世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

知ってると便利!ミウラ折り 折り方-3分ー#地図をミウラ折りー4分ー

2023-12-21 17:33:49 | 連絡
😀 
4,603 回視聴 2021/08/17


[便利]地図をミウラ折り―4分ー

・・・
😀 NASAとキリンビール缶チューハイ「氷結」の意外な関係#三浦公亮#東洋製罐2007年10月12日(イチカワ)
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/3b92751783c1c08ff9d9f49460bfae95

😀NASAで花開く日本の折り紙技術 (関西TV映像)
https://www.youtube.com/watch?v=IToM68zLjDw


😀 ミウラ折りとは#ミウラ折りの技術は宇宙でも大活躍
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/4362ff3114cc9f49edecf86d92f9aa2e

😀 日本の宇宙開発の歴史[宇宙研物語]「はるか/MUSES-B」有効口径8mアンテナの開発
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/71d6425071937bfcf5b5ee9db2bfdb2d




NASAとキリンビール缶チューハイ「氷結」の意外な関係#三浦公亮#東洋製罐2007年10月12日(イチカワ)

2023-12-21 17:09:43 | 連絡
アメリカ航空宇宙局、通称NASA。
ここで生まれた技術は、日常生活にかなり応用されている。
 例えば有名なのが低反発枕。スペースシャトルの打ち上げで、宇宙飛行士にかかる重力を和らげようと作られた素材がもとになった。
あと、搭乗員同士がワイヤレスで通信するための交信システムから、テレビリモコンなどのコードレス製品も生まれている。
NASAの高度な技術が身近なものにスピンオフすることは、珍しくない。

そのひとつが、缶チューハイ「氷結」などでおなじみの、側面がボコボコした缶だという。お酒とNASA、接点がなさそうな気がするけど……。
 この缶について、販売元のキリンビールに聞いた。
「これは“ダイヤカット缶”といいまして、確かにNASAの研究を応用しています。製缶メーカーさんが開発し、開けたときに氷のようにパキパキッと音がすることや、冷たさや爽快感あるデザインなどから、氷結にこの缶を採用させていただきました」
氷結は2001年に販売が開始。最近では、キリンビバレッジの缶コーヒー「FIRE」の一部でもダイヤカット缶が採用されている。
開発した製缶メーカー「東洋製罐」に、詳しい話を聞いた。
 「1960年代後半にNASAで行われていた、ロケットや飛行機などの強度研究がもとになっています 
三浦公亮(こうりょう)
三浦 公亮(みうら こうりょう、1930年2月23日 - )は、日本の航空宇宙工学者。専門は宇宙構造物の設計。東京大学名誉教授。東京大学宇宙航空研究所助教授、文部省宇宙科学研究所教授を歴任。
チューハイ缶などに使われている「PCCPシェル」や、地図や人工衛星のパネルの畳み方の「ミウラ折り」を考案したことで知られる。
  • 1963年 - コロンビア大学。
  • 1966年~1967年 - NASAのラングレー研究センターで、極超音速機の胴体の破壊の研究を行う。
東京大学宇宙航空研究所助教授、文部省宇宙科学研究所教授を経て、東京大学名誉教授。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三浦 公亮(みうら こうりょう、1930年2月23日 - )は、日本の航空宇宙工学者。専門は宇宙構造物の設計。東京大学名誉教授。東京大学宇宙航空研究所助教授、文部省宇宙科学研究所教授を歴任。
チューハイ缶などに使われている「PCCPシェル」や、地図や人工衛星のパネルの畳み方の「ミウラ折り」を考案したことで知られる。


主な業績[編集]

三浦が発見した「PCCPシェル」は、東洋製罐およびキリンによって「ダイヤカット缶」として実用化された。
宇宙科学研究所(文部省→JAXA)にて、宇宙構造工学を研究。
前述の破壊の研究において発見されていた「吉村パターン」を構造物に応用した「PCCPシェル」の提案や、実機のものとしては電波天文衛星「はるか」の大型アンテナなどの設計、また一般にも広く知られているものとしては、ミウラ折りの研究(小型宇宙プラットフォームSFU(宇宙実験衛星)の二次元展開アレイとして、実際に宇宙でも検証された)、などがある。
缶チューハイや缶コーヒーの構造として使われている「ダイヤカット缶」は、「PCCPシェル」の応用である。


さんという日本の方の研究で、“ミウラ折り”という物の強度を増す折り方を参考にしました。
その論文を読んだ当社の研究者が、缶に応用できないかと考えたんです」
 宇宙へロケットを飛び立たせるには、強度を保ちながら、ギリギリまで軽くすることが必要になる。当たり前だけど、普通は軽くなれば弱くなり、強くすれば重くなる。
これを実現させる難しさは、缶の世界でも同じだった。
軽量化でコストダウンを図りたいものの、それをすれば強度を下がり、もろくなる。そこで出会ったのが、三浦さんの考えた“ミウラ折り”だった。
ダイヤカット缶の試作品が完成したのは95年。
もとは氷結のようなアルミ缶のためじゃなく、FIREのようなコーヒー缶のために作られたという。
「氷結のようなアルミ缶はこれ以上薄くするのは難しいですが、コーヒーなどの缶は、ダイヤカット缶にすることで30%の軽量化が実現できます。
今はまだ設備の問題で、軽量化できていないので、材料コストを落とすのはこれからです」
 ダイヤカット缶の試作品が完成したのは95年。もとは氷結のようなアルミ缶のためじゃなく、FIREのようなコーヒー缶のために作られたという。
「氷結のようなアルミ缶はこれ以上薄くするのは難しいですが、コーヒーなどの缶は、ダイヤカット缶にすることで30%の軽量化が実現できます。
今はまだ設備の問題で、軽量化できていないので、材料コストを落とすのはこれからです」


ミウラ折りとは#ミウラ折りの技術は宇宙でも大活躍

2023-12-21 16:51:23 | 連絡
“ミウラ折り”は三浦公亮先生が考案した宇宙構造工学の研究に基づく、
小さな力で大きく開く折りの技術のことです。
この研究開発によりさまざまな商品が「ミウラ折り」として実用化され、
日々活用され続けています。

〇折り線がジグザグ、折り目が重ならない
通常の折りは、直線・直角に折れています。
「ミウラ折り」は折り線がジグザグでひとつひとつが平行四辺形になります。
ジグザグになることで折り目が重ならなくなり、開閉時に紙に負担がなく、破けにくくなります。
この技術を商業利用として開発し、現在は会社案内・商品カタログ・MAP・観光情報・レジャーシート・サンシェードなど多角的に実用化が進み、世の中に貢献できるようになりました。
〇ミウラ折りの技術は宇宙でも大活躍
1994年に打ち上げられた「宇宙実験・観測フライヤ」で太陽光パネルの開閉にミウラ折りが採用され、見事に成功しました。
宇宙実験・観測フリーフライヤ(英語: Space Flyer Unit、SFU)は、科学技術庁宇宙開発事業団 (NASDA) 、文部省宇宙科学研究所 (ISAS)、通商産業省新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) 、無人宇宙実験システム研究開発機構 (USEF) が共同で開発した回収・再利用可能な宇宙実験・観測システムである。
現在は東京上野の国立科学博物館にて展示公開されている。

2005年ハーバード大学の研究チームによって、蝶の羽化前の羽など、自然界にも「ミウラ折り」が存在することが突き止められました。
セイヨウシデの若葉など、木の葉などが、芽の状態の時にはミウラ折り状に折りたたまれております。
自然界でも少ないエネルギーで効率よく開ける形がミウラ折りと同じ構造と考えらています。
〇三浦公亮先生からのごあいさつ
「ミウラ折り」は、多角的な視点から
広がりを見せております。
宇宙の展開構造物、折り紙、地図、マイクロメディア、生物学との関係も取り上げられております。
「ミウラ折り」についての情報をより多くの方に提供すべく、情報拠点として提供できればと考えております。
  • 標準的な知識を提供すること
    「ミウラ折り」は非常に多くの情報がWEBに存在しますが、それらの情報を標準的な知識として提供していきます。

  • 「ミウラ折り」の文献は、広い分野に分散しています。特に古い文献は、ミウラ折りという通称では検索できないこともあり、検索も入手も困難でした。今後はこの情報も提供できるように考えております。
  • 関連する製品や設計について、情報を提供すること
    「ミウラ折り」の新しい製品化や新しいアイディアに対し、知識や研究成果を提供できると考えております。さらに、関心のある方々のご協力により、魅力あるサイトに作り上げたいと存じます。
三浦 公亮Kouryou Miura
1930年東京生まれ(93歳) 東京大学工学部卒業
東京大学宇宙航空研究所、文部科学省宇宙科学研究所で宇宙構造工学を研究。
数多くの人工衛星・惑星の開発設計に関り、新しい宇宙構造物の発明と宇宙での構築を実現し「宇宙の建築家」と呼ばれる。








鏡面膜のピロウ変形#谷澤 一雄#三菱電機株式会社鎌倉製作所 (1998-11時点) #西村 純#神奈川大学工学部経営工学科 (1996-05-05時点)

2023-12-21 16:36:06 | 連絡
鏡面膜のピロウ変形
谷沢 一雄
三菱電機鎌倉製作所機械技術部

西村 純
神奈川大学工学部経営工学科
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西村純氏略歴
1927年 東京に生まれる(96歳)
1948年 東北大学理学部物理教室 卒業  理化学研究所仁科研究室 助手
1950年 神戸大学文理学部物理教室 助手
1956年 東京大学原子核研究所 助教授
1966年 東京大学宇宙航空研究所 教授
1981年 宇宙科学研究所 教授1
988年 宇宙科学研究所 所長
1992年 神奈川大学 教授
1997年 山形工科アカデミー 学校長
「西村純氏ロングインタビュー
第1回: 高校時代まで」#天文月報 2016 年 2 月、#高 橋 慶太郎#熊本大学大学院自然科学研究科
https://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/2016_109_02/109_129.pdf
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日本航空宇宙学会誌 44 (508), 291-298, 1996


タイトル別名
  • Pillow Deformation of a Mesh Reflector.
  • キョウメン マク ノ ピロウ ヘンケイ
  • We present in this paper an analytic solution for the pillow deformation of the deployable mesh antenna which is segmented into a regular convex polygon by the cable net. We treat this problem by using both the methods of power series expansion of the complex variables and of Fourier analysis, in which we take into account the self-consistent boundary condition of the mesh on the supporting cable. 
  • 本稿では、ケーブルネットによって正凸多角形に分割された展開メッシュアンテナのピロー変形に対する解析解を提案する。 この問題は、複素変数のべき級数展開とフーリエ解析の両方の方法を使用して処理され、支持ケーブル上のメッシュの自己矛盾のない境界条件が考慮されます。

  • Using this solution, we find that the magnitude of the pillow deformation of the regular polygonal facets is directly proportional to the square of the side length of the facet and the reflector curvature, and is an increasing function of the ratio of the tension of the mesh and cable. We also derive the approximate formulas for the pillow deformation and the best-fit surface error from the ideal parabola for the case of triangular and rectangular facets. 
  • この解決策を使用すると、正多角形ファセットの枕変形の大きさは、ファセットの辺の長さの二乗とリフレクタの曲率に正比例し、メッシュの張力の比率の増加関数であることがわかります。 そしてケーブル。 また、三角形および長方形のファセットの場合の理想的な放物線から、枕の変形と最適表面誤差の近似式を導き出します。

  • We performed the numerical evaluation of the solution, and discuss the applicability of above mentioned approximate formulas. The analytic solution here derived gives us the basic and quantitative ideas of the pillow deformation and is useful for the quick numerical evaluation of the pillow deformation.
  • 解の数値評価を行い、上記の近似式の適用可能性について議論しました。 ここで導出された解析解は、枕の変形の基本的かつ定量的なアイデアを与え、枕の変形を数値的に迅速に評価するのに役立ちます。


日本の宇宙開発の歴史[宇宙研物語]「はるか/MUSES-B」有効口径8mアンテナの開発

2023-12-21 15:57:37 | 連絡
〇有効口径8mアンテナ収納:「はるか/MUSES-B」科学探査衛星打ち上げ前の地上試験模擬試験


〇有効口径8mアンテナ展開:「はるか/MUSES-B」科学探査衛星打ち上げ後の軌道上の模擬試験


世界で初めて軌道上で展開に成功した8mアンテナの開発は、大変難しい局面を何度も乗り越えなければならなかった。
このアンテナ開発は、プロジェクトマネージャーの廣澤春任のもと、高野忠、名取通弘の両者が担当した。
実際の設計・製作は三菱電機(株)と日本飛行機(株)で、三菱電機の責任者の三好一雄は、大変苦労した点を次のように語っている。
 ──このアンテナは三浦公亮先生の考案された ケーブルテンショントラス構造というものを使用しています。
形状近似誤差を小さくするため、1辺20cmほどの三角形状のケーブルで金属メッシュの反射面を支持しており、ケーブル総数は約6,000本になります。
これらがすべて理想的な長さででき、伸び縮みがなければ、各接点は理論通りの鏡面を形成します。
しかし、現実には製造誤差があり、張力の変化、温度変化などによる伸び縮みで、理想鏡面からのずれが生じます。そのため、背面側のケーブル(これもテンショントラス構造)と接続しているタイケーブルの長さを調節することにより、鏡面精度を追い込む構造となっています。
 (中略)テンショントラス系は剛性の高い太いケーブルを高精度の治具を用いてできるだけ正確に作り、強固で精度の高い構造を作ります。
この間を細分化するケーブルネット系は剛性の低いもので、タイケーブルによる調整が容易にできるようにし、張力も低く抑えてマストにかかる力を低減しました。
このような複合構造とすることにより、何とかケーブル系で鏡面を形成する解を見いだしました。
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鏡面膜のピロウ変形#谷澤 一雄#三菱電機株式会社鎌倉製作所 (1998-11時点) #西村 純#神奈川大学工学部経営工学科 (1996-05-05時点)
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/ce5d5e9a126d3fa0d59643216f9d195e
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このアンテナの最大の難関はケーブル絡み防止でした。
 見るからに絡みそうな多数のケーブルを持つアンテナをどうやって無事展開させるか、いろいろアイデアは出たものの結局は試験をやりながら試行錯誤で作り出しました
そして、(1)跳ね上げ式保持プレート、(2)背面メッシュ、(3)順次展開方式、を採用しました。──(三好)
また、高野は、次のようにも語っている。
──ちょうど設計時期に、NASAから木星探査機Galileoが打ち上げられましたが、その展開アンテナは簡単な機構にもかかわらず、展開できませんでした。──(高野)
その原因は骨組みにケーブルが絡まったためで、その教訓から
──伸展マストに、収縮機構を入れました。
開発の初期に、展開モデルを作り、展開試験をしたところ、ケーブルが引っ掛かるため10回やっても一度も成功しませんでしたが、この収縮機構の対策のおかげで、ほぼ100%開くようになりました。
その段階で公開して見ていただいたわけですが、大部分の人の反応は「これは、開かないのではないか」でした。そのくらい難しいことだったのです。──(高野)