復帰した皇帝シューマッハもいる。

レッドブルレーシングが抜群の速さをみせながらマシントラブルでリタイヤもあったり、

マクラーレンのハミルトンが雨の予測でタイヤ選択を誤り優勝を逃したり、

クラッシュやマシントラブルでリタイヤやセフティーカーなんてしょっちゅうで、

それによって順位が大きく変わり、１周たりとも目が離せない展開。

今日のモナコもすごいレースだった。

セフティーカーが４回。

しかも残り３周でセフティーカーが入り、そのままの順位で終わるかなと思ってたけどね、

最後の最後、セフティーカーが戻ってチェッカーまでわずかのところでシューマッハが前を走るアロンソを抜いた。

ルール上は問題ない。

セフティーカーが先導してる間は追い抜き禁止だけど、セフティーカーがコースからピットに戻ればレース再開なので追い抜きもしてもいいんだ。

まさに勝利への執念。

多分それぞれの立場で言えば賛否両論だと思う。

アロンソにしてはまさかここまできてて追い抜きしてこないだろうという気持ちがあったのかも知れない。

そこで抜くなんてマナー違反だ、とアロンソファンやフェラーリファンから文句言われるかも知れない、

でもそこはシューマッハ。

あくまで本能というか勝利への執着心が勝りあの場面でオーバーテイク。

オレはシューマッハ好きなので許してしまいますが、一般的にはあの場面での追い抜きはどうなんでしょう？

受け止め方や見解はひとそれぞれ違うんでしょうね。

いやぁ、でも今年はホントおもしろいね。

１０月鈴鹿行きたいなぁ。