今日はロシアのスプートニクの記事から。
ロシアはシリア領内のISに対して空爆をしています。
オバマは大のプーチン嫌いプーチンもオバマは大嫌い(わらい
シリアの対応もオバマとプーチンでは正反対。
オバマはアサド政権を倒そうとしている反政府勢力を支援している。
プーチンはアサド政権支持だ。
アサド政権を支えるための空爆だから、プーチンは反政府も過激派組織「イスラム国(IS)」も一緒管に空爆していると思える。
オバマ米大統領は、ロシアの空爆は過激派組織「イスラム国(IS)」だけでなく、アサド政権と戦う反政府勢力も狙った無差別の空爆だと批判している。
反政府勢力潰しだと憤慨しているわけだ。
その一方で、オバマはアフガニスタンで空爆をしている。
3日、アフガニスタン北部の主要都市クンドゥズに在る病院を米軍が誤爆し、医師とスタッフ9人、子ども3人を含む患者7人の計16人が死亡している。
次期米国大統領選の共和党候補選に立候補しているトランプ氏は、プーチン大統領がISを徹底的に空爆しているのに賛同しているw
オバマがアサド政権を潰そうとしていることにも反対なようで、そんなことをして指導者を失えば、リビアやイラクと同じようにシリアがもっとひどい混迷を招くと言っている。
だからプーチンがアサド政権支援の為に空爆することは正しいことで、プーチンのしていることに賛成だと。
あくまでもスプートニクの言い分ww
>トランプ氏 プーチン大統領がISを徹底的に空爆しているのが気に入っている
2015年10月06日 Sputnik 日本
米大統領選の候補者で大富豪のドナルド・トランプ氏は、NBCテレビのインタビューで、もしイラクのフセイン大統領やリビアのカダフィ大佐が打倒されていなければ、中東情勢はより安定していただろうとの見方を表した。
トランプ氏は、シリアのアサド大統領が倒されたら、シリアでも同じようなことが起こるとの見方を表している。トランプ氏は、米国は実際に誰をサポートしているのかさえも分かっていないと指摘し、「(サポートを受けている)人々の方が、アサド大統領よりも悪い可能性がある」と強調した。
またトランプ氏は、まさにイラクでの「カタストロフィー」が、テロ組織「IS(イスラム国)」を生んだとの確信を示している。トランプ氏はまた、シリアにおけるロシアのISに対する作戦への支持を表明し、「私は、プーチン大統領が、ISを徹底的に空爆しているのが気に入っている。プーチン大統領はISを排除しなければならない。なぜならプーチン氏は、ISがロシアまでやって来ることを望んでいないからだ」と語った。
ニューヨーク・タイムズ紙とCBSニュースの世論調査によると、トランプ氏は、米大統領選有力候補の一人。リア・ノーヴォスチ通信が伝えた。トランプ氏は、トップの支持率を獲得しているだけでなく、トランプ氏に対する共和党の潜在的な統一候補者としての認識も高まっている。
http://jp.sputniknews.com/us/20151006/997384.html
トランプ氏の言ってるということの方が、オバマ氏よりはまとものことじゃないか。
ロシア側から言わせると、
アメリカはシリアの反政府勢力育成に力を注いできた。
米軍はこんなことをやっているが、殆ど効果は上がっちゃいない。
>米国、シリア反政府派の戦士5人を鍛えるために4100万ドルを費やす
2015年09月17日 Sputnik 日本
米軍はシリア反体制派の戦士を5500人ほど鍛える予定であったが、実際に「イスラム国」と戦っているのはせいぜい4-5人である。
トルコの米軍基地には戦闘準備が整っているシリア人戦士は5人しかいない。米国は今年のこれより早い時期に4000万ドルを費やして戦士60人を訓練したが、「イスラム国」との最初の戦闘で全員が死亡した。
米国防総省も、シリア反体制派の教練プログラムが失敗であったことを認めている。費やされた50万ドルは風に消えた。反政府派の中から新たに志願者を見つけることも不可能だ。現在は100人弱が米軍による訓練を受けている。
http://jp.sputniknews.com/middle_east/20150917/909495.html
シリアの内戦状態はすでに5年にも及ぶ。
政府軍も反政府勢力も相手を完全に制圧することは出来ない、その間隙にISが勢力を伸ばしてきて三つ巴。
内戦から逃れて周辺国へ避難したシリアの難民は400万人に達する。
今はほとんどがシリアの周辺国の難民キャンプで生活している。
いつまでも終わらぬ内戦に難民キャンプに避難していた難民が他国へに難民として流れ出ていく。
迷惑なのはヨーロッパ、あふれ出た難民は民族大移動となって歴史をひっくりかしそうな勢い
こんな事態になった責任を一体誰が取るんだ。