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たまの休日だから

2017-07-18 | GLASSの日記 "I'll Follow The Sun"



昨日は、昼間、用事を済ませた後、久しぶり、夏の夜空を眺めながら、夜をゆっくり過ごしました。

宝石みたいな、新宿の夜景に見惚れていると、ふと、すっかり忘れていた、過去の出来事などにたどり着いて、今頃、反省したりするから、人間面白いものです。

(笑)"

過去なんてのは、都合よく出来た贖罪、なんですね。

腰痛という鎖に繋がれた身ゆえに、ままならないことがたくさんありますが、それとて、僕の過去の結果なのだから…

受け入れ、痛みを、噛み締め、耐える時間こそが、過去への償いなのでしょう。

もう三年以上、腰痛に苦しんでるから、僕の罪は、相当深いのでしょうね。

(-.-)y-., o O

夜景が、こんなにも美しいと、こんな半端に生きてきた者にも、生きる容積を教えられます。

ほんとに、忘れてたなぁ~!

月並みだけど、感謝の気持ち。

普段なら、嘘っぽいなんて気になって、逃げてしまうのですが、逃げたくない夜ってありますね。

すっかり忘れてた自分の奢りを反省しました。

恐らく、実刑で塀の向こうから、夜空を眺めてると、こんな気持ちになるのかもしれませんね。

(^_^*)素敵です。



泉谷師匠の作品に、"陽が沈む頃"って傑作があるのですが、それです。

誰の心にも、桃源郷は、あるのです。

偶然でも、穏やかな時間を見つけた時に、その桃源郷は、どんな人にも、姿を表すのです。

そんな時にこそ、人間、気づくものです。

ゆっくり過ごすと、だれでも、優しい気持ちになれるものですね。
こんな、貧乏性の人間でも(笑)"

都会じゃ、月曜日、日の出とともに、人はゾンビになります。

週末、日が沈み、街に灯がともるまで、人はゾンビです。

穏やかな休日のみに、人は、人間の顔に戻っていきます。



わざわざ、じゃなくったって、足元に、いくらだって、幸せは、山ほど転がってるのです。

誰にだって。

なのに、先を急ぐあまり、いつも、気づかず、蹴飛ばしてしまってる。
それことさえも、まるで、覚えてはいない。

だから、いつまでたっても、吊るしの幸せに、憧れ、夢を描くことしか、他に頭に浮かばない、そんな暮らしとなるのだろう。


まさに、自分、そのものです。



我が家の自慢は、高級でも何でもない、古いボロい賃貸マンションなのですが、なんと、新宿の夜景が一望できる、超高級な、贅沢ロケーションです。

だから、この部屋を選んだのに、日々の暮らしに追われるあまり、夜景どころか、時間すら忘れてしまって、曜日すら間違うこともある。

それが日常。いつしか、それが、現実。

何も僕だけじゃないと思います。

だから、誰も、それを否定はしないが、肯定もしたくない。

いつかきっと!

はとんどの人が、そんなところで、実は、生きてるんだと思います。

嘘っぽいといつも思うが、その嘘も、また生きる糧なのだと。

理想的な田舎暮らしの美徳を、ことさら強調する人。

理想的な都会暮らしを豪語する人。

結局、彼らは同じ人。

俺は違うといいながら、僕もまた、同じ人なのだ。



気づいてしまう夜がある。

我が家の夜景に、今夜は、何度も、何度も、カーテンコール。

左の端にスカイツリー、六本木ヒルズ、東京タワー、~真ん中が、新宿高層ビル群、そして、右端に富士山。

これが夜になると、夜景で、夜空の下半分が、宝石を、散りばめたように鮮やかな色を放つ。

その、散りばめた宝石の上空を、ヘリが遊覧飛行しています。

これから秋にかけて、遊覧飛行は、毎年、最盛期を迎えます。

時々、こちらに向かってきては、やがて大きく旋回します。

まるで、ブレードランナーのような、未来都市を想像させる光景です。

東京が演出する、都会の絶景。

僕は、東京を見落としていました。

住み始めは、そりゃ毎晩、絶景を眺めては、うっとりため息してたのに、いつからだろう。
夜景どころか、時間も日付さえも、忘れていた。

そんな暮らしがいつしか、根拠のない、静かな田舎の生活への、憧れとなる。

"そんな俺には、故郷の豊かさも、都会の絶景も、実は、何も見えてはいない"

誰かの吊るした幸せを、ただ夢見てるに過ぎない。

まず、自分だけが知ってる、俺の天下を取ることだ。