自宅で寝ているが金縛りか体が動かない。唇が震えるほど力を入れているが、歯を食いしばっているのではなくて、むしろ何とかして噛まないように抵抗している感覚。ウグ~と小さく唸り声を出せば、異変に気が付いた細君が隣の部屋から様子を見に来て、小さく悲鳴を上げる「あっ、お父さん舌が・・・」暗がりで目を凝らせは己の舌がまるで犬の舌の様に長く垂れ下がり、その舌を噛み切らない様必死に抵抗している事態が判る。が、抵抗虚しく上下の歯が強烈に閉じられ、柔らかい肉を噛み切る感覚・・・それを見た、細君「きゃ~飲みこんだら死ぬ~」と叫びながら噛み切られた舌を必死に拾い上げ投げ捨てる。噛み切られた舌より残った部分が喉の奥に詰まり窒息死するのではないか?と何故か冷静に思いつつ、口の中に広がる生暖かい感覚に、血は鉄の味がするよね、何の味もしないのは?、ああ、そうか、舌を噛み切ったから味覚が無いのさ、僕はもう何も味わえないし、それ以前に死ぬんだろうな~と悲しむ。そして覚醒。
怖いが変な夢でした。細君「あ~これはね、こういう意味で、あんたは~」とすぐに分析。
降参します。
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