自由と気儘とお洒落な日々

真夜中帰り道
嫌いじゃないこの時間帯



今日も見事に暑かった
さすがに睡眠不足かなぁ‥



さてさて一句


”待ち人きたらず七夕は

月夜の最上のせせらぎを

なお見て思う芭蕉かな”




スコッチを二杯飲み干すと‥今夜は潔かった。


往生際の悪さで定評の、大家で医者で坊主の菱川師匠が、これから上高地に蝶を見にいくぞと気勢をあげた。



年に一度‥７月１０日前後しか現れないらしい‥ややこしい名の蝶の名を言った。


が、、覚えられるわけがない。



診察中に窓の外を見たら‥今日しかないと深夜バスを予約したんだとか。



千葉に戻って準備して‥夜の１１時に新宿らしい。



明日は山荘泊まりだとか‥。



来年生きているかわからんのに、今しか見れないものを見にいかずしてどうする‥



ほほぅ‥



師匠‥


つたない私の歌詞のくだりに



”人生は泡沫の恋”



‥と浮世を例えてみたんですが


すると、携帯を取り出しメモをみながら紙にこう書かれた。



俺もあんだよ‥気に入ったのが


高齢のお母さんへ、夏のお見舞が、今日いとこの嫁から届き、、添えてあった手紙の一文だそうだ。



”自由と気儘とお洒落な日々”‥


ほほぅ‥やるなぁ～いとこ嫁