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伊吹山や上高地などの山の花を紹介します.

タカネナデシコ

2012-10-17 02:00:00 | 花,
タカネナデシコ(高嶺撫子)はナデシコ科の花で,本州中部以北に分布し,日当たりの良い高山に自生する多年生草本です.学名はDianthus superbus L. var. speciosus Reichb.で,Dianthusがdios(ギリシャ神話ジュピター)とanthos(花)の2語よりなり,ジュピターの花の意味,speciosus(美しい)の意味から,美しい,ジュピターの花のこと.和名は高山に生えるナデシコの意.本州中部以北に分布し,高山の日当たりの良い斜面等に自生する多年生草本で,カワラナデシコの変種です.花片が強く切り込んでいるのが特徴です.花期は8,9月,場所は伊吹山山頂部.









ダイモンジソウ

2012-10-17 02:00:00 | 花,
ダイモンジソウ(大文字草)はユキノシタ科の薬用植物です.日本各地に分布し,山地の湿気の多い場所に自生する多年生草本です.学名はSaxifraga fortunei Hook.var.incisolobata (Engel.et Irmush.)Nakaiで,saxifragaがsaxum(石)とfrangera(砕く)の2語よりなり,石を砕くの意味,fortunei(植物収集家Fortun氏の)ことから,Fortun氏に因み,石を砕く植物の意,和名は花姿が大の字に類似することによる.花期は9月,場所は伊吹山頂上部.結石を溶かし,利尿作用がある.