風太郎

阿蘇の麓に暮らし、ギターを背に日本中を駆け抜ける。
彼の歌声に僕は何度心を救われたことだろう。
歌っている彼の姿は、僕には「侍」と映る。
こんな日本人がいることに僕は誇りを感じる。

音楽って、唄って、きっとここにあるんだと。
風太郎さんは教えてくれます。
日本では、どうしてもマーケティング優先だから、
芸術を鑑賞にしても、お冠がつかなければ、それを文化とか芸術と
認めない。

また同時に、人様の目に届くことはないし、人様も目線をむけることをしない。
それが日本人の文化や芸術への意識である。
だからといって、欧米が偉いとかそんなことを言うのではない。
ただここが日本に最も足りないことだと思うのです。

世の中にりっぱな人やりっぱなことをやっている人はたくさんいる。
だからこんな豊かな日本があるのだろう。
だから日本の政治や経済に対して僕が何を語ろうと説得力は何もない。
だから僕が伝えられることやっていきたいと思う。

そんなことやっていきます。