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(8)‥”終わりのない風景”

2012-08-20 | 諸行無常…let it be
やはりチェンマイはそう言う街でしたか‥

確かにレストランとか店の雰囲気とか、センスの良い街だなぁと常々思っていました。

この仏画を描いた若者が実に素晴らしい人柄でした。

描いている様子も見せてもらいましたが、人柄までもが仏画に現れている気がしたのです。

そう言えば、彼の作品は、ロンドンのピカデリーのどこかにも展示されてるとか言ってましたが‥

今頃は有名な人になってるかもしれませんね。

そんな仏画なので、カウンターの正面に飾り、平常心を真似ながらやってきました。


思えば今日まで‥天災も、人災も‥何とか逃れられ、生きてこれたこと‥。

それだけでも感謝すべきなのに‥。

僕は、自由に好き勝手に生きてきた分、僕の過去への代償を、何もやってこなかったことも事実です‥

あなたに対してもそうでしたが‥。

僕がまだここにいるのは、”業”と言うより、僕の人生への支払うべき代償なんだと思っています。

僕は多くの人に甘えさせてもらって、迷惑もたくさんかけてきました。

今はその代償をやってる時間なんだと思っています。

長い人生‥いい時ばかりじゃない。

かと言って、悪い時ばかりでもない。

今までそう思って生きてきましたが‥、この世の不条理に巻き込まれた人々はそうもいかなかったことも、今日までの出逢いや出来事‥。

何よりも昨年の震災や原発事故で実感しました。

だから全ての人に代償があるとも思いません。

僕だけが知る僕の代償です。

この50年余の月日に出会った人々が多くを教えてくれたはずなのに、僕は気づくことをしてこなかった。

逃げてきたのかもしれません。

もしも神様がいるとしたら‥それは身近な隣人の中に潜んでいるのでしょう。

あなたの中にも神様は確かに潜んでいました。

三年前、僕は在宅介護で、大久保の裏通りに面した小さなアパートや、年期を帯びた古びた住居に、独り暮らす高齢者を訪れました。

それはインドで見た光景よりも、壮絶な人様の命の光景でした。

高齢者に教えられたのは、どれだけ生きたか‥ではなく、どう生きたのか‥が人生にとって最も大切なのだと‥実感したことでした。

すなわち哲学です。

物や形ではない生き方を持った老人は、ボケません。

物や形にこだわる世俗的な老人は、確実にボケるようです。


根拠はありません。

僕が関わりながら体感したことです。

難しそうな話をしてしまいましたが、ほとんど意味をなしてませんね。

15年の歳月ですから‥、僕の引き出しには、まだまだたくさんの書きかけの手紙が詰まっているようです。

今日も暑そうですね。

ではまた‥

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