ヤマガラシ(イブキガラシ)

ヤマガラシ(山芥子)はアブラナ科の花で,伊吹山のものをイブキガラシ(伊吹芥子)と言います.本州中部以北に分布し,山地に自生する多年生草本です.学名はBarbarea orthoceras Ledebe.で,Barbareaが聖者バーバラ氏,orthocerasがortho(直立した),cerace(茎)の2語よりなり,直立した茎のことから,茎が直立し,バーバラ氏に因む植物の意.和名は山野に生えるカラシのこと.花期は5月,場所は山頂駐車場付近.

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イタドリ

イタドリ(虎杖)はタデ科の花で,東アジア,日本(北海道から九州)に分布し,日当たりの良い山野や荒地に自生するる雌雄異株の多年生草本です.薬用植物です.学名はPolygonum reynoutria Makinoで,polygonumがpolys(多くの)とgonu(節)の2語よりなり,茎に多くの節があるの意味,reynoutria(Reynoutre氏)のことから,Reynoutre氏に因み,茎に多くの節がある植物の意.和名は痛みをとる薬効のあることから,イタミドリ⇒イタドリへの転.花期9月,場所は東遊歩道.

伊吹山の風景⑩

伊吹山の風景⑩
4月中旬,伊吹山の頂上からの遠望.琵琶湖対岸の百里ヶ岳(931m),三国岳(959m).