Since1994 "ROCK BAR" GLASSONION 高田馬場

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これでいいのだ…

2008-08-05 | 時代の光景U+203CU+FE0E
やっぱり天才だったのだ。

下落合方向向いて、早稲田通りを背にすると、大学から日が昇り、下落合に沈むのだった。

すごい。
そうだったのか。

天才の自宅前を通るたびに、僕は勝手に納得してた。

その憧れの天才がいってしまったのだ。

乙研丹波笹山支部長のズッキーニまこ氏が東京本社勤務時代、かの『下落合焼き鳥ムービー』のプロデューサーの向井さんを連れてきて、いろいろ話させて頂いたことがある。

要町から椎名町。
そして下落合。
かってアバンギャルドな時代があったようだ。

時は流れ時代は変わる。

当時の若者も建物も、みんなお爺さんお婆さんになってしまったのだ。

お爺さんお婆さんになると、過去も曖昧になってしまうのだ。

過去が曖昧になると、自分に都合よい過去になるのだ。

いつの時代がよかった悪かったと、得意気に老人がありもしない過去を語り、それを聞かされる若者はアクビをじっとガマンしている。

一般ピープルの日常の風景なんてのはそんなもんなのだ。

だから天才はすごいのだ。

きっと天才は、今ごろ天国で神様相手に次の悪さを考えているのだろう。