今回のアメリカ大統領選でのトランプ勝利について、とある作家の、投稿記事を読み、その記事の内容が、あまりにも分かりやすく、僕がモヤモヤ思ってたことを、単刀直入に、代弁してあるので、トランプをさておいて、この作家に感動してしまいました。
=(^.^)=
そして、その記事を読みながら、改めて、これからの世界について、思うことをしました。
今回の大統領選では、アメリカだけが持つ、自浄作用が働いて、今のアメリカの姿勢を正すのではと、期待と予感を、していました。
結果として、その通りになったのですが、いかんせん、僕の頭の中では、それを、上手く説明できなくて、ただモヤモヤでした。
分析力と文章力は、鍛えて身につくのは、ある程度までで、その先は才能ですね。
テーマがおおきいと、なおさら…ですね。
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難しい言い回しや、固い言葉や、賢そうな例えで、表現するのは、実はとっても簡単なことで、同時に、逃げ道にもなります。
どう柔らかく、どう身近な言葉で表せるのかが、表現力なんですね。
伝えるってこう言うことなのだと、模範例を見せられた、気がしました。
はてさて…
トランプの勝利とは、これは、資本主義社会における、軌道修正するための、独占禁止法みたいなものだと思います。
アメリカは、いつも、行きすぎると、歯止めをかけるために、何かの作用が働きます。
それが、僕にとっての、アメリカの最大の魅力でした。
そんな国は、世界中で、アメリカだけだからです。
そんなアメリカが、ここ幾久しく、すっかり色褪せしてしまったことが、僕には、どうにも、腑に落ちませんでした。
アメリカは、ある意味、世界が見守る、実験国家だから、歴史がないからこそ、アメリカを、世界の中心として、演じさせているのだと思います。
アメリカ合衆国とは、それぞれの事情で、祖国を追われた民が、約束の地を信じて、辿り着いた者だけで、成立する国です。
移民=アメリカです。
その移民は、その大陸に暮らす理由のために、大陸で、穏やかに暮らす、先住民族を根絶やしにし、そこを、アメリカ大陸と呼び、国家としたわけです。
神道と仏教で育った、僕ら日本人からすると、アメリカ大陸とは、因果応報的に見れば、そんな罪深い土地など、とっくのむかしに、ばちが当たり、滅びているはずです。
ところが今日も、世界中の民族が、約束の地を求めアメリカ大陸に辿り着くわけです。
今日も、アメリカ合衆国の名の下に集まる、多くの移民が、アメリカに誓うわけです。
だから、アメリカとは、何でもありの、永遠に未完成な、自由主義の土地なのです。
アメリカは、いつも、人間が、狂気と背中合わせだと、教えてくれます。
だから、単語としての愛が、潤滑油として、人間には、どうしても、必要不可欠な単語だとも教えてくれます。
…
トランプが、アメリカにふさわしい、良き大統領だなんて、誰も思ってはいません。
でも、金と権力が、少数派に集中してしまったために、
アメリカの源流である、移民による、移民のための、移民による政治を取り戻すために、「Hillbilly」層が、いつまでたっても、本来のアメリカに戻ろうとしないことに、業を煮やして、それを、軌道修正するために、トランプを呼んだのだと思います。
これから、世界的なカントリーブームが、やってくるかもしれません。
つまり、都市部の、ごく少数のエリートが支配する社会から、脱却することを意味します。
そう言う意味です。
…記事より…
イギリスの急進的右派政党「イギリス独立党(UKIP)」を率いる、ナイジェル・ファラージ党首だった。
ドナルド・トランプの勝利が決した直後、イギリス時間の11月9日に、彼はBBCにこんなコメントを寄せている。
「負け犬たち(underdogs)が支配者層(the establishment)を打ち負かしたのだ」
さらにファラージは、こう続けた。
トランプの勝利とイギリスの「ブレグジット」は、どちらも同じ「負け犬の逆転劇」だった、この2つの重要な選挙戦の勝利によって、2016年は「政治革命の年」となったのだ、と。
…