
核燃料リサイクル"もんじゅ"は、ついに、廃炉と決まりました。
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MOX燃料(プルトニウム・ウラン混合酸化物)を使用し、消費した量以上の燃料を生み出すことのできる高速増殖炉の実用化のための原型炉であり、高速実験炉常陽でのデータをもとに建設された日本で2番目の高速増殖炉。
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核兵器製造が目的だ…
などと、一方では、都市伝説みたいに、長年、騒がれ続けてきましたが、実は、それ以前の問題だった。
一兆円も、かけたのに、稼働すらしなかった!
笑うしかありませんね…(笑)
何ともお粗末な結末です。
(´-`).。oO
とどのつまりが、元京都大学原子炉実験所助教の、小出裕章さんが、長年、一貫して、言い続けてきた、その通りの、結果になってしまったではないかいな⁉️
わかる専門家には、最初から、この結末は、分かっていたことだったのかもしれませんね。
つまり、国は、単に、一兆円もの税金を、全く無駄のために使った、わけです。
その言い訳を、ずっと考えていたから、今頃の発表になったのでしょう。

小出裕章さんの、コラムや記事を読んだり、最近までやっていた、ラジオフォーラムを聴いてた人は、放射能や原発について、知識としては、かなり詳しくなってるから、なんで今頃廃炉なのかが、むしろ、そのことが、不思議なはずです。
でも、マジで恐ろしいゾ~と!
ゾッとしたのは、あれだけ、小出裕章さんを、村八扱いしてた連中が、結局、小出さんの言う通りにする以外に、手立てがなかった、というのが、あまりにリアル過ぎて、恐ろしいです。
つまり、無能な人が、原子力を、やってたことの、恐ろしさです。
世界でも群を抜いているそうな、原子力
技術の優れた日本でさえもが、今回の予期せぬ大地震では、豪速球投手から、カーブやチェンジアップを投げられたような事態には、手も足も出ないものなのだと、2011年、国民は、ハッキリと、学びました。
じゃ、途上国などで、原子力をやってる国は、どうなるの⁇って話です。
一兆円を、ただ無駄に捨てましたとは、国民に言い難いから、今日まで、何とか引っ張っただけの、時間稼ぎでしたでは、そんな彼等が、あまりに素人的で、心底恐ろしい〜‼︎
人のやることなんて、もろいもんだなぁと、しみじみと、思いました。
要は、原子力発電が悪いのではなく、放射能への、対応技術も能力も、まだまだ、完全に未熟なのに、それでも、見切り発車せざるを得ない、この国の、社会の仕組みや、その実態が、とても恐ろしいのです。
もんじゅにしても、すっかりまだ未熟なのに、やっちゃった。
それが、大問題だと思うのです。
よく言われることに、医療の目覚ましい発展は、臨床のための実験用命の、大量消費のお陰であり、たまの医療ミスは、より多くの患者の命を救うがための確率なんだ…。
確かに、放射線湯治療で、どれだけ多くの、患者の命が救われたことかは、放射能研究のお陰でしょう。
しかし、多くの命を救うがために、どれだけ多くの命が、犠牲となったのか。
つまり、原発だけを悪者にしたところで、何の解決にもならないってことです。
そこに、確固たる、強固な良心を存在が、不可欠です。
科学の成熟とは、原発さんお疲れ様と、原発に感謝し、原発の労をねぎらえる世の中になることです。
原子力についての科学が、対等、もしくは、勝ることです。
それまでは、実用化すべきじゃないと思うのです。
今まで、権力者から、言われるがままに絵踏みをし、さんざん、小出さんを非難し、罵倒してきた、御用聞きの教授や、専門家や、知識人は、とっても、とっても、、バツ悪いだろうなぁ。
バツが悪いとは、なぜなら、どんな人にも、良心が存在するからです。
だからと言って、彼等が、絵踏みの心得を、忘れることもまた、決してないでしょう。
しかしながら、お天道様は、ちゃんとお見通しです。
天罰って、あると思う。
なぜなら、お天道様とは、良心のことだから。
彼等は、恐らく、心のどこかで、天罰を覚悟していると思います。
2011年、原発事故により放射能が大気中に、大量に溢れ始めると、東大に、東電が現れて、札束積んで、関係者に、踏み絵をさせ、拒否できた勇者は、ほとんどいなかったとの話を聞いて、国民誰もが、信じていた政府にガッカリしました。
渦中の豊洲汚染問題もまた、次々と暴かれる悪事と、その悪事の仕組みに、東京都を信じていた都民は、ただ、ガッカリするしかありません。
豊洲の悪事が次々と暴かれ、その悪事の内容が、克明に箇条書きされる度に、そこに暮らす人々は、どんな思いで、その不安と闘っているのだろう。
これもまた、いつもの光景ですね。
➡︎度々申しますが、飲み屋風情が、放射能汚染とテロについて、あれこれ能書きしますのは、僕が、恐怖の体験者だからです。
チェルノブイリ原発事故の最中、僕は中国の桂林で、大雨の中、ずぶ濡れで、キャッキャはしゃぎながら、筏みたいな小舟で、川下りをやってました。
後に、チェルノブイリ放射能汚染の実態を知り、絶句。
ロンドン、ビクトリア駅にて、当時のIRAのテロ爆弾予告で、逃げろ!と、駅員に怒鳴られ、全力疾走。
後の報道に絶句。