団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

中馬のおひなさん

2010-03-03 | Others
尾張名古屋と信州飯田を結ぶ飯田街道は徳川家康が作った街道。
三河湾で作られた塩と信州からのたばこや米を交易する街道の中継地として、その昔は大層な賑わいを見せたであろう宿場町の足助(あすけ)。

今は豊田市に編入されていますが山に囲まれた小さな町です。町の真ん中で巴川と足助川が合流しており清流には鮎も遡上してきます。

秋はもみじの名所として名高い香嵐渓があるのですがいつも車の大渋滞が起きることでも有名。

去年の夏「たんころりんの夕べ」という,夕暮れから街道沿いの家の前に灯りをともす祭りを見に行ったことがありますが幻想的な街並みがとても印象深かった思い出があります。

(2009年8月)



この足助で2月6日から3月7日まで「中馬のおひなさん」というイベントが行われていることを暫く前のNHK-TVで知り行ってきました。

中馬と書いて『ちゅうま』と呼びます。
 江戸時代に、信州の馬稼ぎ人たちが作った同業者の組合のことで、「賃馬」、「中継馬」が語源と言われていますが、一般には、伊那街道(飯田街道)で物資の運搬に従事した全ての人々のことを指しています。(足助観光協会HPより転載)

街道沿いの130軒ほどの家の中に江戸から大正、昭和の時代に作られた土人形やお雛様が街道に向けて飾られており誰でも見て回ることができる、もともとは町おこしのイベントから始まった催しものなのですね。天気も良かったせいか平日にもかかわらず沢山の人々が訪れていました

(昭和初期の豪華な御殿飾り)





三河土人形。現在の碧南市辺りは良質な瓦粘土が産出され三河三州瓦で有名ですが、京人形の流れを汲むこれらの土人形は江戸から明治にかけ瓦職人の腕の良い技術で発展していったとあります


餅花というそうです




つるし雛 すべて手作りで艶やかな色合いでした


コメント
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