満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』

2006-03-03 00:10:45 | 映画

皆様ごきげんよう。週も後半、最早気息奄々の黒猫でございます。日記を書いて、且つ明日を乗り切るために、景気づけに飲んでみてます。よし、イケる。(イヤな飲み方だな)
昨日のお約束通り、今日は映画のレビューを。

昨日、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』の試写会に行って参りました。

天才発明家(?)だけどちょっと抜けてるウォレスと、その相棒犬で主人より賢いかもしれないグルミットのお話。(すいませんわたしにはこの基礎知識すらありませんでした)


もうすぐ年に一度の「巨大野菜コンテスト」の日がやってくる。街の住人はこぞって巨大な野菜を育てていたが、その一方でウサギによる被害に悩んでいた。そこに目をつけたウォレスとグルミットは、「アンチ・ペスト」という害獣バスター業を開始。庭に置かれた小人の人形の中に隠され、各家庭に備え付けたセンサーにより、夜中に少しでも庭で異変があればそれがウォレス宅(というかまずグルミットのベッド)に伝わり、ものの数分でふたりが駆けつけ、ウサギを捕まえるという仕事だ。仕事の順調ぶりがコンテストの主催者、レディ・トッティントンに伝わり、彼女にまでウサギの捕獲を頼まれる。
心優しいウォレスはウサギを処分することはせず、自分の発明品のマインドコントロール装置でウサギの嗜好を変えることを思いつく。自分の野菜嫌いの嗜好をウサギに転写しようとするも、発明中に事故が起き、実験はよくわからないまま終わる。
しかしその後、巨大なウサギ男が夜な夜な出没して街の野菜を荒らしまわる事件が起きる。レディ・トッティントンはウォレスにこのウサギ男の捕獲を依頼するが・・・?

というようなお話。

このシリーズ、初めて観たのですが、面白いですね~。クレイアートってすごい。

ウォレスはグルミットがいないと生活できないと思います。正直、グルミットのほうが絶対賢いと思いました(笑)。だって生活全般のアシスト全部こなすんだもの。すごい犬だ・・・。
ただ、グルミットはひとことも喋らないし吼えない。そういえば口もありません(笑)。まんまるい目の上の・・・額に当たる部分かな?そこが持ち上がったり狭められたりすることと、たまのボディランゲージだけで感情が表現されています。口惜しいときに机とかをバン、と叩く仕草が可愛いです。一匹うちに欲しいな。

グルミットは基本的に二足歩行のようなのですが、時折思い出したかのように四足で歩きます。そんなアンタいまさら犬ぶらなくても、と思いました(笑)。

全編に「これ、○○のパロディだよね」という要素がちりばめられていたのですが、後半ハイライトのグルミットが瓜の上でジェットスキーっぽいことをやるシーン、『風の谷のナウシカ』インスパイアですかと思ったのは・・・多分・・・わたしだけ、でしょうね・・・。でもそう思った(笑)。

全編くすくす笑いながら楽しめる作品でした。
感想をひとことで言うなら、これ「ウォレスとグルミット」じゃなくて「グルミットとウォレス」だよねという感じでしょうか(笑)。・・・でも多分このコンビはずっとこんな調子なのでしょう。


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