参議院の審議がやっと始まりました。
今日は佐藤正久自民党議員が質疑に立ちました。
佐藤正久氏は安保法制の必要性について、先ず中国脅威論を展開しました。
国会 ヒゲの隊長 安保法制の必要性 沖縄には他国の脅威に震えている国民がいる!最新の面白い国会中継
久々に国会審議が面白く実のあるものを見ることが出来ました。
参院では、政府も積極的に答弁していました。
衆議院の質疑応答では、政府にしても中国という固有名詞を出すことを極力避けていたことが、却って安保法制の理解を妨げていました。
安保法制法案が必要なのは、中国が東シナ海や南シナ海を中国の核心的利益の海域と言い出したからです。
放っておけないほど、中国の軍事脅威は増しているのです。
ですから、日本も国を守るため、少ない予算をやりくりして中国の脅威に対処しようとしているのです。
そのために整備しておかなければならないのが、先ずは安保法制法案なのです。
中国の脅威をうやむやにして安保法制法案を急ぐから、野党や報道で戦争法案だの安倍首相は戦争したがっているなどと報道され、戦争法案反対デモなるもので大騒ぎされてしまうわけです。
今回、佐藤正久氏が中国の脅威を前面に出して質疑をしました。
中国の脅威にどう対処するべきか、そのような議論が深まっていけば、安保法制法案が戦争法案どころか、国の自衛の為に絶対必要な法案だと国民にも広く浸透して行くことになると思います。
さあ、そうなるとこれまでの野党はどうするんでしょうか。
もし中国の脅威を避けて議論しようとしても、それでは審議にならず今後は中国の脅威を避けることは出来ないと思います。
健全野党か売国野党か、今後の質疑で野党の本性がさらけ出されるでしょう。
いろいろな意味で、今後の質疑は大いに期待したいと思います。