胃がんバイオマーカー(免疫染色による)4点セットです.
包埋の方向性の悪い,”輪切り”標本.写真下中央に”違和感を覚える異型腺管2本”
初回の診断意見:Metaplastic gastritis, with atypical glands, indefinite for neoplasia, Group 2
深切り標本
追加報告:Metaplastic gastritis, Group 1
腸上皮化生の増殖帯なんかが輪切りされると悪く見えてしまいます.要注意
H. pylori除菌後に顕在化した自己免疫性胃炎です(見出し写真クリック!).胃底腺領域より6か所生検されています.
内視鏡医による生検も,包埋の角度など臨床検査技師による標本作製技術も素晴らしいので,どうぞご覧ください(各写真クリック❣).以下の6枚は全て同じ倍率です.
これだけみると,比較的早期のAIGの典型像を理解していただけると思います.
病理医は〇〇になったら一人前(昭和時代)なんと35年前の免疫がまだ残っている!
私はT-POINTカードをもっていないので、T-SPOTカードを持つことにした。
注:T-Spot検査は過去に感染を経験したことのある方も陽性になり、治癒判定には利用できない、とのこと。
内視鏡医による生検も,包埋の角度など臨床検査技師による標本作製技術も素晴らしいので,どうぞご覧ください(各写真クリック❣).以下の6枚は全て同じ倍率です.
これだけみると,比較的早期のAIGの典型像を理解していただけると思います.
病理医は〇〇になったら一人前(昭和時代)なんと35年前の免疫がまだ残っている!
私はT-POINTカードをもっていないので、T-SPOTカードを持つことにした。
注:T-Spot検査は過去に感染を経験したことのある方も陽性になり、治癒判定には利用できない、とのこと。