もう直ぐ上高地は冬支度に入る、バス運行も15日で終わり。
2年前の夏に行って以来の上高地行、家を3時にでて6時には沢渡駐車場着。外気温1℃、明るくなるまで車の中で待機した後7時過ぎのバスに乗ると乗客は他に3名だけ。流石に紅葉の季節も終わった上高地は静かなもの(と思ったけれど河童橋付近は観光バスできたツア―客がウヨウヨだった)。
バスを大正池で降り、誰もいない池の畔に佇むと立ち枯れの木をバックに逆さ焼岳が湖面に映っている。
初めて上高地にいったのはマイカー乗り入れ禁止のずーと前、立ち枯れの木の数も今よりずーっと沢山残っていたけれど。。。あと何年この木が残っていることができるだろうか
しばらく歩くと定番撮影地の田代池だ。いつだったか、ちょうど向かいの山から太陽が昇る時に行った時は20人ぐらいのカメラマンが三脚を置いてその瞬間を待ちかまえていたことがあった。太陽が顔を覗いた瞬間、朝陽の逆光越しに霧氷がキラキラと輝きそれはそれは美しい絵になったけれど美しい写真に撮ることができなかった悔しい思い出がある。
ここも池というより、もうすっかり埋まっておりいずれ湿原化していくのだろうか。
更に歩いて行くと梓川沿いのカラマツ林が黄色く色づき上高地らしい景色だ。写真を撮っていると山ガールが声をかけてきた
「きれいですねぇ」っと。そこで「写真よりはやっぱり人間の眼ですよ、けどプロは眼で見るより美しい写真にすることが出来るのです」とワケの判ったような判らないような一言を。。。。。
清冽な梓川に沿った自然探究路をもう少し歩いていくと河童橋だ。
to be continues.
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