満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

『龍が如く 劇場版』

2007-01-31 01:08:13 | 雑記

皆様ごきげんよう、黒猫でございます。今回は昨日の試写会のレビューです。

『龍が如く 劇場版』

PS2ゲームの映画化ということで、三池崇史監督最新作です。

うだるような夏の最中の不夜城・神室町で、某銀行に銃を持った覆面強盗二人組が押し入った。二人組は多額の現金を要求したが、この強盗が押し入る直前、大手顧客の某暴力団が預金をほぼすべて引き出していたため、銀行には差し出すべき現金が無かった。しかし二人組はそれを信じず行員らを人質に立て篭もる。四課の刑事(哀川翔)らは対応に苦慮していた。

一方、神室町でもひときわ目立つ象徴的な雑貨屋・サンチョ・パンサにて、ドッグフードを買い求める男の姿があった。男の名は桐生一馬(北村一輝)。彼は十年の刑期を終え出所し、神室町に舞い戻ってきていた。一馬は昔関わりのあった女・美月(高岡早紀)の娘と名乗る少女、遥(夏緒)と出会い、一緒に美月を探していた。
手がかりを求め、昔の伝手を辿って訪ねたホストクラブで、店長の一輝(加藤晴彦)から美月の失踪と共に某暴力団が分散して銀行に預けていたおよそ100億円が消えていると知らされる。同時にかつて自分が属していた堂島会の組長が、「何も聞かずに預かってくれ」言い残して謎の男(コン・ユ)を一輝に預けたまま消息不明となっていることをも知らされる。

美月の行方を探って神室町を彷徨う一馬と遥だったが、一馬の出所はあっという間に神室町に知れ渡り、久しくライバル関係にあった真島(岸谷五郎)とその手下に至るところで襲われる。
一方、神室町のコンビニでバイトをしている悟(塩谷瞬)とその彼女唯(サエコ)のカップルは、一馬らの乱闘の現場でどさくさに紛れて店のレジから現金を盗めたことに味をしめ、強盗を繰り返しては金を集めていた。
そのまた一方、ホストクラブの一輝は、行方不明の堂島会組長から預かった謎の男が姿を消したのに気づくが・・・?

というようなお話。

うわあ、今回いつもに増してうまくまとめられませんでした~・・・ごめんなさい。筋が複雑な映画だと、あらすじまとめるのってホントに難しい。自分の勉強にはなりますが、皆様には毎度よくわからないあらすじで申し訳ないです。
ええとね、だからね、色々な勢力の人たちが色々な思惑のもとに動いて、ああなってこうなってガツンという感じなのです(尚更わからんそれ)。

・・・ええとね。じゃあいいです。もうYOU、観ちゃいなよ。そのほうが早いから(笑)。

すいません、ちゃんと知りたい方は公式サイトを参照して下さい・・・。

原型となったゲーム「龍が如く」をわたしは知らないんですが、全然オッケーで十分楽しめました。
三池監督の突き抜けた笑いのセンス、大好き!ヤクザものだし韓国人が出ていたりしてちょっと国際色もあるし、これ、このままタイでトニーがリメイクやればいいよ!!(そこか)そしてインドでラジニがやると尚いいよ!!!!(やはりそこか)なんなら三池監督が撮ればいいじゃない!!ラジニ呼べばいいじゃない!!!!!

・・・おっと失礼、興奮してしまいました(笑)。

とにかくわたし好みの馬鹿馬鹿しさとありえなさ、そしてアクションと男気(笑)。「妖怪大戦争」の時と同じ、いざという時の主役の一馬の「えぇぇぇぇ~~~!?」と突っ込まずにはいられないありえない巻き返し方。もうさ、ああいうの大好き!!

主役一馬を演じた北村一輝が思いのほかマッスルボディで驚きました(笑)。すごいな。この人、以前は性格も家柄も申し分なさすぎて最終的に振られてしまうみたいな役どころばっかりだった気がしますが、茶髪にしたあたりからすごい変わってきましたね(笑)。
あと何をおいても岸谷五郎。隻眼のキレてるヤクザ・真島を怪演してました。この人物、演出によってはぞっとするような冷酷な人物になったかもしれないんですが、関西弁のそらとぼけた口調とか、間の取り方とか、随所に挿入されるクレイジーケンバンドの明るーい音楽とか、どうしても面白い(笑)。インド映画のヒーローばりな不死身ぶりには本ッ当に笑いました。

娯楽映画ってこんなんだよね!!ああ笑った。
本当に楽しめましたよ!!もう一回観たいです。



ちなみに今回、完成披露試写会ということで、主なキャストと監督の舞台挨拶があったんですが、すごかった・・・。韓流の人たちが。

キャストの中にコン・ユという俳優さんがいまして、その人も来ていたんですが、会場に来ていた半分くらいはその人目当てのようでした。出てきただけでキャー、喋ろうとしただけでキャー。・・・この人、主演じゃないんですがね。まあ海外の俳優さんだし、日本映画には初出演ということのようなので、ファンの人にとってはものすごく貴重な機会だったとは思うんですが、何度も写真撮るなと言われてもバシバシ撮ったり、他の俳優さんのトークに被ってしまうくらいの声援を浴びせたりで、一般人のわたしとしてはちょっとどうかと思いました。ホントに好きならマナーを守って褒め称えられるほうを取るべきかと。
北村一輝も岸谷吾郎もこれには苦笑いといった感じでしたね。わたしとしてはかなり好きな哀川翔が来なかったのでちょっと残念でした☆(親父好き)

「龍が如く」のゲーム、買っちゃおうかなぁ・・・。来年くらいに(※わたしはゲーム進度が死ぬほど遅いのです)。

とにかく娯楽映画を観て笑いたい方にはおすすめします!!
コメント (3)
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お誕生日でした☆

2007-01-31 00:49:12 | 雑記

皆様ごきげんよう。またひとつ、大人の階段を登りました黒猫でございます☆ひとつ年を「取った」とは言いたくないお年頃、どうかお察し下さい(笑)。

とりあえずおめでとう自分ということでお約束のお値段4桁ワインで乾杯中です(笑)。・・・本当はね、○ミットで一番高い2680円のワインを買ってみようと思ってたんですが、なんか手にとって見てみたら他のやつのほうが美味しそうに見えてきて・・・結局ミッシェルリンチになりました☆美味しッ!

お誕生日特典のある諸々の居酒屋とかシティホテルとかに行ってやろうかとも思っていたんですが、今日も今日とて試写会が・・・誕生日なのにね!(笑)でも今日の試写会、『ドリームガールズ』は本当にすごく面白かったので、行った甲斐がありました!泣いたよ!もう一回観たいな!!
レビューも気合の入ったお薦め文になりそうですが、まずは昨日の分をやらないと。そして今日書きながら考えたんですが、一日くらい置いてから書いたほうが読みやすい文章が書けるかも、と。なので、しばらく翌日か中一日くらいのレビューにしてみようかと思います。どうでもいいよとお思いの方はごめんなさい(笑)。

友達とか憧れの方とかからいくらかお祝いメールを頂き、とても嬉しかったです。やっぱりいくつになっても誕生日って嬉しい。えへへ。うまれてきてよかった。下さった方、ありがとうございました♪

では別枠で昨日の映画レビューをします。


あ、以下私信になります。


・K様
ひとことありがとうございました!「衣紋掛け」ユーザーですか!お会いしたらときめいてしまうかもしれません(笑)。
脇キャラに和んでいただきありがとうございます。少しでもいらして下さる方のお暇つぶしになれば幸いです。というか、いつの間にやらケンジとかオーギュスタンを好きになっていても知りませんよ・・・(笑)。
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更新しました(キリゴロ)

2007-01-30 01:11:52 | サイト関係

皆様ごきげんよう。余裕を持って家を出た日に限って電車が遅れる黒猫でございます。もうさ、普通に遅刻したよ。俺が遅れたんじゃない、電車が遅れたんだ。

今日は『劇場版 龍が如く』という映画の完成披露試写会に行ってきたんですが、その話明日でいい?(笑)
イヤすごく面白くて舞台挨拶で俳優さんも来たので色々書きたいことはあるんですが。

でもごめん、更新だけで力尽きそうです。

てなわけで、更新しました。キリゴロ7871(名はない)で「正義の味方は名乗らない」。美青年と相方たちの失笑を禁じえない感じのギャグです。よろしくどうぞ。
もうどんだけお待たせしてるのやらわかりかねますが、リクエスト頂いた匿名様にはひたすら申し訳なく思うばかりです。ごごごめんなさいしかも今後もこの調子ですよ(反省する気あんのか)。
でもこのあたりまで来るとキリゴロ自体あと半分くらいな気がします。イヤちゃんと見てないけど。頑張ります命ある限り。とりあえず次のネタが決まってないよ。たすけて、ウルトラママン!(※「ピューと吹く!ジャガー」ネタ)



以下私信になります。

・Sさん
ひとことありがとうございました☆そろそろ色々アレなお年頃ですが、構やしねえの精神で今後も適当に生きていこうと思います(それもどうよ)。
ゲオルグは宿題を忘れてんですか(笑)誰がどんな宿題を出したんでしょう・・・自分のお部屋で考えるといいのに(笑)。
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いきなり2巻てアンタ。

2007-01-29 02:17:38 | 雑記

皆様ごきげんよう。週末音沙汰なくてごめんなさい、黒猫でございます。

土曜日に友達と飲んだんですが、その席で突然誕生日を祝ってもらってびっくりしました。正確にはまだ先なんですけど。なんかラズベリー味のスパークリングワインを頂きましたよ☆美味しかった☆ありがとう皆愛してる!(キモい)
友達が常連のお店だったので他にも色々サービスしてもらいました。えへへー。ご馳走様でした☆

また飲み放題だったものでガン飲みしてしまい、昨日は帰宅と同時に夢の世界へ旅立っていたわけです。ごめんなさい。でも呑まれない。もう大人だから(・・・本当か・・・?)。
そんなことをやっていると週末短いですね。ここんところくにジムに行けてなかったので、今日は頑張ってきました。そして鬼のようにお腹がすいて、帰宅と同時にもりもりご飯食べたよ!運動パーです。構やしねえ。それが俺流。

ジムに行く前にまた図書館に寄って予約本を取ってきたんですが、何かがおかしかったらしく受付でしばらく待たされました。で、渡された本が1、2巻の2巻だけだったんですが。しかも確認してみたらわたしは1巻しか予約してなかったよ・・・。何これどういうこと。だからあんなにエラー出てたんじゃないの。
本が来ましたよというメールが来てから十日以内に取りに行かないと予約の権利が流れてしまうので、とりあえず受け取ってはきましたが・・・2巻だけ渡されてもなあ。もう平日には行けないので、また週末に確認しに行こうと思います・・・。なんだかなあ。

あっ、あと、ヤフオクの件ですが金曜にメール来てました。よかった・・・明日振り込んで来ます。今週中には手元に来るかなっ!

本当は今日SSを更新するつもりだったんですが、ちょっと無理でした・・・ごめんなさい・・・。明日?・・・ええとー。明日も試写会・・・です・・・。今月何本観るつもりなのわたしは。

ちなみにそんな中でも執念でちょっと幻水5をプレイして、ドラートかセーブルかを選んでやる攻防戦をやりました。ドラートを選択、勝ててよかった。初めて念願のビーバーの特殊能力「カジカジ」を見ました。使えるじゃんカジカジ・・・!
あとこれが終わって城に戻ってみたら、仲間になったってのに部屋の外にいるよゲオルグがさあ!アンタ何外に立ってんだ!意味ないじゃん部屋!!mottainai!!
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『となり町戦争』

2007-01-29 02:00:15 | 映画

皆様ごきげんよう。週末は過ぎるのが早すぎると思いませんか、黒猫です。

まずは明日にでもとか何とか言っていた映画のレビューから。

『となり町戦争』

旅行代理店勤務の北原修路(江口洋介)が、職場にほど近い町、舞坂町に越してきて二年ほどが経つ。そう忙しくもない郊外の町での暮らしを送る修路だったが、ある日、町役場が発行している広報誌に「舞坂町はとなり町(森見町)と戦争をします」という奇妙なお知らせを発見する。なんだこりゃ、と思うものの、告示してあった開戦日になっても特に変わったことはなく、修路はそのことを忘れてしまっていた。

しかしある日、修路のもとに町役場から一通の通知が届く。「戦時特別偵察任務」に従事せよというのだ。通勤時にとなり町の森見町を通る修路に、その際変わったことがないかを報告しろというものらしい。修路がこの辞令を受けるか否かを確認するため電話してきた女性は香西(原田知世)と名乗り、自分は対森見町戦争推進室勤務だと告げる。まるでロボットのように感情の起伏を見せない香西に興味を持った修路は、軽い気持ちで辞令を受けることにする。

しばらくはただ通勤時に見たものなどを報告書に書いて郵送するだけだったが、ある日、夜中に香西が自宅を訪ねてきて、「任務内容が変わりました。敵地である森見町に潜入してもらうことになりました」と告げる。
急遽香西との婚姻届を提出し、新婚夫婦を装い森見町に引っ越すことになった修路は、今まで全然感じることのできなかった戦争の空気を感じることになり・・・?

というようなお話。

三崎亜紀さんの同名小説の映画化です。

前々から気になってはいたものの読んでいなかったので、映画化を知ったのを機会に小説のほうは読んで行きました。

地方自治体の公共事業として戦争行為が容認されている、という設定自体、非常にトンデモですが、徹底してお役所仕事として描いてしまっているところが何だか滑稽でもありました。

原作のそらとぼけた感じの主人公を江口洋介が好演していました。原田知世の香西さんも冷徹な感じが出ていてよかった。

が。

主人公の職場に、いわゆる窓際族の田尻さんという中年上司がいて、その上司が実は以前外国で結婚しており、その際の内戦で戦った経験があるという噂の持ち主なのです。それでその人が森見町の傭兵として参戦するんですが、原作と映画ではその描かれ方がだいぶ違いました。田尻さんはあんなにコミカルじゃないと思う!笑うところじゃないはずなんですよ田尻さんのシーンは。でも笑ったけど(笑)。映画の田尻さんも嫌いじゃないですが、わたしは原作のほうが良かったなあ・・・普通のおじさんがぞっとするほど怖い、ってとこ見たかったなあ。

あと、原作と映画ではラストが全然違います。
わたしは原作のラストは何だかモヤっとしたので、映画のラストのほうが好きかな。まあこれはこれでモヤっとするんですが。エンドロールが流れ出した時、わたしの前に居たふたり連れが顔を見合わせて「え?終わり?」と言ったのが印象的でした(笑)。

まあ、戦争とは言いますがそれほど血とか出ないので、地味にクスっと笑いたい方はいいかも。あと江口洋介のヘタレぶりもなかなかおすすめ(笑)。
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ねむいー

2007-01-27 00:36:09 | 雑記

皆様ごきげんよう。眠くて眠くて、帰りの電車の中でゆらゆらしていた黒猫でございますよ。ああもう駄目だ、瞼が勝手に落ちてくる。

最近ものすごい勢いで試写会が当たっていまして頑張って行っているんですが、こうも連日だと疲れる・・・今日もでしたがちょっと今日はもう眠いので明日あたりにやりたいと思います。ご了承下さい。

あと今月中には06年の本と映画ベストテンをやりたいと思っていたんですが、来週無理っぽいです。そのうち、ってことで・・・(笑)。

とりあえず寝ます。おやすみなさいませ。
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『墨攻』

2007-01-26 00:27:30 | 映画

皆様ごきげんよう。黒猫でございます。今日は下に引き続いて今日観た分のレビューを。忙しいよ!(笑)

『墨攻』

紀元前370年頃、戦国時代。趙と燕の国境にある城塞都市梁は、燕を攻める途中の趙の大軍に襲われようとしていた。途中の兵站地として占領しようというのだ。
趙の10万の大軍に対し、梁の人口は非戦闘員を含めわずか4千人。どう見ても勝ち目のない戦だった。梁王(ワン・チーウェン)は降伏を決意し、趙軍の大将、巷淹中将軍(アン・ソンギ)に和議の使者を送る。だがそれ以前に、非攻・兼愛を唱える思想集団・墨家に救援の依頼を出していた。墨者は請われれば誰にでも力を貸すと言われていたが、まさに降伏しようというそのとき、やってきたのは身すぼらしいなりをした男がひとりだけだった。男の名は革離(アンディ・ラウ)。革離はその智略をもって細工した矢によって趙の先遣隊を見事に退却させる。

革離は王と交渉し、自分に梁の防衛を任せるつもりなら、梁軍の全権を委任せよと要求。王はそれを呑み、革離は防衛の全指揮を執ることとなる。
突然やってきて全軍を掌握した革離を内心よく思っていない者、たとえば王の息子梁適(チェ・シウォン)などもいたが、革離はその戦略によって次第に民と軍の信頼を得ていく。
一ヶ月持ちこたえることができれば梁は勝てる。そう判断した革離は、様々な策を用いて趙の大軍を迎え撃つが、梁内に趙と通じる裏切り者がいて・・・?

というようなお話。

おそらくはっきりと好みが別れると思いますが、わたしはすごく面白かったです!幻水好きな人ならきっと燃えると思います。幻水ファンなら「あっ、幻水2?」と言いたくなるシーンがありました。やはり崖の上に追い詰められるのは定石なのか(笑)。

城攻めとそれに対する迎撃。裏切りと信頼、権力者の嫌らしさなどなど。うーん、漢の世界!(笑)あ、でも女性の軍人さんも出てきます。メインキャストの女性は貴族の騎馬隊を率いる逸悦を演じたファン・ビンビンひとりだけ。彼女も重要な役ですよ。

戦闘シーンはすごい迫力でしたし、革離のあっと驚くような計略の数々がすごい。
そしてわたし何度かここで言及していると思うんですが、巷将軍役のアン・ソンギが好きなんです・・・渋いったら・・・!
今回は墨者の革離が主役なので、アン・ソンギはどちらかというと悪役サイドなんですが、誇り高き武人といった感じでもうそこにシビれるッ!あこがれるゥ!ってなわけですよ。総大将なので、正直出番は多くはないですが、終盤のアンディ・ラウと絡む演技は流石に凄いです。漢です(笑)。アンディ・ラウもかっこよかったな!
あと、梁王役のワン・チーウェン。この王が暗愚なばかりに周囲はかなり振り回されるんですが、そのイヤな役を実にイヤな感じに演じきっていました。

日本の同名コミックの映画化、ということらしいですが、そのコミックの原作が酒見賢一氏の同名小説だそうなので、これは是非読みたいです!
2時間以上あったんですが、やはり結構中身を端折ったのか、脳内で勝手に推測・補完していかないとちょっと人間関係などはわかりづらいかも。それが出来る人は楽しめると思いますよ(笑)。余裕があれば原作を読んでいくといいかもしれません。

あ、あと音楽もよかったなーと思ったら、『イノセンス』や『デスノート 前編』で音楽を担当した川井憲次さんでした。デスノは観てないんですがイノセンスの音楽もすごくよかったもんな!

今回は日本・韓国・中国(香港)の合作なんですが、キャストには日本人が絡んでいなかったので残念・・・。これからも日本も交えてアジアでどんどん合作映画を作ってくれるといいな。そしてそのうち日印合作を・・・!(やはりそこに落ち着くのか)
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『幸福な食卓』

2007-01-25 23:34:50 | 映画

皆様ごきげんよう。メールチェックしてみたものの、ヤフオクの出品者様からまだレスが来ていないので凹んでいる黒猫でございます。・・・わ、わたしちゃんと返信したよね・・・?どうなってるの。これじゃあどうあがいても諸々のことは来週になってしまう。あーあ。

ええと、今日はまず月曜日に観た試写会のレビューから。

『幸福な食卓』

いつもと変わらないある朝。朝食の席で中学3年生の佐和子(北乃きい)の父親弘(羽場裕一)が突然「父さん今日で仕事(=教師)辞めて、父さんを辞める。やりたいことがあるんだ」と言い出す。驚く佐和子だったが、兄のナオ(平岡佑太)が「いんじゃないの」と受け入れたので、自分も何となく同意する。かつて父は自殺を図ったことがあり、それが遠因なのか母(石田ゆり子)は家を出て別居中だが、今でも食事を作りに来たり、家族との仲はよい。兄は兄で天才と呼ばれたにも関わらず大学に行かずにいきなり農業を始め、家で鶏を飼い始めた。

少し変わった家族に囲まれた佐和子だったが、ある日、佐和子のクラスに大浦勉学(勝地涼)という名の転校生がやってくる。勉学はクラス委員ゆえに色々世話をすることになった佐和子に、「お前の兄さん天才って呼ばれてたんだってな。名門西校に合格するために、俺はとりあえずお前をライバルとみなすよ」と宣言するような変わった少年だった。気さくな勉学に次第に好意を持つようになる佐和子。めでたくふたり揃って西校に合格し、クラスは分かれたもののその後も親しく付き合い、やがて正式に付き合うようになるが・・・?

というようなお話。

瀬尾まいこさんの同名小説の映画化だそうです。

中学から高校にかけての、思春期の甘酸っぱくもほろ苦いお話でした。
つまらなくはなかったですが、映画にすることもなかったかも・・・とか思ってしまいました。ちょっと地味かな、題材が。2時間ドラマとかでもよかったような。でも2時間ドラマはジャンル的にこういう話だと視聴率取れないから無理なんでしょうか。でも本で読んだらきっと面白いと思います、読んでないけど(笑)。何と言うか、映像としての見ごたえは少ない、かな。

でも主人公たちをはじめ、クラスの生徒とかも結構普通っぽいし、地方が舞台だったせいか、中学の制服のスカート丈が中途半端に長いのがリアルな感じがしてよかったです(笑)。
あとラストのミスチルの歌(「くるみ」)は歌詞が映画にしっくり合っていてよかったです。

あと、多分こんなこと思ったのはわたしだけだと思うんですが、勉学役の勝地涼の台詞回しとか間の取り方はえなりかずきに似てるなあと思いました(かなりどうでもいい)。あ!あと勉学の弟。このキャラ光ってた(笑)。ほんのちょっとしか出てこないんですが、クワガタに夢中という設定がひと目でわかりました。あの服は『ブリジット・ジョーンズの日記』のマーク・ダーシー初登場時くらいのインパクトがありました。どこで買うんだアレ。もしやお手製?

中高生の爽やかカップルは一緒に観に行くといいと思いますよ~(爽やか限定かよ)。
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まだかなー

2007-01-25 00:50:32 | 雑記

皆様ごきげんよう。道行く小型犬が着ているオシャレ着を強奪して腕に装着したい。毎朝寒さと戦いながらそんなことを思う黒猫でございますよ。だってお犬様たちには毛皮あるんだからいらないだろ、オシャレ着。

帰宅して先ほどメールチェックをしたら、ヤフオクの出品者の方からメールが来ていたのでこちらの支払い方法や住所等を返信しました。この調子だと明日振込先などを知らせるメールが来て、わたしが実際に振り込むのは明後日かな・・・うーん、週末に来るかなあ品物。微妙なところですね。ネットバンク利用だったらもっとてっとり早いのかもしれませんが。


今日は早く帰宅したので久しぶりにゴールデンタイムのテレビを見たら、みのもんたが出ていた番組で堺屋太一の「平成三十年」がミニドラマ化されていたんですが、細かいところでやたら笑ってしまいました。「お義母さん、また「渡る世間は鬼ばかり」ですか?えなり君ももう幸楽の主人だものねー、早いわあ」とか(笑)。
平成三十年でもまだ続いてるのかよ・・・!でも続きそうで怖い。色んな人が引退したり脚本家が変わったりしても、「ER」くらいの勢いで続いたらどうしよう(笑)。視聴者も全部観終わるまで死ねないね☆超高齢化社会におあつらえ向きかもしれません。


ところでSS書いてます。次はキリゴロ7871になる予定。今年はキリゴロを頑張って消化したいところです。でもまだネタが出てないのもあるからなあ。・・・が、頑張りますッ!
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母さん・・・俺、やったよ・・・。

2007-01-24 00:27:11 | 雑記

皆様ごきげんよう。今日は速攻で退社して(正直いつもしてますが)今月初めに手続きしておいたパスポートを取りに行こうと思い、定時と同時に会社を出て電車に飛び乗ったら電車が止まった黒猫でございますよ☆
・・・U楽町線の馬鹿ッ・・・もう知らないんだから・・・!・・・あ、明日も乗るけど勘違いしないでよね!仕方なく乗るんだからねッ!あ、あんたのこと好きだからとかじゃないんだから・・・!

とか何とか無意味にツンデレ風に始めてみました。そうでもしないとテンション上がりませんよ今日は。

電車ですが、なんかものすごいブザーみたいのが車両という車両に鳴り響き、正直テロかと思いました。結局永田町で連結機故障とか言ったかと思えば次の放送では有楽町で人が転落したとか、もう何か何でもアリなのか状態でした。わたしは運よく途中で座れていたので、座って寝たまま復旧を待ちましたが、会社を早く出た意味はここでなくなりました。

結局2、30分遅れはしたものの、何とかパスポートセンターの閉まる前にたどり着くことができ、無事パスポートゲット。
1/5あたりの日記に詳しく書きましたが、パスポートセンターで撮った若干チンピラ風の証明写真が採用されていました。今手続きするとパスポートはICチップ入りになり、出入国ゲートでスキャナみたいのにかけると顔写真が担当者の使う画面上に出るというスグレモノに進化しております。受け取る際、「ICチップの確認です」とか言われ、そのスキャン画像をPC上で見せられたんですが、やべえこの人明らかに何か隠し持ってんじゃないの的な、何かしら悪いことをしそうな顔のわたしがこちらを見返しておりました。
・・・このパスポートであと10年。せいぜい出入国の際不審な動きをしないように頑張ります☆

ところでこの写真の四隅というか端の部分がなんか思い出の写真みたいにボカシ処理されているんですが、これはこういう仕様なんでしょうか(笑)。あと若干セピア加工されているような気がするんですが。気のせいかな?


先ほどネットにつないでみたところ、先週末に入札したきり全然動きのなかったヤフオクのブツがいきなりすごい値上がりしていました。とはいえまだ正札以下。しかもあと10分で終了とかいうので、慌ててオークション用のIDでログインし、再入札しました。その時点であと5分。このまま終わるといいなと思っていたら、誰だか知りませんが第三者が更に上の値段で再入札。負けるもんかッ!と、さらにちょびっとだけ値段を上げて再入札しようとしたら、「すみません。その値段より上の設定が他の入札者よりされています」と。何だやる気だなこやつッ!と、思いつつ、さらにちょびっと値上げ。それが受け入れられ、まだ来るか!?と思ってリロードしたら、どうやらその時点で時間切れ終了したようでした。

母さん・・・俺、やったよ・・・。

みたいな心境でした(何故母さん?)。しかし危ないところでした。わたしはこういう競り合いみたいなのにはムキになるタイプのようです。もうちょっと時間があったら明らかに正札の値段を超えても続けていた気がします。でも結構上がってしまったので、送料とか諸々の手数料を含めると正札ととんとんかやや足が出る感じかも・・・。でもいいんだ、欲しかったんだもの。早く出品者からメール来ないかな♪

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