総評:★★★★☆ いろいろためになることが書いてあった
面白い度:★★★★☆ 面白め
読みやすい度:★★★★★ すごくわかりやすく解説している
ためになる度:★★★★☆ いい感じにためになった
また読みたい度:★★★☆☆ また読み返すかもしれない
年始のブックオフセールにて買った本の一つ。
何やらタイトルが面白そうだったため、読んでみることにした。
2015年に発行された本で、これからのお金の話が書いてあった。
仮想通貨がめっちゃ勧められていたので、仮想通貨を買ってみようかと思う(もうあまり儲からないとは思うが。。。)
あとは基本的に、「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」に書かれている内容が書いてあって、
E(Employee 従業員)、S(Self-Employed 自営業者)、B(Business Owner ビジネスオーナー)、I(Investor 投資家)
の4つのクワドラントのB、Iに行けと言ったようなことが書いてあった。
あとは自分の会社を持つといいっていうのが書いてあった。
会社を持つと節税ができるので、サラリーマンとして税金を払っているよりかは取られる税が少なくなるらしい。
自分の知人も会社を香港に持っているという話を以前聞いたので、ちょっと自分も調べてみようと思った。
そんなんで、印象に残った箇所を抜粋する。
・お金をガンガン刷って円安になる、物価が上がるということは、"お金(円)の価値"が下がるということ。
そしてお金の価値が下がるということは・・・「借金の額も下がる」ということです。
財政がこのようなありさまなのですから、国にはもう手段を選んでいる余裕などありません。税金を上げるわ、インフレ誘導をするわ・・・国は確実にお金を取れるところから取ろうとしています。その取れるところというのがつまり、「サラリーマンの懐」なのです。
世界3大投資家の一人、ジム・ロジャース氏は、こういった今の日本の現状に対して、再三警告を発しています。
「自国の通貨の価値を自ら下げるなんて狂気の沙汰だ」
「そんなことをした国で、今までまともに経済が復活した例はない」
それが彼の警告です。
そして彼は、今の日本の状況を打開するためには、次の3つしか方法がないといっています。
・子供を増やす。
・移民を受け入れる。
・みんなでガマンする。
残念ながら一番現実的なのは、3つ目です。
生活レベルを極限まで落とす・・・で、みんなで苦しみを分かち合う。
それが、これからを生きる日本人に求められることです。
・もはや、結婚して家庭を築こうということ自体が、夢のまた夢になりつつある・・・と言っても過言ではないでしょう。
今働く人における非正規雇用社員の割合は、2014年で37.4%。実に4割近くにのぼっており、さらに10代〜20代の働く女性の3分の1が「最貧困女子」と呼ばれる年収114万円以下の層だといわれています。
定職について安定した収入を得ることができない・・・
安い賃金で働き続けなければならない・・・
そしてさらに追い討ちをかけるのが、「非正規雇用の社員は、同じく非正規雇用の異性とお付き合いする確率が高くなっている」という現状です。
だから、子供が生まれてどちらかが仕事を続けられなくなると、途端に生活が立ちゆかなくなるのです。
これでは結婚することなどできない。子どもを産めない。
その結果、少子高齢化にさらに拍車がかかっていくわけです・・・
・仮想通貨はなぜ生まれたのでしょうか?創造者の大義名分は、「国家が持つ最大の利権を国民の手に取り戻す」戸言うようなことだと思います。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、仮想通貨は国を介在させていないので、国政とは関係ありません。私たちが自己防衛する手段として、財産の一部を仮想通貨で持つのは有効です。海外持ち出しも可能ですし、手数料も格安ですから。
今、世の中は変革の時代を迎えています。国ですら安泰ではありません。あらゆるところで変化が起こっています。こういう世界的な変化と技術革新が仮想通貨を生んだ背景です。
世界が認めた最初の仮想通貨は、ビットコインです。2008年にサトシ・ナカモトと名乗る謎の人物がインターネット上に、ある論文を発表しました。それが今のビットコインの基礎となっています。ナカモト論文を見た世界中の技術者たちは、その可能性に着目し、開発に協力しました。こうして、市井の技術者の手によってビットコインは誕生し、現在も改良が加えられています。
・では、通貨の信用とはいったいどこからくるのでしょう?
簡単です。多くの人が「これは通貨だ」と認めれば、それは貨幣としての役割を果たせることになります。荒っぽく聞こえるかもしれませんが、現在流通している通貨のほとんどはそれで成り立っているのです。
仮想通貨は、ただ決済が速くて手数料が安いだけではありません。大きな可能性を秘めています。
たとえばアフリカの国々では、銀行口座の保有率はまだ3割程度。それに対して、携帯電話の普及率は6割を超えているとされます。といっても、実際は数人で1台を所有し、使うときは自分のSIMカードに差し替えて使っているのですが。
このような地域では、当然銀行よりも仮想通貨が普及する確率の方が高いでしょう。そうなれば銀行まで出向く必要もなく、並んだりすることもなく24時間使えます。
つまり仮想通貨が広まれば、後進国がいっきにワープして、人々にチャンスが生まれる可能性が増えるということなのです。
・書籍や雑誌、新聞・・・。投資の情報を得ようとして、これら活字にくまなく目を通す人がいます。
それは決して悪いことではありません。
しかし、情報収集の手段としては、それだけでは、"足りない"のです。
まず、情報が活字になっているという時点で、その情報の鮮度はかなり落ちていると考えられます。
活字としてメディアに示された情報は、必ず活字になる前に人から人への伝聞として拡散されているはずです。
つまり、いち早く情報を手に入れている人がもうすでにいるということ。
本当に投資で成功をつづけたいのなら、他人より速くその情報をつかむ人=アーリーアダプター(先駆者)になるべきなのです。
また、鮮度とは別に、活字の情報には”ライブ感”や”臨場感”が伴わないというマイナス面もあります。
人から直接聞く話と、活字に落とし込まれた話とでは熱気が違う。ですから、その話をどう感じるかにも差が出てしまうわけです。
これが活字の限界、とも言えるでしょう。
・投資においては、「現実に起こっている事実」にこそ、しっかりと目を向けなければなりません。
まず第一に「誰が話している情報か」。
そして、「その利回りの源泉となるビジネスの仕組みは何か」。
これらの事実を重視し、きちんと確認しておくことが重要なのです。
・まずは自分の未来と真剣に向き合うところから始めましょう。
私たち一人ひとりが変われば、国も変わります。国も、結局は人の手によって運営されているからです。
「日本の銀行を離れ、海外の銀行をメインバンクとする」
これもまた、今までの日常を捨てるということです。ですが、どうか勇気を持ってください。
自分と自分の家族を守れるのは、他でもない、あなたなのです。
面白い度:★★★★☆ 面白め
読みやすい度:★★★★★ すごくわかりやすく解説している
ためになる度:★★★★☆ いい感じにためになった
また読みたい度:★★★☆☆ また読み返すかもしれない
年始のブックオフセールにて買った本の一つ。
何やらタイトルが面白そうだったため、読んでみることにした。
2015年に発行された本で、これからのお金の話が書いてあった。
仮想通貨がめっちゃ勧められていたので、仮想通貨を買ってみようかと思う(もうあまり儲からないとは思うが。。。)
あとは基本的に、「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」に書かれている内容が書いてあって、
E(Employee 従業員)、S(Self-Employed 自営業者)、B(Business Owner ビジネスオーナー)、I(Investor 投資家)
の4つのクワドラントのB、Iに行けと言ったようなことが書いてあった。
あとは自分の会社を持つといいっていうのが書いてあった。
会社を持つと節税ができるので、サラリーマンとして税金を払っているよりかは取られる税が少なくなるらしい。
自分の知人も会社を香港に持っているという話を以前聞いたので、ちょっと自分も調べてみようと思った。
そんなんで、印象に残った箇所を抜粋する。
・お金をガンガン刷って円安になる、物価が上がるということは、"お金(円)の価値"が下がるということ。
そしてお金の価値が下がるということは・・・「借金の額も下がる」ということです。
財政がこのようなありさまなのですから、国にはもう手段を選んでいる余裕などありません。税金を上げるわ、インフレ誘導をするわ・・・国は確実にお金を取れるところから取ろうとしています。その取れるところというのがつまり、「サラリーマンの懐」なのです。
世界3大投資家の一人、ジム・ロジャース氏は、こういった今の日本の現状に対して、再三警告を発しています。
「自国の通貨の価値を自ら下げるなんて狂気の沙汰だ」
「そんなことをした国で、今までまともに経済が復活した例はない」
それが彼の警告です。
そして彼は、今の日本の状況を打開するためには、次の3つしか方法がないといっています。
・子供を増やす。
・移民を受け入れる。
・みんなでガマンする。
残念ながら一番現実的なのは、3つ目です。
生活レベルを極限まで落とす・・・で、みんなで苦しみを分かち合う。
それが、これからを生きる日本人に求められることです。
・もはや、結婚して家庭を築こうということ自体が、夢のまた夢になりつつある・・・と言っても過言ではないでしょう。
今働く人における非正規雇用社員の割合は、2014年で37.4%。実に4割近くにのぼっており、さらに10代〜20代の働く女性の3分の1が「最貧困女子」と呼ばれる年収114万円以下の層だといわれています。
定職について安定した収入を得ることができない・・・
安い賃金で働き続けなければならない・・・
そしてさらに追い討ちをかけるのが、「非正規雇用の社員は、同じく非正規雇用の異性とお付き合いする確率が高くなっている」という現状です。
だから、子供が生まれてどちらかが仕事を続けられなくなると、途端に生活が立ちゆかなくなるのです。
これでは結婚することなどできない。子どもを産めない。
その結果、少子高齢化にさらに拍車がかかっていくわけです・・・
・仮想通貨はなぜ生まれたのでしょうか?創造者の大義名分は、「国家が持つ最大の利権を国民の手に取り戻す」戸言うようなことだと思います。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、仮想通貨は国を介在させていないので、国政とは関係ありません。私たちが自己防衛する手段として、財産の一部を仮想通貨で持つのは有効です。海外持ち出しも可能ですし、手数料も格安ですから。
今、世の中は変革の時代を迎えています。国ですら安泰ではありません。あらゆるところで変化が起こっています。こういう世界的な変化と技術革新が仮想通貨を生んだ背景です。
世界が認めた最初の仮想通貨は、ビットコインです。2008年にサトシ・ナカモトと名乗る謎の人物がインターネット上に、ある論文を発表しました。それが今のビットコインの基礎となっています。ナカモト論文を見た世界中の技術者たちは、その可能性に着目し、開発に協力しました。こうして、市井の技術者の手によってビットコインは誕生し、現在も改良が加えられています。
・では、通貨の信用とはいったいどこからくるのでしょう?
簡単です。多くの人が「これは通貨だ」と認めれば、それは貨幣としての役割を果たせることになります。荒っぽく聞こえるかもしれませんが、現在流通している通貨のほとんどはそれで成り立っているのです。
仮想通貨は、ただ決済が速くて手数料が安いだけではありません。大きな可能性を秘めています。
たとえばアフリカの国々では、銀行口座の保有率はまだ3割程度。それに対して、携帯電話の普及率は6割を超えているとされます。といっても、実際は数人で1台を所有し、使うときは自分のSIMカードに差し替えて使っているのですが。
このような地域では、当然銀行よりも仮想通貨が普及する確率の方が高いでしょう。そうなれば銀行まで出向く必要もなく、並んだりすることもなく24時間使えます。
つまり仮想通貨が広まれば、後進国がいっきにワープして、人々にチャンスが生まれる可能性が増えるということなのです。
・書籍や雑誌、新聞・・・。投資の情報を得ようとして、これら活字にくまなく目を通す人がいます。
それは決して悪いことではありません。
しかし、情報収集の手段としては、それだけでは、"足りない"のです。
まず、情報が活字になっているという時点で、その情報の鮮度はかなり落ちていると考えられます。
活字としてメディアに示された情報は、必ず活字になる前に人から人への伝聞として拡散されているはずです。
つまり、いち早く情報を手に入れている人がもうすでにいるということ。
本当に投資で成功をつづけたいのなら、他人より速くその情報をつかむ人=アーリーアダプター(先駆者)になるべきなのです。
また、鮮度とは別に、活字の情報には”ライブ感”や”臨場感”が伴わないというマイナス面もあります。
人から直接聞く話と、活字に落とし込まれた話とでは熱気が違う。ですから、その話をどう感じるかにも差が出てしまうわけです。
これが活字の限界、とも言えるでしょう。
・投資においては、「現実に起こっている事実」にこそ、しっかりと目を向けなければなりません。
まず第一に「誰が話している情報か」。
そして、「その利回りの源泉となるビジネスの仕組みは何か」。
これらの事実を重視し、きちんと確認しておくことが重要なのです。
・まずは自分の未来と真剣に向き合うところから始めましょう。
私たち一人ひとりが変われば、国も変わります。国も、結局は人の手によって運営されているからです。
「日本の銀行を離れ、海外の銀行をメインバンクとする」
これもまた、今までの日常を捨てるということです。ですが、どうか勇気を持ってください。
自分と自分の家族を守れるのは、他でもない、あなたなのです。