
大正池から河童橋まで3km、ゆっくり歩いても1時間ほどで到着。
バスターミナルからは5分なので橋の周辺は観光バスできたステッカーおばさん、おじさんでいっぱい。
今日は残念ながら穂高の峰々は見えなかった。西穂山荘から独慓までの稜線歩きをすると上高地が見えるので天気が良ければ奥穂、西穂も見えるのだけれども・・・
絵葉書的構図か
腹も空いたので売店の2Fでコーヒーとオムレツのモーニングを食べると体も暖かくなり明神池までの右岸道を歩くことにして出発。明神まではやはり3kmの道程なので河童橋から先は歩いて行く人も少なくなり、又静かな散策ができる。しかし猿の数の多いことといったら、何十頭という数の猿が道の周辺にたむろしている。人慣れしてしまっているので全く平気そのもの。ほんの2mの距離で大きな赤い顔の猿に顔をみられるとこちらが顔をそらしてしまう始末。猿軍団とは顔を見たり、カメラを向けたりはご法度らしいのでそのまま無視を装い通り過ぎる。結構おおきな集団だった。
明神池まで行ったあとは左岸梓川沿いの路を歩いて戻るのだけれどその頃には右足の付け根が酷く痛くなって歩くのが辛い。前から時々痛い場所。医者にも診てもらわずそのままにしている。バスターミナルに着くころは結構厳しい事態になったけれどなんとか無事到着。
上高地の梓川は周年禁漁区に指定されているので魚の天国。この辺はイワナ(ニッコウイワナ)のテリトリーだけれどレインボー(ニジマス)やブラウン(シューベルトの鱒)更にブルック(川マス)も放流され、このブルックがイワナと交雑してしまい変わった模様の魚がウヨウヨ泳いでいるけれど今回は余り見かけなかった。こんな素晴らしい景色のところでフライを飛ばしてみたいものだ。叶わぬ夢だけど。
奇跡のサンクチュアリのような一見手つかずの自然のように見えるけれど実は人間の手でズタズタになってしまっている(かも知れない)上高地の一例だ。
帰りのバスの中から中の湯付近の紅葉の様子を撮ってみた。このあたりはジャストという感じ。このあたりから梓湖あたりまで見事な紅葉が楽しめる。
今回は待望の白骨温泉「泡の湯」泊まりなので乗鞍高原経由で早めに宿に急ぐ。
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