語ることの由来
人は、いろんな色で生きています。
それが、何色かは、それぞれが、決めること。
先日、都内セレブどころの、とある高級クラブのホステスさんが、約2年ぶりに、近くにきたからと、寄ってくれました。
元は、古い友人の、連れの女性でした。
でなきゃ馬場に、そんな女性が、来ることなど、絶対にありえませんから…（笑）
彼女の勤めるクラブは、お一人様料金、最低でも片手必要な、店らしい(^^;;です。
僕などは一生縁のない場所とは言え（笑）
、それでも、その界隈では、気軽でリーズナブルな店なので、大変繁盛してるそうです。
もちろん、まだ、30そこそこの女性です。
年収では、間違いなく、遥かに及びませんが…(^^;;、その代わり、人生の位としては、僕の方が、遥かに上なわけです。
だから、彼女は敬語、僕はタメ口です（笑）
彼女は、頭の回転が良く、上品な口調で、しかも、凄い美人ではなく、笑顔が、人当たりの良さそうな、知的な美人。
政界、財界、芸能界、スポーツ界、有名人がビシバシ来るそうです。
彼女いわく、全てが、虚像の世界、だそうです。
稼ぎも多いけれど、出て行くお金も多いようです。
出勤前の、美容室は必須、衣装もブランドのみ！
ママが、チェックするそうで、その場しのぎも、誤魔化しも、ありえないそうです。
僕などは、デパートなんかのブランド屋の前は、ただ通過するだけの場所です。
時々、誰がいったいこんな物を買うのだろう？と、ただ不思議に、想像するだけです。
もちろん、彼女や、その店に集う人からすると、ギブソンのJ45オールドに70万も80万円もの値札に、首を傾げるはずです。
それと、同じかもしれません。
彼らには、こんなたかが中古ギター、でしょうからね。（笑）
唯一の違いは、ギブソンのオールドは、僕らには、生涯の宝物となります。
ともあれ、つまり、世の経済は、この手の人々により、プロパーな経済が保たれているのかもしれないと、感心するのでした。
そうです、だから、こんな僕には、そんな世界は、照れ笑う、しかありません（笑）
しかしながら、30そこそこの女性から、虚像の世界、なんて言われてしまうと、返答に困ります。
どんなに虚像でも、そこを離れられない彼女には、そこでしか味わえない、麻薬のような魅力があるのでしょう。
そして、どんなところにも、等しく、恋は、宿るようです。
今、私は恋をしています。
彼女は、ポツリと、そう言い残して、帰って行きました。
愛似恋！
漂いながら、男と女！
大人の世界を、見せて頂きました。