LOVE&DESIRE

沖縄で頑張る爺バンドのブログだったがいつの間にか爺の独り言(涙)。

ロックは死なないが、たまにはメゲル(高校編)

2009-09-13 09:22:11 | ブログ

反体制だの祖国復帰だの世間さまは時代の荒波の真っただ中。ロック馬鹿は自分たちバンド仲間内の音楽論争、JAMに明け暮れる。単純に突っ張っていただけなのだが、ある日ベースの東の父(推定年齢48才)が「きみっち福祉などやって少しは世間様に恩返しOK?」でロックンローラーは福祉関係者に早変わり(ポリシー無し)

福祉団体「ともし火の会」メンバーとして、体の不自由な人、心と体のコントロール不便な人などをケアする施設等を訪問し、「音楽で皆様の慰めになればウレシイデス」などとぶりっ子。

ある施設では大変歓迎され、楽器を下ろそうとすると園生(小学生から中年の方まで)15名ばかり我も我もとタムタム・スネヤ・ギターなど奪い合い蜘蛛の子散らすがごとく、四方八方に走り去る。「なんじゃ~集団楽器窃盗団か?」と思いきや、園長先生曰く「ウレシクテ嬉しくてお手伝いさせて~」なんですよ。でも何処に運べばいいかわからないのです。納得。

バンド・手品・腹話術(地獄のケンチャン)・お話など ともし火の会のメンバーの奮闘!!

ライブ(?)もクライマックスを迎え、全曲終了の時だった。

思いがけないアンコールの大合唱に

「曲が無いよ」と焦る東

アンコールのさらなる大合唱

その時 東の父が一言

「僕らはプロだ!!」

「渋いぜ」 (チャーリーの心の声)

「あわてるんじゃない!!」東父

[キーはFだ!!」東

「フォービートだ!!」東父

「かっこいい~」(チャリーの心の声)

「ワン・ツー・ワン・ツー・スリー・フォー」

Fのイントロが始まり、チャーリーも

渾身のフォービートを叩き出す

東父が歌い始める

ツレテ~~

逃げて~よ~

ついて~~

おいでよ~~

輪切りの私~~(細川隆)

チャーリーその場で反り返り

後方へ退場寸前で

体制立て直し演奏続行

墜落寸前でした。

メゲマシタがその後園長先生を囲み遅めのお弁当タイム。福祉の現状、事件、事故など詳しいレクチャーを頂き。マサジ・ヒーボー・すみひろ・チャーリーのにわか福祉バンドマンは神妙な感じで、皆無口。だいぶ後マサジさんと飲んでると「あの時話がヘビーすぎて、弁当吐きそうになったが、堪えた」と本音をポロリ。若い時のツッパリも楽じゃない。BYチャーリーHACHI