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人は人生を冒険する!

2017-04-24 | GLASSの日記 "I'll Follow The Sun"


人間、変わるとは、どう言うことなのか、それを、ボケボケと、ずっと考えてました。

こん抽象的な話は、禅問答みたいで、説明も難しいので、残念ながら、誰一人とし て、壺にはまるような言葉を、直球で、説いてくれる人はいませんでした。

ところが、ニュース記事を読んでいて、偶然、見つけてしまったのでした。



その手の本に、よく描かれるのは、何かを変えようと思ったら、まず自分が変わること。

自分が変わる、自分を変える…とは、どう言うことなのか。
どうすれば、変われるのか。

どの本も、書くだけ書いといて、肝心な、やり方を、書いてないのです。

それが、昨日、僕の心に、スポッ!と、収まったのでした。


それは、まだ、若干二十歳の登山家。
まだ、女子大生のインタビュー記事の、一節でした。



「家でも学校でも、いつも他人に変化を求めるのではなく、自分が変わることで成長していかないといけない。そのことに気づかせてくれたのが山登りだったんです。
その時から、常に自己成長のために努力できるようになり、「人生の競争相手は自分だけ」と実感するようになったんです。」…



この彼女は、ヤバいですね。

この冒険乙女は、間違いなく、大輪です。

つまり、"人は皆、己が人生を、冒険するために、生まれてきたのだ'と言う、至極、単純明快な、これがこの世に、生を授かった者達の、原点です。

若干二十歳にして、彼女は、itに、気づいてしまったのです。

お釈迦様でさえ、この領域に辿り着くまでには、かなりな時間を要したはずです。

若干二十歳の、女の子が、もうすでに、会得していたことに、驚きと、感動と、登山と言う、荒業の中で、会得したのでしょうが、ある意味、これから、彼女は、どこへ向かうのでしょう。

今まで、多くの若者と出会いました。
その中で、大輪を予感させられた、若者とも、出会う機会がありました。

僕は、24年間。

早稲田通りを行き交う人々を、眺めて、暮らしてきました。
そこで思ったことです。

多くの人と出会いながら、ある日、9割の凡人と、1割の大輪で、この世は成り立っている。

そんなことを、感じました。

そして、いつの間にか、それを、この目で、見分けがつくようになりました。








南谷 真鈴(みなみや まりん、1996年12月20日 - )

七大陸最高峰日本人最年少登頂記録保持者
神奈川県川崎市出身

早稲田大学政治経済学部2年在籍時
2016年7月4日に、デナリの登頂に成功し、七大陸最高峰制覇を達成

それに先立つ2016年5月23日に、エベレストに日本人最年少登頂した。
また、2015年10月にはマナスルの登頂に成功し、日本人最年少の8000メートル峰登頂と女性世界最年少の同山登頂を達成している。

来年は、世界一周の旅に出るそうです。



僕は推測するに、彼女の大学の、遠い先輩である、ユニクロ社長が、恐らく、気前よく、"思いっきり遊んでこいよ"と、スポンサーを買って出られたのだと思うのです。

なぜなら、この社長もまた、知る限りの、経歴やら、生き様が、人生の冒険家だからです。

それと、この冒険乙女は、以前読んだ記事などでは、スポンサー探しに、千通以上のメールを、あちこちに、送ったそうです。

冒険家、植村直己さんを思い出しました。
植村直己さんこそが、まさに、人生の冒険家でした。

かつて、植村直己と言う冒険家を、僕の世代なら、みんな、覚えています。

この植村直己さんが、スポンサー探しやら、資金調達のための、植村直己講演会は、有名でした。

植村直己さんは、講演会で、本音とホントしか、話しない人だったそうです。

講演会に訪れた誰もが、帰りには、植村直己さんの大ファンになってしまうそうです。

全ての、心の無駄が、削ぎ落とされると、そこには、洗練された右脳の存在だけが残るのでしょう。

禅の姿が、ほんのちょっと見えました。










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