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伊吹山や上高地などの山の花を紹介します.

セントウソウ

2012-10-15 15:10:00 | 花,
セントウソウ(仙洞草)はセリ科の花で,日本全国に分布し,山野の樹林下に自生する多年生草本です.学名はChamaele decumbens (Thumb.et Murray) Makino var.decumbensで,chamaele(矮小), decumbens(横臥した)の意味から,横臥した,矮小の植物のこと.和名は雅で仙人の住む洞窟に生える花のこと.別名オウレンダマシ,イブキセントウ.花期は4月上旬,場所は伊吹山登山口から一合目の登山道沿.





ササユリ(日本固有種)

2012-10-15 04:18:19 | 花,
ササユリ(笹百合)はユリ科の花(日本固有種)で,ユリ仲間で最も清楚美しく,皇后さまのお好きな花として知られております.中部~九州地方に分布し,北限は能登半島や長岡市,南限は宮崎県で,林下の半日蔭の地に自生する多年生草本です.また体細胞より人工的にクローン(完全個体)を作成出来ます.学名はLilium japonicum Thunb. ex Murrayで,liliumはギリシャ語leirion(白い花),japonicum(日本の)の意味から,日本原産で,白花の植物のこと.和名は葉が笹に似ていることによる.花期は6月,場所は国見峠途中.