まるで…
時間が止まったような、不思議な空間の中にいる自分を、経験したことは、ありませんか。
ぼーっとしながら、瞬きをした、その次の瞬間に、
突然、懐かしい人影が、目の前に現れました。
あまりの驚きに、僕は、一瞬たじろぎました。
なぜならば、いつも、気になりつつも、あっという間に数十年が過ぎていました。
それが、僕の高校時代の親友、岸本君でした。
明大の、有名な音楽サークル、作詞作曲研究会に、彼はいました。
大学時代こそ、交流はありましたが、卒業後は、彼は実家の材木店を継ぐことになり、東京を離れたので、それぞれの地で、それぞれの人生を、やることになりました。
あれから、35年が…。
それが、高校時代の親友、キッちゃんだったのです。
その間に、キッちゃんとは、1度か2度、会えたことは、覚えてますが…
こんなにも長々と、キッちゃんと、ゆっくり話が、できたのは、実に40年ぶりかもしれません。
キッちゃんは、親しい友人である以上に、僕のサブカル師匠でしだ。
おお〜麗し我が友よ!
ボブディランを教えてくれたのも彼でした。
いつ遊びに行っても本を読んでいる、そんな、彼の姿ばかりを覚えています。
やがて、キッちゃんにつられて、僕も本が大好きになりました。
文章の基準がわかる年齢となった今でも、彼は、文才のある人だったと思うから、本当に文才のある人なのでしょう。
最近、オーストラリアの、ジョンバトラーが、マイブーム。
当時の友は、どっか、ジョンバトラーに、似てた気のする、我が自慢の友人です。
(╹◡╹)