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酉の市…年に一度、愛に行く‼︎

2016-11-27 | GLASSの日記 "I'll Follow The Sun"




今年の御酉様は、二の酉まで。

先週、23日の祝日でした。

御酉様と言えば、この界隈では、みなさん、新宿の花園神社ですが、僕は、雑司が谷の大鳥神社で、今年も、億万長者を祈願してきました。

鬼子母神のちょうど、隣りに、大鳥神社はあります。

そして、僕が、この大鳥神社に参拝するようになったのは、実に面白い、興味深い、実話があるのです。

正真正銘の、実話です。

だから、ここは、間違いなく、パワースポットなのです。

(╹◡╹)

GLASSONIONを馬場に構えて以来、僕も世間にならい、ずっと毎年、花園神社だったのです。

それが、この雑司が谷の大鳥神社にしたのは、2010年から、たんなる町興しの意味合いで、商売繁昌の、大きな恵比寿様が、祀られるようになったと言う、その恵比寿様の、僕の個人的な効果です。


その、恵比寿様がなんと‼︎

かつて、この辺りに住んでいて、小学生を教える塾の先生で、GLASSONIONによく来てくれてたお客さんに、うりふたつ、ソックリだったのです。


僕は、最初、この、恵比寿様を見て、あまりの驚きに、ショックのあまり、叫んでしまいました。

ギヤ〜‼︎

これは、あの飲み逃げした、◯◯◯◯さんじゃねぇかよ〜〜‼︎

飲み逃げ犯人と、町興しの恵比寿様のお顔が、ソックリのまま、なのでした。

似てるだけならともかく、あまりに、条件が揃い過ぎてました。

この、雑司が谷界隈のどこかに、住んでいたこと、2009年辺りから、その人の、存在の気配も、なくなっていたこと。

しかしながら、僕は、その人に、何の、恨みも、モンクもなくて、どこかで元気で、やってくれてることを、いつも願っていました。

なぜなら、そのお客さんは、本来、正直者の善人で、とっても良い人だからです。

熱狂的な阪神ファンでした。

僕は、子供の頃から、ジャイアンツを愛してきました。

だから、むしろ、親しくなれるお客さんだと、思っていたからです。

そのお客さんも、僕を騙そうなど、絶対に思っては、いなかったはずです。

本人曰く、早大文学部卒業とのことでした。

自称、早大中退って怪しいおじさんに、たくさん会えるのも、早稲田通りの、醍醐味ではありますが…

^_^;

話してれば、本当か嘘かは、すぐに、わかるものです。

そんなの、当たり前ですがね。

ですが、そんな嘘は、誰も傷つかないから、罪はないものです。

その人も、僕に話ししてくれた、学歴や経歴が、どれだけ本当かはわかりませんが、ともかく、どう見ても、悪人でないことは、確かでした。

そんなお客さんが、ある日、GLASSONIONで、さんざんツケをしたあげく、突然、街から、消えたのでした。

あれから、もう、10年が経過しました。

でも僕は、いまだ、彼を信じているんです。

ひょっこり現れて、あの時は…と、ツケを 払いにきてくれることを…。

僕はきっと、笑顔で、どうもありがとうございましたと、言うでしょう。

あるお客さんが、一度だけ、そのおじさんと、偶然出会ってのを、聞いたことがあります。

気づくと、目を逸らし、うつむいてたそうです。

逃亡者の心境とは、そんなもんかな…^_^;

それを、聞いた時、微笑ましくて、何だか笑ってしまったのを覚えています。

筒井康隆や、つかこうへいの、小説に登場しそうなキャラクターを持つ人でした。

恐らく、何か、そうとう深い事情があったはずです。

それは、間違いないことです。

恐らく、他にも、たくさん迷惑をかけてるはずです。



だから今も、僕は、彼を信じています。

それは、なんで…⁇⁇、でしょうね(*^^*)

飲み屋を、長年やってれば、飲み逃げなんてのは、何度も経験するし、飲み逃げしそうなタイプは、だいたい、その経験の統計で、だんだんと、表情から、わかるようになるものです。

^_^

でも、このお客さんだけは、それが当てはまらず、彼を悪人とは、どうしても、今でも、思えないのです。

それが、震災のあった年の御酉様だったと思いますが、たまたま、雑司が谷の大鳥神社を訪れ、その恵比寿様と、バッタリ遭遇したのでした。

あれまぁ~‼︎

なんと、◯◯◯◯さんは、恵比寿様と、なっていたのでした。

日本昔話、みたいです。

あの人こそが、実は、恵比寿様の化身だったに違いありません。

それから僕は、年に一度、こうして、恵比寿様に会いにきては、ニコッと、微笑みかけるのでした。

百倍返し(^.^)

期待してま〜す‼︎




僕は、そもそも、雑司が谷の街が大好きで、鬼子母神には、今も、よく参拝にきます。

この境内では、今年も先日、唐組の紅テント演ってました。

腰痛なもんで^_^;、最近は、その手の芝居は、すっかりご無沙汰しておりますが…

花園神社同様に、 鬼子母神もまた、そんな匂いのする場所のようです。

だから、この街の匂いが、僕は、好きなのかな?

そして、浅草や歌舞伎町みたいに、まだ、観光化されてないから、手書きの東京が残る、この街が、とても、愛おしく思えるのでした。



この神社は、豊島区雑司が谷にあり、元は同区の鬼子母神の境内に鷲明神として祀られていたそうです。

明治維新神仏分離のため現在の場所に移され、御祭神は日本武命(やまとたけるのみこと)相殿は食稲魂命(うかのみたまのみこと)

また地域の町おこしのために2010年に「雑司が谷七福神の会」が結成され、大鳥神社にも商売繁盛の神恵比寿様を祀ることになったそうです。

鬼子母神の境内社には、三杉稲荷神社があります。

昭和中期に首都高速道路の開通に伴い日ノ出町より移されたそうです。

9月には秋の例大祭があります。