ホルムズ海峡付近で日本タンカー攻撃される
攻撃した犯人は誰か?
米英そしてサウジがイランがやったと断罪しています。
イランは関与を全面否定している。
「米国は事実に基づいた証拠なしにイランを批判している」と
今回のタンカー攻撃は、安倍晋三首相が日本の首相として41年ぶりにイランを訪問し、米国との緊張緩和のために最高指導者ハメネイ師と初めて会談する直前に起きた。
タンカー攻撃で米英サウジが一方的にイラン犯行だと断罪。
>【社説】タンカー攻撃が証明した米空母派遣の大義 by The Wall Street Journal
https://jp.wsj.com/articles/SB11082206419117534460204585364360995628320
タンカーへの攻撃は、ペルシャ湾に空母「エーブラハム・リンカー」と駆逐艦、巡洋艦を派遣するという先月の米国の決断を正当化するものだ。この決定は、イランが同海域で攻撃を計画しているとの判断によるものだが、当初は正当性が疑問視されていた。実際、イランは攻撃を計画していたのだ。
米無人機にミサイル発射イラン艦艇 トランプ氏「船攻撃はイランがやった」
米英サウジは戦争する気満々です。
日本政府は攻撃主体の特定につながる有力情報を現時点でつかんでいない。イラン関与説の信ぴょう性については「米側の説明を聞く限り、推測の域を出ていない」
攻撃を受けた国華産業の堅田豊社長は14日、都内の本社で記者会見を行い、タンカーは飛来物で攻撃を受けた可能性が高いとの見解を示し、その上で、「攻撃は機雷ではない」と述べています。
日本の海運会社の船襲撃 2回被弾か乗員21人脱出(19/06/13)
日本の貨物を積んだ船がホルムズ海峡付近で襲撃を受け、船の運航会社が当時の状況を明らかにしました。 船を運航する国華産業・堅田豊社長:「今朝の12時前後にホルムズ海峡からアジア向けに航行している我々の船に砲弾を受けたと。3時間後、また被弾して、これ以上、船にとどまることは非常に危険だと、船員は救命艇を使って離脱した」
船を運航している国華産業によりますと、襲撃を受けたのはパナマ船籍のタンカーで、サウジアラビアから東南アジアに向けて爆発の危険性のある化学品のメタノールを運んでいました。乗組員21人は避難し、けがはないということですが、詳しい状況の確認を急いでいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
トランプ大統領は13日、安倍首相がハメネイ師と会談したことについて、ツイッターの投稿で「とても感謝している」と謝意を示した。その上で「イランと取引をすることは時期尚早と感じる。彼らは準備ができていないし、我々もだ!」と強調。米国がめざす新たな核合意に向けた交渉は当面困難との認識を示した。(ワシントン=渡辺丘、テヘラン=杉崎慎弥)
当事者に翻弄される安倍首相と見るか、安倍首相が米国の主張を証拠が乏しいと米国に楯突く見解を出したことを評価するか。
米国が主張する今回のホルムズ海峡でのイラン革命防衛隊によるタンカー攻撃は、ベトナム戦争の端緒になった「トンキン湾で北ベトナム軍の哨戒艇がアメリカ海軍の駆逐艦に2発の魚雷を発射したとされる事件」と酷似している点が気になる。
トンキン湾事件は、1971年6月『ニューヨーク・タイムズ』が、いわゆる「ペンタゴン・ペーパーズ」を入手、事件の一部はアメリカ合衆国が仕組んだ物だったことを暴露した。wikipededia
イラク戦争も、イラク武装解除問題の大量破壊兵器保持における進展義務違反を理由とする『イラクの自由作戦』の名の下に、イラクへ侵攻したことで始まった軍事介入である。
アメリカが指摘した大量破壊兵器はなかったことが後でわかっている。
こうした前例があるだけに日本は確固たる証拠を米国側に要求するのは当然である。
安倍首相頑張れとエールを送ろう。