○気球ツアーに参加する
3時半に起きた。
気球ツアーのお迎えが4時に来るというので、頑張って起きた。
支度をした後、迎えを待っていたが、一向に来ない。
同じ宿から、違う代理店経由で申し込んだ人たちがおり、その人たちは次々と呼ばれ、ワゴンに乗って行った。
自分はまだ呼ばれないまま20分か30分程過ぎたと思う。
そしたら自分が申し込んだ、「ギョレメ・バルーン」のお迎えがやっと来た!
何やら自分の他にもう一人、ギョレメバルーンの申込みをしている人がいるらしい。
そしてその人はどうやら起きていないようだ。
宿のスタッフを呼んで、その人を起こしてもらい、ワゴンに乗った所で40分くらいを過ぎていたを思う。
寝ていたのは中国人の女の子だった。申し込んだんならちゃんと起きてろよ。。。と思った。
そんなんで、ただでさえ遅れており、またさらに寝坊で遅れてしまったので、その後迎えに行く宿にも急いで周り、あっという間に全員を回収し、ワゴンはギョレメバルーンの事務所に着いた。
途中で拾った中国人っぽい家族のお母さんが怒っていた。こんなに遅れてどうしてくれるの?とスタッフに詰め寄っていたが、スタッフもどうにもならない感じでクレームをうまくかわしていた。
そんなんで事務所にはいっぱい人が待機していた。
事務所には簡単なパンとかお菓子とかコーヒーとか色々つまめるものがあった。
それで軽くお腹を満たすと、すぐに自分の番号が呼ばれ、20人ずつ4台のバスに乗り込んだ。これから気球の乗り場に向かうらしかった。
そんなんで、気球乗り場についたら、ギョレメバルーン以外にも色んな会社が気球の支度をしていた。
もう既に空に浮かんでいるバルーンも結構あった。
気球に火を通したりして、結構辺りはうるさく、騒々しかった。
そんな中、すぐに気球に乗るように言われた。
気球に乗ると行っても、どっかしらが籠の一部が空いて乗り込むのではなくて、三脚を使って籠に上から乗り込むような形だった。
気球は5つのパーティションに分かれていて、中央のパーティションは気球を操作する会社のスタッフ。その周りに4つに分かれたパーティションがあり、そこに4~5人ずつ人が乗り込んで行った。
ちなみに、自分の乗った気球はアジア人しかいない気球で、日本人は自分しかいなかった・・・会社がアジア人の気球、ヨーロッパ人の気球を分けているんだと思う。
準備中の気球
気球に乗る人たち
飛び立ちそうな気球
飛び立っていく気球
そんなんで、いつ浮き上がるのかと待っていたが、なかなか浮き上がらなかった。中央ではスタッフが気球に火を通していて、その火が結構熱かったりした。
そんなんでシュゴーシュゴーと何回も火を通していたら、籠がズズズっと動いていった。
おお、浮かぶぞ!と思ったが、ホントにゆっくり浮かび出した。
気球はそんなにフワッと浮かぶわけではなくて、地表に着いたり着かなかったりを繰り返しつつ、徐々に浮いていくものらしかった。
気球に火を入れる
まだ準備中
ギョレメバルーン
ギョレメバルーンと他の会社のバルーン
そんなんで、ある程度浮かんだのだが、最初は全然高度を上げてくれなかった。
ギョレメバールンは5つくらいの気球を飛ばしていて、3つくらいはもう結構上にいて、自分の乗っている気球ともう一つが高度がずっと低かった。
10分以上、低めの高度でずっと浮かんでいるので、これ本当に上まで行くんだよね?100ユーロと安かったからここまでってことは無いよね?と結構不安になった。
スタッフの方は上にいる気球と何回も連絡を取っているので、どうやら会社ごとに上に行ける気球の数に制限があるのではと思った。
気球が浮いていった
日が見えそう
日の出と気球
そんなんで低めの高度でしばらくいる中、スタッフの人が、「Are you enjoy?」と、時々言ってくるのだが、自分はあまり楽しめていなかった。周りの人たちは「Yeah」とかって返すのだが、周りの人たちも同じような心境だっただろう。
もっと上に行かないんですか?と聞こうと思ったが、日本人は自分一人なので、あまりでしゃばるのは止めておいた。
○高度を上げて怖くなる
その後、どんどん高度を上げて行くようになった。
やはり高度が上がって行くと楽しい、今まで山に隠れて見えなかった朝日もしっかり拝むことが出来た。
そして眼下に広がるカッパドキアの幻想的な地形が上から見ていてきれいだった。
何がこんな変わった地形を造り出したんだろう?岩が本当に変な形で地上から伸びている。所々には穴があり、どうやら人が住んでいたっぽい。岩もキノコみたいに上に大きな岩が乗っかったような岩もあるし、これは本当に自然が造り出したのだろうか?と不思議に思う。
なんか宇宙人のような高度が文明が人工的に造り出したんじゃないかと思ったりする。自然が造ったにしてはこのカッパドキアにだけここまで変な地形が生まれるのがおかしいと思う。
上に上がっていった。スゴい地形
どんどん上がっていく
上から見るギョレメの街
まあそんなことも考えつつ、気球はどんどん高度を上げて行った。
スタッフの方は高度6000フィートに到達したと言っていた。6000フィートは1800メートルらしい。富士山の約半分にあたる高度だった。
しかし、ここまで上空に上がるととても怖かった。もう下は見れず、普通に外を見ているだけでもゾッとし、気球の籠の中にある捕まる所にずっと捕まっていなければ外を見れなかった。
マジでここまで上がると結構生きた心地がしないものである。もしここで何か起きたらもう一巻の終わりだろうなとそんなことをずっと考えていた、冷や汗も若干出ていたと思う。
自分は高所恐怖症ではないのだが、ここに来てさすがにゾッとせずにはいられなかった。
さっきスタッフの人に、調子づいて出しゃばらないで良かったなと思った。
前のダイビングでもそうだったが、上空にいるここでも生きた心地がしないという、下に行っても上に行ってもどうにもダメだった。
やはり人は地に足をつけて生きるのが一番!と思った。
キレイ
とてもキレイであった
まだまだ上がっていく
地形スゴッ
これちょっと怖すぎるっしょという高さ
高すぎ
そんなんで、6000フィートが最高到達点だったらしく、気球はそこから徐々に高度を落として行った。
ある程度下がるとまあまあいい感じに恐怖も薄れてきた。
最後の仕上げとばかりにパシャパシャと写真を撮りまくっていた。
記念撮影
かなり下がってきた
最後は、出発したギョレメからちょっと離れた所に行き、そこに気球を受け止めるトラックが迎えに来ていた。
トラックの広いとは言えない荷台に滑って行く気球をぴったりと止めてランディングしたのだが、この気球を止める技術はすごいなと思った。
しかし若干下りる時に木に籠をこすってしまっていた。。。
そんなんで籠から三脚とスタッフのお手伝いで皆さん脱出し、やっと地上に降りたのであった。
受け止めるトラック
気球を片付ける
気球から降りる
降りた所からの風景
その後、気球を片付け、なぜかオレンジジュースとシャンパンのカクテルで乾杯が行われた。何なんだろう?無事事故らなかったことのお祝いだろうか?
そしてその後、カッパドキアで気球に乗った証明書が配られた。この証明書も結構手が込んでいたりした。
また最後、帰りの車に乗り込む時に、離陸する直前に撮った写真が配られた。なお、タダではなく、1枚10リラ、2枚20リラ、3枚で25リラという、最後になってすごく商売っ気を出して来たのであった。
一応いい写真で映っているもんだから、2枚買ってしまった・・・あっちも買わせ方がうまいなあと思った・・・
シャンパンを準備する
スタッフの方達とシャンパン
乾杯
証明書とシャンパン
証明書。名前が間違ってる
そんなんで、ギョレメのオトガルに下ろされ、7時過ぎに宿に帰って行ったとさ。
○地下都市を観光する
その後、朝ご飯を食べ、ちょっと一休みして12時頃からデリンクユの地下都市という所に行った。
この地下都市は、カッパドキアには数々点在しており、デリンクユの地下都市とカイマクルの地下都市の2つが特に有名であった。
ちなみにそれぞれ地下10何階層にも地下に通路が続いており、デリンクユは地下8階層、カイマクルは地下5階層まで観光が可能であるらしい。
地下都市というのは男のロマンを何か刺激させる。まさかタクティクスオウガの死者の宮殿に似たようなものが現実にあるとは!とこれは是非とも行くしかないと思っていたのであった。ちなみに自分は一番深い所まで観光できるデリンクユの方に行くことにした。
ギョレメのオトガルから、バスに乗って、近くのノウシュビルという街のオトガルで下ろされた。所要時間は30分くらいで2.5リラだった。
その後、ノウシュビルのオトガルがらデリンクユ行きのバスが出ているのでそれに乗ってデリンクユに向かった。ちなみにそこからまた30分くらいかかり、こっちは5リラだった。
てか1つ街を経由して、さらに2倍くらいの距離を行くので、かなり遠かった。まさか片道1時間もかかるとは思わず、結構疲れた。
そんなんでデリンクユの街に下ろされた。地下都市の周りはしっかりと観光地化されていた。
色々レストランとか屋台とかがあるのだが、結構物価が高い。というかカッパドキアは全体的に安い店は無いと思う。。。
そんなんで、一休みしたい所何も買わず、そのままデリンクユの地下都市に入って行くことにした。ちなみに入場料は20リラだった。
地下都市は本当に地下に人が住んでいたような痕跡が残っていたのであった。
何よりもとても広い!地下に本当にアリの巣のように迷路が張り巡らされていた。本当に洞窟を探検している感じだった。
こんな地下にこれほどの空間や迷路を掘ることに驚愕し、まさかこんな所に人って住めるものなのか?と思い。人の適応能力の高さにひたすら驚いた。
地下5階くらいに行くと、結構広い空間になっていた。ここには地下に行く道と横に行く道、そして入って来た道とは別の上に行く道があった。
さらに地下に行く道を進むと、地下8階層まで下り、ここはさらに広い空間が掘られていた。ガイドさんによると、ここに協会や墓地などがあったらしい。
実際に行けるのはここまでだったが、本当にこれ以上は進みたくないくらい広い洞窟で、何のために住んでいたのか、そしてどんな生活をしていたのかが本当に不思議だった。一説によると核シェルターの為に掘られたという説もあるらしい。
地下へ行く階段
地下は結構広い所もあった
空気穴
広い空間
記念撮影
地下5階に戻り、行きとは別の上に行く道を登って行ったが、上にもとても広い空間があった。ここは学校や台所などに使われてたということ。
てかベトナムにもクチトンネルという地下に張り巡らされたトンネルがあったが、このデリンクユはそれとは比較にならない程の大きな規模であった。。。
クチトンネルで結構おどろいていたが、まさかここまでぶっちぎって上には上があるとは。。。とずっと驚きながら観光をしていた。
そんなんで14時くらいに地下都市の観光を終え、また1時間かけてギョレメに戻って行った。
○フェティエ行きのバスに乗り、最大のピンチを迎える
ギョレメに戻ってちょっと遅めのランチを食べた後は、宿に戻って一休みしていた。
そんで19時にギョレメからフェティエに向かうバスに乗り、カッパドキアを後にした。
カッパドキア、2日間しかいれず、まだまだ観光し尽くしていない所もあるが、2日間で観光できた所だけでもとても楽しかった。
トルコに来たらカッパドキアは是非とも行ってほしいスポットだと思いました。
ねこ
いぬ
ギョレメのオトガル
泊まった宿
色々絡まれたネイマール似のスタッフ
そんなんで、チケットを買ったMETROのバスに乗ったが、やはりUSBが使えなかったり、係員の対応がなかなかヒドかったりと、シンさんから聞いた通りにヒドかった。
一番ヒドかったのは、クーラーがあまり効かなかったことが、よく分からないが車内が結構暑い。
暑いよと誰かがスタッフに告げて、そこからエアコンの出力が上がったように見えたが、それでも時間が経つと暑くなった。
挙げ句の果てになんと!途中でバスがエンストを起こしてしまった!!さっきのクーラーの件といい、このバス自体が何かおかしいらしい。
21時くらいに外の道ばたに放り出され、修理をひたすら待っていたのであった。
一つ、こんなトラブルに合って良かったことは、放り出された所で星空がとてもきれいに見えたということだ。
周りには何もなく、ちょいちょい通り過ぎる車はあったが、ここでの星空はまさに満天の星空であった。
昨日のサンセット、今日の気球からのサンライズ、そして夜の星空と、カッパドキアでは色々空に縁があるのかなと思った。
しかし!なんとここで!!今回の旅行でも一二を争うピンチに会ってしまった!!!
インドからもらって来た食あたりが治りきっておらず、ちょいちょいお腹が痛くなっていたのだが、ここにきて最大の○○ピーに教われてしまったのだった。
周りには何もなく、そしてお腹が痛い。まだ耐えられるくらいの痛さではあるが、このまま治らなかったり次の休憩所に着くのが遅くなってしまうと本当にピンチであった。
いい感じにバスはエンジンがかかるようになり、バスに乗り込んだが、自分は腹痛で冷や汗が出てしまい、本当にキツい中、バスに乗って早く休憩所に着け~と思っていたのであった。。。
しかしまたバスがエンストを起こして止まってしまった。。。
マジかよ・・・とこの旅も年貢の納め時かと思ったら、なんとバスはガソリンスタンドの近くに止まっていたのであった!
慌てて外に出て、ガソリンスタンドの店員にトイレを借り、何とか最大のピンチを切り抜けられたのであった!!!
マジで本当にツイてる!!というかツイてたらそもそも腹痛にも襲われなかったと思うし、なんだかツイるのかツイてないのかよく分からない状況であった。。。
そんなんで、この腹痛はMETROのせいではないが、METROのバスにはもう乗らないと思います。
2階目の修理でバスはちゃんと走れるようまでには直ったが、クーラー問題を抱えたまままた道の続きを走るのでした。。。
そんなんで今回の日記は以上☆
3時半に起きた。
気球ツアーのお迎えが4時に来るというので、頑張って起きた。
支度をした後、迎えを待っていたが、一向に来ない。
同じ宿から、違う代理店経由で申し込んだ人たちがおり、その人たちは次々と呼ばれ、ワゴンに乗って行った。
自分はまだ呼ばれないまま20分か30分程過ぎたと思う。
そしたら自分が申し込んだ、「ギョレメ・バルーン」のお迎えがやっと来た!
何やら自分の他にもう一人、ギョレメバルーンの申込みをしている人がいるらしい。
そしてその人はどうやら起きていないようだ。
宿のスタッフを呼んで、その人を起こしてもらい、ワゴンに乗った所で40分くらいを過ぎていたを思う。
寝ていたのは中国人の女の子だった。申し込んだんならちゃんと起きてろよ。。。と思った。
そんなんで、ただでさえ遅れており、またさらに寝坊で遅れてしまったので、その後迎えに行く宿にも急いで周り、あっという間に全員を回収し、ワゴンはギョレメバルーンの事務所に着いた。
途中で拾った中国人っぽい家族のお母さんが怒っていた。こんなに遅れてどうしてくれるの?とスタッフに詰め寄っていたが、スタッフもどうにもならない感じでクレームをうまくかわしていた。
そんなんで事務所にはいっぱい人が待機していた。
事務所には簡単なパンとかお菓子とかコーヒーとか色々つまめるものがあった。
それで軽くお腹を満たすと、すぐに自分の番号が呼ばれ、20人ずつ4台のバスに乗り込んだ。これから気球の乗り場に向かうらしかった。
そんなんで、気球乗り場についたら、ギョレメバルーン以外にも色んな会社が気球の支度をしていた。
もう既に空に浮かんでいるバルーンも結構あった。
気球に火を通したりして、結構辺りはうるさく、騒々しかった。
そんな中、すぐに気球に乗るように言われた。
気球に乗ると行っても、どっかしらが籠の一部が空いて乗り込むのではなくて、三脚を使って籠に上から乗り込むような形だった。
気球は5つのパーティションに分かれていて、中央のパーティションは気球を操作する会社のスタッフ。その周りに4つに分かれたパーティションがあり、そこに4~5人ずつ人が乗り込んで行った。
ちなみに、自分の乗った気球はアジア人しかいない気球で、日本人は自分しかいなかった・・・会社がアジア人の気球、ヨーロッパ人の気球を分けているんだと思う。
準備中の気球
気球に乗る人たち
飛び立ちそうな気球
飛び立っていく気球
そんなんで、いつ浮き上がるのかと待っていたが、なかなか浮き上がらなかった。中央ではスタッフが気球に火を通していて、その火が結構熱かったりした。
そんなんでシュゴーシュゴーと何回も火を通していたら、籠がズズズっと動いていった。
おお、浮かぶぞ!と思ったが、ホントにゆっくり浮かび出した。
気球はそんなにフワッと浮かぶわけではなくて、地表に着いたり着かなかったりを繰り返しつつ、徐々に浮いていくものらしかった。
気球に火を入れる
まだ準備中
ギョレメバルーン
ギョレメバルーンと他の会社のバルーン
そんなんで、ある程度浮かんだのだが、最初は全然高度を上げてくれなかった。
ギョレメバールンは5つくらいの気球を飛ばしていて、3つくらいはもう結構上にいて、自分の乗っている気球ともう一つが高度がずっと低かった。
10分以上、低めの高度でずっと浮かんでいるので、これ本当に上まで行くんだよね?100ユーロと安かったからここまでってことは無いよね?と結構不安になった。
スタッフの方は上にいる気球と何回も連絡を取っているので、どうやら会社ごとに上に行ける気球の数に制限があるのではと思った。
気球が浮いていった
日が見えそう
日の出と気球
そんなんで低めの高度でしばらくいる中、スタッフの人が、「Are you enjoy?」と、時々言ってくるのだが、自分はあまり楽しめていなかった。周りの人たちは「Yeah」とかって返すのだが、周りの人たちも同じような心境だっただろう。
もっと上に行かないんですか?と聞こうと思ったが、日本人は自分一人なので、あまりでしゃばるのは止めておいた。
○高度を上げて怖くなる
その後、どんどん高度を上げて行くようになった。
やはり高度が上がって行くと楽しい、今まで山に隠れて見えなかった朝日もしっかり拝むことが出来た。
そして眼下に広がるカッパドキアの幻想的な地形が上から見ていてきれいだった。
何がこんな変わった地形を造り出したんだろう?岩が本当に変な形で地上から伸びている。所々には穴があり、どうやら人が住んでいたっぽい。岩もキノコみたいに上に大きな岩が乗っかったような岩もあるし、これは本当に自然が造り出したのだろうか?と不思議に思う。
なんか宇宙人のような高度が文明が人工的に造り出したんじゃないかと思ったりする。自然が造ったにしてはこのカッパドキアにだけここまで変な地形が生まれるのがおかしいと思う。
上に上がっていった。スゴい地形
どんどん上がっていく
上から見るギョレメの街
まあそんなことも考えつつ、気球はどんどん高度を上げて行った。
スタッフの方は高度6000フィートに到達したと言っていた。6000フィートは1800メートルらしい。富士山の約半分にあたる高度だった。
しかし、ここまで上空に上がるととても怖かった。もう下は見れず、普通に外を見ているだけでもゾッとし、気球の籠の中にある捕まる所にずっと捕まっていなければ外を見れなかった。
マジでここまで上がると結構生きた心地がしないものである。もしここで何か起きたらもう一巻の終わりだろうなとそんなことをずっと考えていた、冷や汗も若干出ていたと思う。
自分は高所恐怖症ではないのだが、ここに来てさすがにゾッとせずにはいられなかった。
さっきスタッフの人に、調子づいて出しゃばらないで良かったなと思った。
前のダイビングでもそうだったが、上空にいるここでも生きた心地がしないという、下に行っても上に行ってもどうにもダメだった。
やはり人は地に足をつけて生きるのが一番!と思った。
キレイ
とてもキレイであった
まだまだ上がっていく
地形スゴッ
これちょっと怖すぎるっしょという高さ
高すぎ
そんなんで、6000フィートが最高到達点だったらしく、気球はそこから徐々に高度を落として行った。
ある程度下がるとまあまあいい感じに恐怖も薄れてきた。
最後の仕上げとばかりにパシャパシャと写真を撮りまくっていた。
記念撮影
かなり下がってきた
最後は、出発したギョレメからちょっと離れた所に行き、そこに気球を受け止めるトラックが迎えに来ていた。
トラックの広いとは言えない荷台に滑って行く気球をぴったりと止めてランディングしたのだが、この気球を止める技術はすごいなと思った。
しかし若干下りる時に木に籠をこすってしまっていた。。。
そんなんで籠から三脚とスタッフのお手伝いで皆さん脱出し、やっと地上に降りたのであった。
受け止めるトラック
気球を片付ける
気球から降りる
降りた所からの風景
その後、気球を片付け、なぜかオレンジジュースとシャンパンのカクテルで乾杯が行われた。何なんだろう?無事事故らなかったことのお祝いだろうか?
そしてその後、カッパドキアで気球に乗った証明書が配られた。この証明書も結構手が込んでいたりした。
また最後、帰りの車に乗り込む時に、離陸する直前に撮った写真が配られた。なお、タダではなく、1枚10リラ、2枚20リラ、3枚で25リラという、最後になってすごく商売っ気を出して来たのであった。
一応いい写真で映っているもんだから、2枚買ってしまった・・・あっちも買わせ方がうまいなあと思った・・・
シャンパンを準備する
スタッフの方達とシャンパン
乾杯
証明書とシャンパン
証明書。名前が間違ってる
そんなんで、ギョレメのオトガルに下ろされ、7時過ぎに宿に帰って行ったとさ。
○地下都市を観光する
その後、朝ご飯を食べ、ちょっと一休みして12時頃からデリンクユの地下都市という所に行った。
この地下都市は、カッパドキアには数々点在しており、デリンクユの地下都市とカイマクルの地下都市の2つが特に有名であった。
ちなみにそれぞれ地下10何階層にも地下に通路が続いており、デリンクユは地下8階層、カイマクルは地下5階層まで観光が可能であるらしい。
地下都市というのは男のロマンを何か刺激させる。まさかタクティクスオウガの死者の宮殿に似たようなものが現実にあるとは!とこれは是非とも行くしかないと思っていたのであった。ちなみに自分は一番深い所まで観光できるデリンクユの方に行くことにした。
ギョレメのオトガルから、バスに乗って、近くのノウシュビルという街のオトガルで下ろされた。所要時間は30分くらいで2.5リラだった。
その後、ノウシュビルのオトガルがらデリンクユ行きのバスが出ているのでそれに乗ってデリンクユに向かった。ちなみにそこからまた30分くらいかかり、こっちは5リラだった。
てか1つ街を経由して、さらに2倍くらいの距離を行くので、かなり遠かった。まさか片道1時間もかかるとは思わず、結構疲れた。
そんなんでデリンクユの街に下ろされた。地下都市の周りはしっかりと観光地化されていた。
色々レストランとか屋台とかがあるのだが、結構物価が高い。というかカッパドキアは全体的に安い店は無いと思う。。。
そんなんで、一休みしたい所何も買わず、そのままデリンクユの地下都市に入って行くことにした。ちなみに入場料は20リラだった。
地下都市は本当に地下に人が住んでいたような痕跡が残っていたのであった。
何よりもとても広い!地下に本当にアリの巣のように迷路が張り巡らされていた。本当に洞窟を探検している感じだった。
こんな地下にこれほどの空間や迷路を掘ることに驚愕し、まさかこんな所に人って住めるものなのか?と思い。人の適応能力の高さにひたすら驚いた。
地下5階くらいに行くと、結構広い空間になっていた。ここには地下に行く道と横に行く道、そして入って来た道とは別の上に行く道があった。
さらに地下に行く道を進むと、地下8階層まで下り、ここはさらに広い空間が掘られていた。ガイドさんによると、ここに協会や墓地などがあったらしい。
実際に行けるのはここまでだったが、本当にこれ以上は進みたくないくらい広い洞窟で、何のために住んでいたのか、そしてどんな生活をしていたのかが本当に不思議だった。一説によると核シェルターの為に掘られたという説もあるらしい。
地下へ行く階段
地下は結構広い所もあった
空気穴
広い空間
記念撮影
地下5階に戻り、行きとは別の上に行く道を登って行ったが、上にもとても広い空間があった。ここは学校や台所などに使われてたということ。
てかベトナムにもクチトンネルという地下に張り巡らされたトンネルがあったが、このデリンクユはそれとは比較にならない程の大きな規模であった。。。
クチトンネルで結構おどろいていたが、まさかここまでぶっちぎって上には上があるとは。。。とずっと驚きながら観光をしていた。
そんなんで14時くらいに地下都市の観光を終え、また1時間かけてギョレメに戻って行った。
○フェティエ行きのバスに乗り、最大のピンチを迎える
ギョレメに戻ってちょっと遅めのランチを食べた後は、宿に戻って一休みしていた。
そんで19時にギョレメからフェティエに向かうバスに乗り、カッパドキアを後にした。
カッパドキア、2日間しかいれず、まだまだ観光し尽くしていない所もあるが、2日間で観光できた所だけでもとても楽しかった。
トルコに来たらカッパドキアは是非とも行ってほしいスポットだと思いました。
ねこ
いぬ
ギョレメのオトガル
泊まった宿
色々絡まれたネイマール似のスタッフ
そんなんで、チケットを買ったMETROのバスに乗ったが、やはりUSBが使えなかったり、係員の対応がなかなかヒドかったりと、シンさんから聞いた通りにヒドかった。
一番ヒドかったのは、クーラーがあまり効かなかったことが、よく分からないが車内が結構暑い。
暑いよと誰かがスタッフに告げて、そこからエアコンの出力が上がったように見えたが、それでも時間が経つと暑くなった。
挙げ句の果てになんと!途中でバスがエンストを起こしてしまった!!さっきのクーラーの件といい、このバス自体が何かおかしいらしい。
21時くらいに外の道ばたに放り出され、修理をひたすら待っていたのであった。
一つ、こんなトラブルに合って良かったことは、放り出された所で星空がとてもきれいに見えたということだ。
周りには何もなく、ちょいちょい通り過ぎる車はあったが、ここでの星空はまさに満天の星空であった。
昨日のサンセット、今日の気球からのサンライズ、そして夜の星空と、カッパドキアでは色々空に縁があるのかなと思った。
しかし!なんとここで!!今回の旅行でも一二を争うピンチに会ってしまった!!!
インドからもらって来た食あたりが治りきっておらず、ちょいちょいお腹が痛くなっていたのだが、ここにきて最大の○○ピーに教われてしまったのだった。
周りには何もなく、そしてお腹が痛い。まだ耐えられるくらいの痛さではあるが、このまま治らなかったり次の休憩所に着くのが遅くなってしまうと本当にピンチであった。
いい感じにバスはエンジンがかかるようになり、バスに乗り込んだが、自分は腹痛で冷や汗が出てしまい、本当にキツい中、バスに乗って早く休憩所に着け~と思っていたのであった。。。
しかしまたバスがエンストを起こして止まってしまった。。。
マジかよ・・・とこの旅も年貢の納め時かと思ったら、なんとバスはガソリンスタンドの近くに止まっていたのであった!
慌てて外に出て、ガソリンスタンドの店員にトイレを借り、何とか最大のピンチを切り抜けられたのであった!!!
マジで本当にツイてる!!というかツイてたらそもそも腹痛にも襲われなかったと思うし、なんだかツイるのかツイてないのかよく分からない状況であった。。。
そんなんで、この腹痛はMETROのせいではないが、METROのバスにはもう乗らないと思います。
2階目の修理でバスはちゃんと走れるようまでには直ったが、クーラー問題を抱えたまままた道の続きを走るのでした。。。
そんなんで今回の日記は以上☆
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