総評:★★★★☆ カルマ、魂、輪廻転生の不思議。
面白い度:★★★★☆ なかなか面白く読めた。
読みやすい度:★★★☆☆ 難しい内容もあるが読みやすいほう。
ためになる度:★★★★☆ タメ?にはなるかどうかだが、考え方は変わる。
また読みたい度:★★☆☆☆ 機会があれば。
スピリチュアル系の本を読んでみた。
何やら結構レビューの評価も高く、有名な本らしい。ちなみにブックオフで105円だった。
ページ数もそこまで無く、2日で簡単に読み終わってしまった。
著者で精神科医のブライアン・L・ワイス氏が、キャサリンという患者に対して催眠療法を行った所、ひょんな所から前世の記憶をキャサリンが話すようになり、さらにここではマスターと言っているが、神々と呼ばれてそうな高次元の精霊からのメッセージも話すようになり、そこから色々な話を聞くという、実話の物語らしい。
そのマスター(神々)の存在は自分は信じている。実際にあったことはもちろんないが、この人間界や自然の法則などは、何かしらの法則があって動いているし、もちろん人間達でこの世界が作られているとは思わない。
数々の遺跡、山、伝承、神社、宗教、宇宙、そもそもの人間というものの特異性、そういうことを考えていくと、何かしら意図的な力で創造され、言ってしまえば何者かの手に操られている。そんな結論に行き着くのである。
そんなんでこの本に書いてある輪廻転生、カルマ、マスターなどの内容はすんなりと自分では理解もできたし、またそういう世界があることに何か救われる気がする。
人は死ねば終わりというのではない。これからも生まれ変わりながら続いて行くのだという認識を持つと持たないとでは、死に対する考えっていうのはかなり変わってくるし。自分の人生の捉え方や生き方というのも大きく変わってくると思う。
そんなことで、なんか今まで曖昧に思っていたものが、この本のマスターの話から、本当にそういう世界や法則があるんだと確信が持てるようになり、またちょっと自分の考え方が変わるきっかけになりました。
また面白かったのが、キャサリンが何回も前世を遡っている中で、前世にも今生で関わりのある人達が出てくる。ある時は自分の父親だったり、配偶者だったり、従兄弟だったりと、今生での知り合いが色々な形で出てくる。それがキャサリンの現在の生に大きな影響を及ぼしている人である。それはキャサリンが前世でその人の顔を覗くことで分かるらしい。それら前世から関わりを持っている人達はグループソウルと言って、自分のカルマに深い影響を及ぼしている。
ある人に会った時に初めて会った気がしないって人がいたりするが、そういう人達は昔からやっぱりつながりがあったんだろうと思う。この本を読み終えた後、そんな人達を思い出したりもしました。
そんなんで、最期に興味深かった内容について抜粋する。
・「知ることによって、我々は神に近づく」
・ここまで来る前に、あなた方は自分の欠点に気がつかねばなりません。もしそれを怠ると、次の人生に、その欠点を持ち越すことになります。自分でため込んだ悪癖は、肉体を持っている時にだけ、取り除くことができるのです。~中略~自分はその問題を克服することができると自分で決めたときには、もはや次の人生に持ち越すことはありません
・また、私達は自分と同じバイブレーションをもつ人とだけ、つき合っていればよいというわけではありません。自分と同じレベルの人に魅かれるのは、あたり前のことです。しかし、これは誤りです。自分のバイブレーションと合わない人達とつき合うことも、必要なのです。このような人々を助けることが大切なのです。
・昏睡状態にある人は、物質界でどの程度、学ぶべきことを学び終わったかによって、生き返るか否か、自分で決めることができるのだ。もし、もうこれ以上学ぶべきことはないと感じれば、近代医学が何をしようと、直接霊界へ行くことができるのだ。
・人がカルマを返す前に、その人の命を取り上げる権利は、我々にはない。しかし、我々は、それをやっている。我々にはその権利はない。人を殺した者は、たとえ生きながらえたとしても、それなりの報いを受けるであろう。彼らは死んで次の次元へ行き、そこで苦しむであろう。彼らは非常に不安な状態に置かれる。彼らに平安はない。再びこの世に送り出されると、その人生は非常に苦難に満ちたものとなろう。そして、自分が受けた不正を正すために、傷つけてしまった人々に対して、償いをしなければならない。彼らは人々の命を奪った。彼らにはそのようなことをする権利はない。神のみが彼らを罰することができる。我々にはできないのだ。彼らは罰せられるであろう。
・聖職についている人々は、一般の人々よりもこれらのことをよく知っている。彼らは純潔と従順の宗教生活を送っているからだ。彼らは何の見返りも求めずに、多くのものを捨てているからだ。他の者達は、見返りを求め続けているー己れの行動に対する見返りと正当化を求めているのだ・・・我々が望んでいる見返りはあり得ないのに。見返りは行為の中にある。ただし、何物も期待しない行為・・・利己的でない行為の中にだけ、あるのだ。
・人の道は基本的には誰にとっても同じだ。人はこの世に生きている間に、その道を学ばねばならぬ。ある者は速く、他の者はゆっくりと学ぶ。慈悲、希望、信仰、愛、・・・・・、人はこれらすべてを学ばねばならぬ。一つの希望、一つの信仰、一つの愛というように、切り離されたものではなく、すべてはつながっているのだ。
・学びにもいろいろなレベルがあります。肉体を持たなければ学べないことがあるのです。痛みを感じないといけないのです。肉体のない時には痛みを感じません。霊魂の姿でいる時は再生の時期なのです。魂が再生されるのです。人は肉体を持っている時、痛みを感じ傷つくことができます。しかし、霊魂の姿の時はその感覚がありません。幸福感と安らぎの感覚だけなのです。その時は、私達にとって再生の時なのです。霊の姿をとる時、人々は交流の仕方がまったく異なります。肉体を持っている時にだけ・・・・・人間関係ということを体験できるのです。
・時には、ある人の前に現れることもできます。・・・・・そしてこの地上にいた時と同じ姿をみせることもあります。また時にはテレパシーで連絡するだけのこともあります。メッセージは隠されていることもあります。しかし、たいていの場合、送られた人はその意味を理解できます。受け取る人にはよくわかるのです。それは心と心のコンタクトだからです。
・全部で七つの界層がある。七界層だ。それぞれの界層は多くの段階で構成されている。その一つは過去を振り返るための界層である(内省の界層)。この界層では、我々は自分の考えをまとめることを許されている。今終わったばかりの人生について振り返ってみることができるのだ。もっと上のレベルにいる人々は歴史を見ることを許されている。歴史を学ぶことによって、物質界へ戻って教えることができるのだ。しかし、低いレベルにいる我々は、自分の人生を振り返ることができるだけだ。今、終わったばかりの人生を。
・我々は支払わなければならないカルマを負っている。もし今生でこのカルマを支払わなければ、次の人生に持ち越すことになる。いつかは支払わなければならないからだ。カルマを支払うことによって我々は成長するのだ。ある魂は他の魂より成長が早い。人は肉体を持った時にだけカルマを返すことができない。もし何かがそのカルマを返すことを妨げると、お前は『内省の界層』へ戻らなければならない。そこでカルマを負った相手が会いに来るまで待つことになる。二つの魂が同時期に物質界に戻ることができる時に、お前達は戻ることが許されるのだ。
・「どのように霊的な力を開発すればよいのですか?」
「他の人々との関係を通して開発するのです。ある人々は他の人よりも深遠な知恵と、高次の力をもって生まれ変わってきています。そういう人達は、霊性開発の必要な人々を探して助けてあげるのです」
・気づきの界層と移行の界層があります。人はある人生を終わり、教訓を学び終わると、次の次元すなわち次の人生に進みます。私達は完全に理解しなければなりません。そうでないと次に行くことが許されません。学び終えていないので、同じ所をくり返さなくてはならないのです。私達はあらゆる面から体験しなければなりません。欲する側を学び、また与える側を学ばなければならないのです。
そんなんで以上☆次回からスピリチュアル系シリーズを何冊が続けて読んでみようと思います。
面白い度:★★★★☆ なかなか面白く読めた。
読みやすい度:★★★☆☆ 難しい内容もあるが読みやすいほう。
ためになる度:★★★★☆ タメ?にはなるかどうかだが、考え方は変わる。
また読みたい度:★★☆☆☆ 機会があれば。
スピリチュアル系の本を読んでみた。
何やら結構レビューの評価も高く、有名な本らしい。ちなみにブックオフで105円だった。
ページ数もそこまで無く、2日で簡単に読み終わってしまった。
著者で精神科医のブライアン・L・ワイス氏が、キャサリンという患者に対して催眠療法を行った所、ひょんな所から前世の記憶をキャサリンが話すようになり、さらにここではマスターと言っているが、神々と呼ばれてそうな高次元の精霊からのメッセージも話すようになり、そこから色々な話を聞くという、実話の物語らしい。
そのマスター(神々)の存在は自分は信じている。実際にあったことはもちろんないが、この人間界や自然の法則などは、何かしらの法則があって動いているし、もちろん人間達でこの世界が作られているとは思わない。
数々の遺跡、山、伝承、神社、宗教、宇宙、そもそもの人間というものの特異性、そういうことを考えていくと、何かしら意図的な力で創造され、言ってしまえば何者かの手に操られている。そんな結論に行き着くのである。
そんなんでこの本に書いてある輪廻転生、カルマ、マスターなどの内容はすんなりと自分では理解もできたし、またそういう世界があることに何か救われる気がする。
人は死ねば終わりというのではない。これからも生まれ変わりながら続いて行くのだという認識を持つと持たないとでは、死に対する考えっていうのはかなり変わってくるし。自分の人生の捉え方や生き方というのも大きく変わってくると思う。
そんなことで、なんか今まで曖昧に思っていたものが、この本のマスターの話から、本当にそういう世界や法則があるんだと確信が持てるようになり、またちょっと自分の考え方が変わるきっかけになりました。
また面白かったのが、キャサリンが何回も前世を遡っている中で、前世にも今生で関わりのある人達が出てくる。ある時は自分の父親だったり、配偶者だったり、従兄弟だったりと、今生での知り合いが色々な形で出てくる。それがキャサリンの現在の生に大きな影響を及ぼしている人である。それはキャサリンが前世でその人の顔を覗くことで分かるらしい。それら前世から関わりを持っている人達はグループソウルと言って、自分のカルマに深い影響を及ぼしている。
ある人に会った時に初めて会った気がしないって人がいたりするが、そういう人達は昔からやっぱりつながりがあったんだろうと思う。この本を読み終えた後、そんな人達を思い出したりもしました。
そんなんで、最期に興味深かった内容について抜粋する。
・「知ることによって、我々は神に近づく」
・ここまで来る前に、あなた方は自分の欠点に気がつかねばなりません。もしそれを怠ると、次の人生に、その欠点を持ち越すことになります。自分でため込んだ悪癖は、肉体を持っている時にだけ、取り除くことができるのです。~中略~自分はその問題を克服することができると自分で決めたときには、もはや次の人生に持ち越すことはありません
・また、私達は自分と同じバイブレーションをもつ人とだけ、つき合っていればよいというわけではありません。自分と同じレベルの人に魅かれるのは、あたり前のことです。しかし、これは誤りです。自分のバイブレーションと合わない人達とつき合うことも、必要なのです。このような人々を助けることが大切なのです。
・昏睡状態にある人は、物質界でどの程度、学ぶべきことを学び終わったかによって、生き返るか否か、自分で決めることができるのだ。もし、もうこれ以上学ぶべきことはないと感じれば、近代医学が何をしようと、直接霊界へ行くことができるのだ。
・人がカルマを返す前に、その人の命を取り上げる権利は、我々にはない。しかし、我々は、それをやっている。我々にはその権利はない。人を殺した者は、たとえ生きながらえたとしても、それなりの報いを受けるであろう。彼らは死んで次の次元へ行き、そこで苦しむであろう。彼らは非常に不安な状態に置かれる。彼らに平安はない。再びこの世に送り出されると、その人生は非常に苦難に満ちたものとなろう。そして、自分が受けた不正を正すために、傷つけてしまった人々に対して、償いをしなければならない。彼らは人々の命を奪った。彼らにはそのようなことをする権利はない。神のみが彼らを罰することができる。我々にはできないのだ。彼らは罰せられるであろう。
・聖職についている人々は、一般の人々よりもこれらのことをよく知っている。彼らは純潔と従順の宗教生活を送っているからだ。彼らは何の見返りも求めずに、多くのものを捨てているからだ。他の者達は、見返りを求め続けているー己れの行動に対する見返りと正当化を求めているのだ・・・我々が望んでいる見返りはあり得ないのに。見返りは行為の中にある。ただし、何物も期待しない行為・・・利己的でない行為の中にだけ、あるのだ。
・人の道は基本的には誰にとっても同じだ。人はこの世に生きている間に、その道を学ばねばならぬ。ある者は速く、他の者はゆっくりと学ぶ。慈悲、希望、信仰、愛、・・・・・、人はこれらすべてを学ばねばならぬ。一つの希望、一つの信仰、一つの愛というように、切り離されたものではなく、すべてはつながっているのだ。
・学びにもいろいろなレベルがあります。肉体を持たなければ学べないことがあるのです。痛みを感じないといけないのです。肉体のない時には痛みを感じません。霊魂の姿でいる時は再生の時期なのです。魂が再生されるのです。人は肉体を持っている時、痛みを感じ傷つくことができます。しかし、霊魂の姿の時はその感覚がありません。幸福感と安らぎの感覚だけなのです。その時は、私達にとって再生の時なのです。霊の姿をとる時、人々は交流の仕方がまったく異なります。肉体を持っている時にだけ・・・・・人間関係ということを体験できるのです。
・時には、ある人の前に現れることもできます。・・・・・そしてこの地上にいた時と同じ姿をみせることもあります。また時にはテレパシーで連絡するだけのこともあります。メッセージは隠されていることもあります。しかし、たいていの場合、送られた人はその意味を理解できます。受け取る人にはよくわかるのです。それは心と心のコンタクトだからです。
・全部で七つの界層がある。七界層だ。それぞれの界層は多くの段階で構成されている。その一つは過去を振り返るための界層である(内省の界層)。この界層では、我々は自分の考えをまとめることを許されている。今終わったばかりの人生について振り返ってみることができるのだ。もっと上のレベルにいる人々は歴史を見ることを許されている。歴史を学ぶことによって、物質界へ戻って教えることができるのだ。しかし、低いレベルにいる我々は、自分の人生を振り返ることができるだけだ。今、終わったばかりの人生を。
・我々は支払わなければならないカルマを負っている。もし今生でこのカルマを支払わなければ、次の人生に持ち越すことになる。いつかは支払わなければならないからだ。カルマを支払うことによって我々は成長するのだ。ある魂は他の魂より成長が早い。人は肉体を持った時にだけカルマを返すことができない。もし何かがそのカルマを返すことを妨げると、お前は『内省の界層』へ戻らなければならない。そこでカルマを負った相手が会いに来るまで待つことになる。二つの魂が同時期に物質界に戻ることができる時に、お前達は戻ることが許されるのだ。
・「どのように霊的な力を開発すればよいのですか?」
「他の人々との関係を通して開発するのです。ある人々は他の人よりも深遠な知恵と、高次の力をもって生まれ変わってきています。そういう人達は、霊性開発の必要な人々を探して助けてあげるのです」
・気づきの界層と移行の界層があります。人はある人生を終わり、教訓を学び終わると、次の次元すなわち次の人生に進みます。私達は完全に理解しなければなりません。そうでないと次に行くことが許されません。学び終えていないので、同じ所をくり返さなくてはならないのです。私達はあらゆる面から体験しなければなりません。欲する側を学び、また与える側を学ばなければならないのです。
そんなんで以上☆次回からスピリチュアル系シリーズを何冊が続けて読んでみようと思います。