総評:★★★★☆ とても興味深い内容だった。
面白い度:★★★★★ テーマが面白かった。
読みやすい度:★★☆☆☆ 学術書なので読みにくいとは思う。
ためになる度:★★★★★ 「気圧」の概念が面白かった。
また読みたい度:★★☆☆☆ 読み返すはあまりないかなと思う。
面白い度:★★★★★ テーマが面白かった。
読みやすい度:★★☆☆☆ 学術書なので読みにくいとは思う。
ためになる度:★★★★★ 「気圧」の概念が面白かった。
また読みたい度:★★☆☆☆ 読み返すはあまりないかなと思う。
近くの図書館でタイトルがおもしろそうだったので借りてみてみた本。
「フランセス・アッシュクロフト」という海外の方が書いたものが翻訳された本だった。
人間がどれくらいまで高く登れるか、深く潜れるか、暑さ、寒さに耐えられるか、どのくらい早く走れるか、宇宙では生きていけるのかについて、専門的な知識から考察された学術書になる。
実際に行われた実験まで書いてあり、とても興味深く見ることができた。
一番印象に残っているのは、人間が生きていけるか、生活できるかについては「気圧」がかなり重要なファクターになっているという点だった。
上記の高く登れるか、深く潜れるか、というのは、「気圧」が人間の耐えられる範囲までが限界ということで、これが一番の重要な要素だということだった。
気圧は人間の体の機能の正常に保っておくために必要で、これがなければ体液が外に出たり、なにやら体内のものが外に出てしまったりするため、まずは無ければいけないとのことだった。
どれだけ深く潜れるかについても、水の中では、気圧が深く潜るに従って増えていくので、その気圧に対して肺の中の空気とか、いろいろなものが圧縮されるため、それで人間の体内に不調をきたしてしまうとのことだった。
なので、宇宙では生きていけるのか、についても何よりも「気圧」が人間の耐えられる範囲内であれば、という前提のため、宇宙空間で仮に人間が放り出されたとしたら、まずは気圧が満たされていないため、体内のものが外に出て行ってしまうなりするといった内容が書いてあった。と思う。
なので、自分は、人間が生きていけるかどうかは、呼吸ができるかだと思ってはいたが、人間が耐えられるかどうかで大切なのはまず「気圧」なんだなあと思った。
ドラえもんなんかで空を飛ぶ描写があったりするが、タケコプターで飛んでも大気圏の所まで行けるかというとそうではなく、ある程度空の上の方に行くと気圧が低くなるので、高山病のような症状になり、すぐに不調をきたしてしまったり、急に意識を失うといったことになるということだった。
てか上下に急降下、急上昇するのも気圧が一気に変化するのでそんな急激な変化に人間は耐えられないんだろうなあと思った。
まあそんなんで、アニメや漫画などで空を飛ぶシーンなどはとても気持ちよさそうに見えるが、、実際には爽快に空を飛ぶなんてことはできないんだろうなあと思った。
そんなんで、特に抜粋する箇所は無いが、新しい概念を得ることができた、ためになる本でした。
そんなんで以上☆