アントニオ・マヌエル・デ・オリヴェイラ・グテーレス(ポルトガル語: António Manuel de Oliveira Guterres [ɐ̃ˈtɔnju ɡuˈtɛʁɨʃ]、1949年4月30日 -73歳 )は、ポルトガルの政治家。第114代ポルトガル首相、社会主義インターナショナル議長、欧州理事会議長、第10代国際連合難民高等弁務官を歴任した後、2017年から第9代国際連合事務総長を務める[1]。
日本の報道では「グテーレス」をグテレスとも表記するものもある[2]。
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健全な地球は、持続可能な開発目標(SDGs)
を達成するのに欠かせません。
しかしながら、生物多様性は未だかつてない驚異的な割合で失われており、その圧力はますます強まっています。
私たちは、自然が補充できるよりも速いスピードで資源を乱獲しています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、人と自然の密接な関係を改めて気づかせてくれました。
現在の危機は、より良い復興のための機会と言えます。
私たちは自然を保護し、生態系を回復させ、地球との関係においてバランスを取る必要があります。
その見返りの大きさは計り知れません。
生物多様性の喪失を回避することによって、人々の健康の改善や持続可能な開発の実現、気候緊急事態への対処が可能になります。
陸と海に存在する地球の遺伝的多様性を守るための解決策は存在します。
すべての人に、果たすべき役割があります。
鍵となるのは、持続可能なライフスタイルを選択することです。
誰もが、どこにいても、持続可能な暮らしを選べるようにしなければなりません。
そのためには、政府、企業、個人が各自の責任を果たすよう促す、より良い政策が必要です。
私たち皆が、変革のための運動に参加する必要があります。
今年、中国の昆明で開催予定の生物多様性条約締約国会議において、各国政府は新たな、野心的な世界的枠組みに合意する予定です。
私たちが自然を擁護することで、各国政府が担う使命を支援しようではありませんか。
そして、国際生物多様性の日を迎えるにあたり、私たち皆で問題解決に参加しようではありませんか。