皆様ごきげんよう。だらけきった土曜日を迎えております黒猫でございますよ。
金曜日、仕事帰りにダーウィン展を観に行って参りました。
開催される前に「おーこんなの来るんだ、来たら是非行こう」と思っていたんですが、気がついたら既に始まっていて、しかも会期も半ばを過ぎていました(駄目じゃん)。
博物館などに行く場合、たいてい休日に開館前から行って朝一で入って午前中に観終え、カレーかなんか食べて帰るというのがわたしの定番なんですが、ダーウィン展の詳細をネットで見てみたら、金曜日のみ午後8時まで開館とのことでした。土日よりはすいていそうだし、夜の博物館というのもちょっと興味があったので、今回初めて行ってみました。
今の職場からだと直行すれば6時前までに入れます。そして2時間もあればゆっくり見られるだろう、と。
予想に違わず、かなりよかったです。もしかしたら今まで行った中で一番すいてたかも。・・・あ、平日に仕事休んで行った恐竜博はもっとすいてましたが(笑)。
土日は朝一が一番すいているとは思いますが、やはり混むことは混みます。しかし金曜の夜ともなると、その時間頃までに現地に来られる人しか来ないし、金曜の夜に万人が博物館来たいかというとそうでもないはず。それでも思ったより人は多かったですが、ゆったり見られました♪
展示内容もとてもよかったです。見ごたえあったわー。
入って最初のほうに、ダーウィンが乗ったビーグル号の船内を模したようなスペースがあり、並んだ丸い舷窓の向こうには海が映し出されていて、その映像があたかも航海中であるかのように移動するので、船に乗っているような気分になりました。いやあ凝ってるなあ。
ダーウィンについて全然詳しくないので、お祖父様も相当前衛的な科学思考を持った学者だったとか、お母様はウェッジウッド(英国陶磁器ブランド)の創始者一族の方だったとか、色々初耳で面白かったです。
ダーウィン本人の生い立ち等に加え、やはり進化論を発表するに至る大きな要因となったビーグル号での航海の足跡なども興味深く面白かったです。
特に生きたガラパゴスゾウガメの展示にはびっくりしました。残念ながらこちらに背を向けて甲羅の中に引っ込んでいましたが。本物初めて見たよ。イグアナもいたし、ウミイグアナとリクイグアナの(剥製?)展示もあったし。ウミイグアナは意外と小さいんだなー。
あとアルマジロの先祖とされる生物の巨大な骨格にはわくわくしました。あれの中でキャンプくらいできると思う。かまくら的な感じで(笑)。
夜の博物館、といっても入っている間は空は見えないので、それほど特別な感じはしませんでしたが、やはり客層が「平日の夜でも来たい」という感じの、お互い譲り合って見るのに慣れている方が多く、お互いの邪魔にならないようなところに立って見る、という心得た方が多かったので、人が邪魔で見えないというストレスがなく、とても見やすかったです。
ひとりの方が多かったですが、母子もちらほら。子どもがいかにも科学少年という感じの眼鏡君で微笑ましかったなあ。頑張って将来原油に代わるエネルギーを発見する偉大な科学者になってくれたまえ(なんという人任せぶり)。
しかし2時間では常設展示までは見る時間がなかったのが残念・・・野口英世展やってたなんて知らなかったよ。見たかったよー。
そして閉館を告げる蛍の光に追い立てられて外に出たんですが、出口のところにあるクジラのオブジェ、夜間はライトアップされるんですね。キレイだったー。あそこなら写真撮ってもよかったのかな。撮ればよかったかも。
そして帰路、上野駅中央口内にあるスーパーで「本来日本未流通、限定900本」とかいうワインをつい買ってしまい、重さにくじけそうになりながら帰宅しました。
飲もうと思ってたのにやっぱり寝オチしちゃったんだぜ。疲れてたしな。
今日は飲むよっ☆