あなたはひとりで車を運転している。右手に海、左手には森。道は海岸線に沿った穏やかなカーブの連続で車内は平穏であり、適度な空調で快適かもしれないし、クーラーが効かずに窓を開け放っているかもしれない。ドライブの目的は仕事か、雑用か、あての無い気まぐれかもしれない。あなたの体調はすこぶる良好で、睡眠時間も十分すぎるほど取れた。車は順調に進み、これからの事、目的地の事、追憶、など自由気ままに思いを巡らせる。そして、静かに確実に時は流れる。ところが自分でも気が付かないうちに思考が途切れ途切れになったような空白な瞬間を薄ら感じ始め、あれ、おかしいね、牛のあくび、なぜかとっても眠たいような、猫の国、心が別の時空に飛ばされたようなぬくぬくお布団気分になり、心の片隅でこれ、変、わたし居眠り運転?と微かに思い始め、なかば、眠りの国から危機感を頼りに意識を集中し始める。そしたらカーレィデオから流れるのは切なすぎるバラードではなくて、琉球古典音楽・・・・うわ、危ない。運転中にこれ聞いたら100%熟睡(なにしろ「おめでとうね」と唄うのに3分掛かるのです)オ~~~~メ~~~~~デ~~~~ト~~~~ウ~~~~~~フウ。
あなたは告別式かお通夜か大勢の人たちと神妙に厳かな空気の中、故人に心の中で惜別する。かなり大きな会場には200名は居るだろうと思っていると、音響担当係員が故人の好きだった曲を掛けるが誤って「カチャーシー」を会場に大音響で流してしまう。すると参列者の沖縄県民反射的に全員踊り始め、飲めや歌えやの大宴会・・・になるはずはなく、ミスった係員の頭をフライパンで殴り失神させ一瞬でボリューム0にした支配人のお蔭で事なきを得る。
今日の教訓・沖縄の音楽(1)寝る(2)踊るのいずれかになる確率高いですね。
全色本店に新人です。
真ん中の若者の名は東海林(しょうじ)玄宗君だったと思います。可愛がってね。
吉野家のセット600円は微妙な値段ですね。
よんでくれてありがとうございます。